ドSの友人が作った改造ポケモンの世界に入ってしまった~逆回りから始めさせられて阿鼻叫喚の連続です~   作:カイガ

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過去編⑥

 

『ヒトカゲは集中力を高めている』

 

 積み作業が終わったところでヒトカゲはきあいパンチを選択。プラスパワー3回使ったから、火力はかなりあるはず。

 

『オニドリルを激しい光が包む!』

 

 とここで相手はゴッドバードを選択!1ターン目は溜めとなるから、攻撃されない。つまりこっちのきあいパンチが成功するということ!

 

『ヒトカゲのきあいパンチ』

 

 決まったぁ!一発で赤ゲージまで削りきったぁ!いいぞ!次の一撃はひのこで倒せそうだ!

 

『オニドリルのドリルくちばし』

 

 相手の攻撃当たってしまった。しかしディフェンダーでぼうぎょを上げてるため、ダメージは半分もいかなかった。

 

『ヒトカゲのひのこ』 『オニドリルは倒れた』

 

 返しのひのこでオニドリルをようやく倒せた!やっとこれで一匹目だ。相手はまだ3匹ポケモンが残っている……残りは全員雑魚だと良いんだけど………

 

『ジムリーダーのオーキドはセレビィをくり出そうとしている』

 

 そんな易しいゲームじゃねーよなこれは!てかセレビィ!?マジかオーキド、幻のポケモン持ってんのかよ!

 交代する意味も理由も無いのでそのままヒトカゲを続投する。そして本当にセレビィが出てきた。レベルは29、こっちが圧倒されるようなレベルではない。むしろ弱点が突ける意味ではこちらが有利まである。

 セレビィのタイプはくさ・エスパー。きあいパンチは効かないがひのこなら刺さるはずだ。炎弱点を突いて早く倒してしまおう。

 

『セレビィのげんしのちから』 『こうかはばつぐんだ!』

 

 相手はこちらのヒトカゲ対策として、岩技を撃ってきた。ディフェンダーのお陰でダメージはそんなに入ってないが、追加効果が怖い。げんしのちからは10%確率でHP以外の能力値が1段階上昇する。

 幸いこのターンでは相手は10%引かなかったので一安心。でこちらのひのこだが、スペシャルアップを積んでた分けっこうダメージが入った。いいぞ、さすがはドーピングアイテム、二個以上使えば十分に強くなる。

 

 ここでバクラは体力管理するべくヒトカゲにキズぐすりHPを回復した。

 

『セレビィのやどりぎのタネ』

 

 このターンのセレビィは補助技のやどりぎを打ってきた。当たってしまい、セレビィの体力が回復してしまった。さっきまでは次のひのこで仕留められそうだったのが、これでは怪しくなってしまった。

 

『セレビィのげんしのちから』 『しかしセレビィの攻撃は外れた』

『ヒトカゲのひのこ』 『こうかはばつぐんだ!』

 

 相手の攻撃が外れてこちらの攻撃が当たるという最高の展開を引いた!しかし思った通りこのひのこでセレビィを倒すには至らなかった。

 そしてやどりぎによって体力がまた少し回復してしまう。しかし目視で次のひのこで倒せそうだ。ヒトカゲのHPはまだ余裕だ。

 

『セレビィのげんしのちから』 『こうかはばつぐんだ!』

 

 当たってしまった。

 

『セレビィのこうげきがあがった』

『セレビィのぼうぎょがあがった』

『セレビィのすばやさがあがった』

『セレビィのとくこうがあがった』

『セレビィのとくぼうがあがった』

 

 うわぁああああ、原子力の追加効果を引きやがったぁ!ズルいよそれぇ!能力値上げるとかさぁ!うわー、これ倒せる?次の一撃で倒せるぅ?

 

『ヒトカゲのひのこ』

 

 急所こい!急所引けぇ!!

 

『こうかはばつぐんだ!』 『セレビィは倒れた』

 

 よ、よっしゃあ!急所じゃなかったけど倒せた!これもしかして乱数?いずれにしろ幸運を引いたかもな。何にせよこれで二匹目撃破だ!残り二匹。

 

『ジムリーダーのオーキドはヒトカゲをくり出そうとしている』

 

 何?ヒトカゲだと?オーキドの奴そんな一般ポケモンも使ってくるのか。バクラはここでを!うゃあに交代した。やどりぎの効果を消す為だろう。同時に今まで積んだ効果は消えてしまったが。

 

 オーキドがくり出したヒトカゲは、こちらのヒトカゲとレベルは大差無い。こちらのラプラスに対し使ってきたのは、

 

『相手のヒトカゲは集中力を高めている』

 

 何と相手のヒトカゲもきあいパンチを覚えているようだ。このターンこちらが選択した技はあやしいひかり。相手のヒトカゲは混乱する。

 しかしこのターンヒトカゲは自覚を発揮して、きあいパンチを当ててきた。を!うゃあは耐えるはずもなく瀕死に。再びヒトカゲに交代。

 

『相手のヒトカゲは集中力を高めている』

 

 相手はまたきあいパンチを選択してきた。こちらはかげぶんしんで回避率を上げる。混乱もしてる分、相手の攻撃の成功率はこれでグッと下がるはず。

 しかしこのターンも相手は自覚を発揮して、きあいパンチを当ててきた。こちらのヒトカゲのHPが半分近くまで削られる。

 ここでバクラはキズぐすりで一旦回復。その間相手のヒトカゲは自傷してくれた。

 

 次のターンも相手のヒトカゲはきあいパンチを選択していた。何だ?あのヒトカゲもしかして気合パンしか覚えてないとか?

 バクラも妙に思ったのか、ここはかげぶんしんではなく普通に攻撃してみた。相手は集中力を途切れて技を失敗した。

 

 次のターンも。その次のターンも。相手はひたすらきあいパンチしか使ってこなかった。

 

 勝ったな。これはひっかくかひのこを打ってるだけで勝てるわ。なるほど、たまになのかもしれないけど、こういうサービス敵も存在するのかもな。

 

 それからも相手のヒトカゲはきあいパンチしか打ってこなかったので、こっちはひのこかひっかくを連打するだけでよかった。

 

『相手のヒトカゲは倒れた』

 

 時間はかなりかかったが相手のヒトカゲも撃破!いいぞいいぞぉ!勝利は目前だ!相手は強いけど、こうやって攻略法がちゃんと用意されてる気がする。まぁ今回は運も絡んだバトルだったけどな………。

 

『オーキドはカイリューをくり出そうとしている』

 

 オーキドのラストのポケモンは、なんとカイリューだった。図鑑ナンバー149のラスト手前のポケモンだ。ドラゴン・ひこうタイプで能力値も高い。

 そういえばオーキドの手持ちって、ヒトカゲ以外はみんな氷が弱点のパーティだな。だからフリーザーに負けてたのか、納得。

 

 そんなこと考えてるうちにオーキドはカイリューレベル33をくり出してきた。進化前のハクリューがカイリューに進化するレベルは55だったはず。つまりこのカイリューは完全に改造個体ってことになる。

 相変わらず不正ポケモンを使うゲームだな!まあレベル55出てくるよりはましか―――

 

『カイリューのはかいこうせん』

 

 って、あああああ!はかいこうせんはマズイ!威力150の最強技だ!やばい、ここまできて負け―――

 

ヒトカゲ HP13/72

 

 た、耐えてくれたあああああ!よし、次のターン相手は動けなくなる。今のうちにまた積み―――

 

(はかいこうせん二回目) 『ヒトカゲは倒れた』

 

――――――は???

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