「だれかころしてくれぇ…」
そう懇願する佐藤社長。
そんな佐藤社長を見てゲラゲラと楽しそうに嗤うヘビクラP、ウフフと愉快そうに嗤うミヤコさん、ちょっと二人にドン引きするアクアとルビー、クレナイDは困惑している。
まあ、そうなるよね。
というか、触れられるだから生きてるって考えなかったのかな?と疑問に思いながら佐藤社長に私は平行世界の人間だと説明する。
宇宙を背負ってるね、ウケる。
私はクスクスと笑いながら佐藤社長の肩に手を添えて、過去一番の最高の笑顔を見せてあげる。どこか期待に満ちた顔で私を見上げる佐藤社長。
「どんまい!」
「く、くそったれえぇぇぇ!!」
「ハッ、逃げるやつが悪いね。少しはミヤコの気持ちも考えてやれば良かったんだ。なあ?」
「ああ、そうだ。シングルマザー、それも二十代になったばかりのミヤコ社長に子育てを押し付け、自分だけ逃げたのは許されないぞ」
そう畳み掛ける二人に何も言い返せず、しょぼくれる佐藤社長にミヤコさんが「今度から気を付ければいいのよ」と慰められている。
まったく、そういうところはミヤコさんもアマアマだな。と、私は思ったりしながら今後の生活について説明する。まず私は永住することはできない。そういう決まりのようなものがあるからだ。
「……そっか」
「ルビー……」
「そこでっ!」
私はヤプールさんの作ってくれた『
「私は星野アイ!」
「私も星野アイ!」
「「私が貴女で!貴女が私で!ウィーアー!ヤプールさんやゼットンさんとの超協力プレーでみんなのアイドルの完全復活だぜぇ!!☆」」
私達はキャーキャーと喜んでいるとアクアが幸せそうな表情で倒れた。涙や鼻水、よだれを垂れ流しながら「お゛れ゛い゛ぎででよ゛がっだあ゛ぁ゛ぁ゛!!!」と感涙しているのだ。
ルビーもルビーで泣いちゃってる。まったく高校生になっても、まだまだ子供なんだから。あとカミキヒカルは後方父親面してるけど、まだ二人に許されてないの知ってるからね?
「私が帰るけど、私は残る!」
「私は残るけど、私が帰る!」
「「もう安心してね、二人とも」」
絶対に悲しませたりしないよ、私のかわいいかわいい大切な子供たち。どんなことがあっても離れたりしないからママと一緒にいようね。
「じゃあ、帰るか」
「ガイ、せめて空気は読めるようになれ」
うん、それには激しく同意するね。