トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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間違った考えを持っているエイシンフラッシュを矯正します


エイシンフラッシュ

 

 

 

 

 

今日は、珍しいウマ娘が訪ねてきた・・・

 

フラッシュ

「大将さん、一番効率が計算しやすい、減量方法を教えてください!」

 

大将

「そんなもん有るか~!!」

 

「世の中、何でも計算で乗り切れるほど甘くないんだよ!」

 

フラッシュ

「何故ですか!!現に、私は今まで全て計算してやってきました!」

 

大将

「なら、今まで自分で計算してきて全部上手くいったのか?」

 

フラッシュ

「当然です。今まで、トレーニングは全て計算に基づいてやって来ていますので」

 

大将

「なら、計算でレースに勝てたのか?」

 

フラッシュ

「それは・・・」

 

大将

「だろうな・・・勝負に計算なんて、当てにならないんだよ」

 

フラッシュ

「そんな事は有りません!!」

 

大将

「なら、実戦で証明してみせろよ」

 

「お~い、シチー・ドーベル、ラモーヌ」

 

シチー

「呼んだ?」

 

ドーベル

「何か有った?」

 

ラモーヌ

「何かしら?」

 

大将

「今日の午後は、トレーニング有ったりする?」

 

シチー

「今日は、誰かと併走しようと思ってるけど?」

 

ドーベル

「午後は、新しい漫画の下書きしようと思ってるよ」

 

ラモーヌ

「今日は、趣味の絵を書こうと思ってるわ」

 

大将

「午後に、中距離の模擬レースでエイシンフラッシュを引き離して圧勝してきなさい。お礼は、3人それぞれ一個だけお願いを聞いてあげるから」

 

シチー

「そのお願いは、エッチな事も有り?」

 

ドーベル

「デートは有り?」

 

ラモーヌ

「ヒロ君の真剣に柔道をしている所を見せて欲しいわ」

 

大将

「エッチな事はダメ」

 

「デートは、良いでしょう」

 

「再来週に柔道の大会が有るから、その時に見に来なさい」

 

シチー

「なら、デートって事で」

 

ドーベル

「それじゃあ、勝負服に着替えてこないとね」

 

ラモーヌ

「最近、勝負服を新しくしたのよ。ヒロ君にお披露目しないとね♪」

 

フラッシュ

「全ては、計算上の理論で私が勝つルートは見えています」

 

大将

「まぁ、スグに分かるさ」

 

 

 

トレセン学園 レース場・・・

 

シチー

「トレーナー、悪いけど全力で走るから。当分の間のレースの予定は、また考えるから」

 

シチーのトレーナー

「何があったかは聞かないけど・・・走る以上は、全力で行ってらっしゃい」

 

 

ドーベル

「ごめんトレーナー・・・私、この模擬レースだけは負けたくないんだ」

 

ドーベルのトレーナー

「その目は本気だね・・・思いっきり走って来なさい」

 

 

ラモーヌ

「トレーナーさん、私の本気の走りが見たいって言ってたでしょ?」

 

ラモーヌのトレーナー

「まさか、いきなりラモーヌの全力が見れるとは思わなかったわ。データは採らせてね」

 

ラモーヌ

「えぇ。愛に生きるメジロのウマ娘の本気を見届けてね」

 

 

 

模擬レースは、日本ダービーやオークスと同じ・・・2400mだ

 

出走するのは、ゴールドシチー・メジロドーベル・メジロラモーヌ・エイシンフラッシュの4名だ・・・

 

脚質は、シチー・ドーベル・ラモーヌは・・・先行と差しを得意とするウマ娘だ・・・

 

エイシンフラッシュも差しを得意とするウマ娘だが・・・シチー達と比べると、明らかに地力が違う・・・

 

 

今回の模擬レース・・・最初からシチー・ドーベル・ラモーヌの勝ちが最初から決まっている・・・

 

 

 

 

模擬レースは、始まり・・・エイシンフラッシュは、地力が足りない為・・・シチー・ドーベル・ラモーヌ達に追いつけない状態でレースが進んでいく・・・

 

