・・・・・?なんて言ったんだ?聞こえなかった。
そう思うと奴にも筒抜けだったようで、
「やっぱ無理かーいけるか?と思ったんだけどなー」
どうやらあまり期待をしてはいなかったらしい。
「どう言うことだ?」
と聞いてみると、案外あっさりと答えてくれた。
「いや、まあ、別にこの名前でなくても良いからね、うん、
まぁ、とりあえずウチのことは、『マグナ』とでも
呼びたまえよ。」
と言ってきたので、そう呼ぶことにする。それじゃあ、気を取り直してさっきの疑問に答えてもらうか。
「なぁ、さっき「俺でないとダメ」みたいなことを言ってたけど、なんでなんだ?」
マグナ「うーん、その話をするにはかなーり長くなるけど良い?」
もうここまで来たらヤケだ。なんでも聞いてやる。
「ああ、分かった。」
マグナ「オk。じゃあ話すけど、君ってさぁ、『マルチバース』、『ヒューム値』、『現実改変』。ここら辺に聞き覚えはある?」
ヒューム値?現実改変?マルチバースは聞いたことがあるけど、後の2つは聞いたことが無い。そう伝えると、奴はまるで分かっていたように話し始めた。
マグナ「ヒューム値は現実の強さ、現実改変はそのヒューム値によって成り立つ、
現実を書き換える?何を言ってるんだコイツは。
マグナ「やっぱ信じてないね?まあ確かにわかるから、簡単なやつを見せあげるよ。」
そう言うと奴は食べかけのどら焼きを皿に乗せて指を鳴らした。
そしたら突然、皿の上のどら焼きがケーキに変わった!
「!?」
マグナ「お、信じてくれたね?」
驚く俺を見て満足そうにそう言うと奴はケーキを食べながら話を続けた。
マグナ「んで話を続けるけど、この能力の厄介なところはわかるかな?」
厄介?そんなもんじゃあ無いだろう。むしろ厄災のようなものだ。だってその能力があれば、
「どんな犯罪を犯すこともできる・・・・・・!」
マグナ「Exactly(その通りでございます)」
そう言うと奴は話始めた。ていうか、話長くないか?
マグナ「長いのはご愛嬌ってことで・・・・・・」
どうやら聞こえてたらしい。
マグナ「まぁ続けるけど。」
続けるんだ。
マグナ「現実改変って使いようによってはどんな犯罪にも使えるけど、上手く使えば凄いこともできるんだよ?例えば、物語を『ハッピーエンドにまで導いたり』、ね?」
「じゃあ、それがお前の目的か?」
マグナ「できればマグナって呼んで欲しいんだけど・・・・・・まぁ
半分?どう言うことだ?
マグナ「そ。物語をハッピーエンドにまで導くのは2番目の優先事項かな?」
「じゃあ、1番は何だ?」
そう言うと奴は少し笑みを浮かべ話した。
マグナ「私の目的は、この能力を使って
ようやくはっきりとした名前出せた・・・・
あと主人公2ことマグナの目的もかけたので、あと数話でこのプロローグ
も終わります。マグナについては、活動報告欄にて載せますのでよろしくお願いします。