とりあえずざっくりとした世界観についての説明回です。
「・・・・・俺?」
???「そう、君だよ。時田渡君。」
意味がわからなかった。欲しいのが俺?冗談も良いところだ。
俺は同じクラスの奴らみたいに、何か勉強ができる訳でもなければ、
運動に秀でているわけでも無い。
「そんな俺の、どこに欲しがる要素がある?」
そう言うと、奴は少し考え込むようにして、言った。
???「そう。そんな君が良いんだよ。君は『ウチ』とよく似ているからね。」
「??????????」
???「そんな宇宙猫みたいにならなくても良くない?」
いやなるだろ。だって俺とお前が
「似ている?」
???「ああ、勉強ができず、運動も同じく、だが『ハッピーエンド』を好んでいる。だろ?」
なかなかに失礼だが、間違ってはいなかった。だがここでふと疑問が湧く。
「どうやって調べた?」
???「それはだねぇ・・・・ウチの「****様!!!!」どうやら来たようだ。ウチの優秀な諜報員がね。」
そう言うと、奴の後ろからもう1人現れた。
顔は見えないが、声が高いのとフードから覗く髪が長く蒼いので女性だろうか?
???「悪いね、みっちゃん。君にとってかなり危険なところにまで出向かせて。」
???「いえ、あの時、貴方様に拾って頂けなければ、とうに朽ちていた身、ですので・・・・」
???「そう言うのやめてって言ってるじゃん。ね?」
???「これは、失礼致しました。して、この者は?」
???「ウチがスカウトしてきた人材だよ。あ、そうそう、後でちょっと彼と研修にも行くからその準備お願いね?」
奴がそう言うと彼女は首を傾げ、
???「了解致しました。ですが、あの2人は一体どこに・・・・?」
???「あの2人は、ちょっと別件で出張ってもらってるからさ。今は君だけなんだよ。じゃあさっきの、お願いね?」
???「了解しました。それでは、失礼いたします。」
そう言うと、彼女は現れたとき同様一瞬で消えていなくなった。
「彼女は?」
???「ちょっと孤児だったのをたまたま発見して、保護した子だよ。ちょっとあの髪の色とかで、親とかとトラブったらしくて、ね?」
どうやら相当重い事情らしい。
「ところで、その親は?」
???「あぁ、その親はね???「オレガ喰っちまったよ!」はやない?ウチまだ喋ってたんだけど?」
奴が説明しようとした途端、奴の首筋から液体のようなものが出てくると、顔を作り上げた。黒目のない白一色の目、凶暴そうな歯、紺色の液体のような体、その特徴に当てはまる生物といえば、アイツしかいない。
「・・・シンビオート?」
そう言ったが、内心無いだろうと思ったよ。だけど、奴の次の返答はある意味予想できたものだった。
???「やっぱり、知ってるんだね。まぁ、
???「コイツはウチと共生しているシンビオートの内の
???「まぁ、オカゲサマで全然クイタリネェケドナ!」
???「普段からチョコたらふく喰いまくってる奴らが何言ってんの?」
喋った。すごい喋ってた。え?ちょっと待て訳がわからん。いや、さっきまでの出来事もわからんけど、余計わからなくなった
???「ちょっとサウンド〜お前が喋るの早すぎたせいでまた宇宙猫になってんだけど〜」
サウンド「お前が説明するのオソイからダロ!テイウカ、チャント説明シタノカ?名前トカ」
???「うわ、倫理観がウチよりイカれてるヤツに正論吐かれんのなんか屈辱・・・・」
???「まぁでも、話してなかったのはウチだけどさ、まぁ、話しておくか。どちらにしろ君には一応ちゃんと話しておくべきだしね。」
そう言うと奴は一呼吸置いてから話し始めた。
???「私は、まだ
ようやく名前出せた・・・・
え?名前なんざ載ってないって?
これには一応訳があるのですが、それについては活動報告と次回に・・・
世界観の説明回とか言っておきながら全然説明なかったな。