第4コーナーを周っても、差は縮まらず・・・エイシンフラッシュは、8馬身の差を付けられて惨敗した・・・

 

 

フラッシュ

「何で・・・計算上では、上手くいくはずなのに・・・」

 

大将

「コレが現実だ。真剣勝負に計算なんて役に立たないんだよ」

 

フラッシュ

「そんな事は有りません!!レースは、様々な状況が重なって進行していきます!」

 

「私は、様々な状況を考慮してレース展開を組み立てています!」

 

大将

「シチー・ドーベル・ラモーヌ・レース中に計算とかしてたか?」

 

シチー

「そんな事する訳ないじゃん。面倒くさい」

 

ドーベル

「相手の動きと、何処を走るのが一番良いかは考えてるよ」

 

ラモーヌ

「前を走っているウマ娘の動きしか見ていないわ。後は、自分の直感ね」

 

大将

「コレが現実だ。G1レースを優勝しているウマ娘は計算は殆んど当てにしてないんだよ」

 

 

 

東条トレーナー

「模擬レースをしてるって聞いて来てみれば・・・随分と本気で走ってたのね」

 

ルドルフ

「ラモーヌが、本気で走っているのは久しぶりに見たね」

 

ラモーヌ

「あら、私だって本気で走る時だって有るわよ」

 

シャトル

「ドーベルの本気の走りは凄かったデ~ス!」

 

ドーベル

「私だって、本気で走るから」

 

フジ

「シチーの走りも凄かったね」

 

シチー

「まぁ、今回のご褒美がね・・・絶対に譲れないから」

 

東条トレーナー

「それにしても・・・エイシンフラッシュが、担当トレーナーから担当を外された噂は本当だったのね」

 

エイシンフラッシュは、自分の計算に裏付けされたトレーニングとレースを頑なに優先したので・・・これまでも何人かのトレーナーから担当を外されてきた経緯があるそうだ・・・

 

大将

「トレーニングで、計算なんて当てになるかよ。トレセン学園のトレーナー達は、難関試験を突破してトレーナーになってる」

 

「親がどんなに有名なウマ娘でも、実戦と経験に裏付けされたトレーナーの手腕と、完全独学のウマ娘の持論なんて比較する必要すら感じないだろ」

 

ルドルフ

「エイシンフラッシュ・・・君は、トレセン学園に何をしに来たんだい?」

 

フラッシュ

「それは・・・強いウマ娘になって、G1レースを勝つために・・・」

 

ブライアン

「あの程度のレースしか出来ないのにか?」

 

アマゾン

「アタシ等は、自分達じゃ無理だからトレーナーに教わってるってのに・・・」

 

エアグルーヴ

「少々、努力の方向性を間違えているようだな」

 

ハイセイコー

「何々?何話してるの?」

 

大将

「おぉ、丁度良い所に・・・ハイセイコー、ドトウの調子はどんな感じだ?」

 

ハイセイコー

「絶好調よ♪今は、切磋琢磨する為に他のチームの子達と練習しているわ」

 

「最近は、ドトウちゃんも私から少しずつ離れて、立派になって来てるわよ♪」

 

大将

「なら、当面の間はフリーか?」

 

ハイセイコー

「そうね。今は、トレーナーの居ない子を面倒見てあげたりしてるわ」

 

大将

「なら、丁度良い・・・エイシンフラッシュの面倒を見てくれ。根本的に間違ってる」

 

ハイセイコー

「へぇ~・・・私、結構間違ってる理論派・計算派タイプの子を矯正するの得意なんだよね~♪」

 

「結構、厳しくいくからよろしくね♪」

 

フラッシュ

「・・・ヒッ!」

 

ハイセイコーは、普段は凄く優しく教えてくれる良いトレーナーだが・・・根本的に間違っているウマ娘に現実を分からせる時は、かなりのドSになる・・・

 

ハイセイコーのドSモードを体感したウマ娘は、数週間後には至極真っ当なG1レースを勝てるウマ娘に成長できる・・・相当恐いけどな

 

 

 

数週間後・・・エイシンフラッシュは、間違っていた考えを捨てて・・・立派なウマ娘に生まれ変わった・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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