私達はミヤコさんと社長の代わりに新生B小町のプロデューサーを請け負ったヘビクラ・ショウタという男性と対峙している。
彼は掴み所のない飄々としている立ち振舞いの目立つ人物だと邂逅して直ぐに理解した。それは、なぜか?私のママを口説いているところを見たからだ。
いくらママが子持ちだと伝えても「それもまた面白い。……さて続きは夜明けのコーヒーを飲みながら」とママの肩を掴もうとした次の瞬間、
どうなってるのこれ?
私は困惑しながら取っ組み合いをやっている三人を見詰めているとミオたんが「ウルトラさん曰く『あの二人は宿命のライバル』だってさ。すごいよね、次元すら越えて戦おうとしてるんだよ?」と教えて貰った。
「とりあえず、三人とも落ち着け!」
そう怒鳴ると日本刀や丸のついた剣、なぜかデンガッシャーを構えている
「貴方の事情は何も知らないけど、このヘビクラさんは私達のプロデューサーをやってくれる人です。まだ会って一時間も経過してないけど、ケンカするのはやめてください」
「ルビー、落ち着いて聞いてくれ。このヘビクラ・ショウタっていうやつは美女と認識したらところ構わず口説き落とそうとするクソ野郎なんだ」
「「「それは
「…アクアも…いっしょ…」
私達の反論にビックリする
「……ああ、やっぱりそうだ。ずいぶんと大きくなったんだな、理子ちゃん。確か沖縄で地球を守ったときに会ったよな」
そう言うと理子さんの隣に腰掛けると「お母さんは元気にしてるか?」とか「ベリアルは普通にしてるか?」なんて聞きまくっている。というか、理子さんの知り合いなんですね。
「……クレナイガイ…」
「おお、思い出してくれたか!そう、俺はクレナイ・ガイ宇宙をさすらう無敵の風来坊だ。いやーっ、十なん年ぶりだ?」
この人、あれだ。
自分の思出話になると饒舌になっちゃう人だ。
そんなことを考えているとヘビクラさんが「やれやれ。こいつのせいで大事なミーティングが台無しだ」とつぶやき、そのままゆっくりと煙のように消えてしまった。
しかし、テーブルにはしっかりと企画書を置いていっている。…………なに?この宇宙人と歌おうって謎の企画書なのかも分からないやつはなんなの?明らかに私達の予想を越えてるし、デビューして直ぐに宇宙進出とか規格外すぎるでしょうが。
え~っとエンペラ星人を讃える会は保留にするとしてウルトラマン交流会は受けるべきだ。こういうのぅてウルトラさんが聞きに来そうだから下手に断れないのよね。