トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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凱旋門賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近い内に、フランスで凱旋門賞が行われる・・・今年は、エルコンドルパサーが参戦するらしい・・・

 

大将

「なぁ、凱旋門賞で有力なウマ娘って誰なんだ?」

 

ラモーヌ

「今年は、モンジューが有力と言われているわね」

 

ドーベル

「中々、日本のウマ娘は勝てないんだよね・・・」

 

シチー

「オマケに、海外のウマ娘っていけ好かない性格のウマ娘が多いって言うし・・・」

 

女将

「エルちゃん、勝てるかしら・・・」

 

大将

「俺達は、応援する事しか出来ないからな・・・」

 

 

ダッダッダッ!!

 

ガラガラ!!

 

エル

「大将さん!!ヘルプ!!ヘルプで~す!!」

 

大将

「うるせぇ!!」

 

エル

「うぅ・・・ごめんなさいデス」

 

大将

「それで・・・何がヘルプなんだ?」

 

エル

「フランス料理が口に合わないデ~ス!!」

 

ラモーヌ

「あぁ・・・慣れない料理を食べると、体が拒絶したりするのよね」

 

ドーベル

「凱旋門賞に行くなら、当分の間はフランス料理になるよね・・・コンディションが決まらなくなるよね」

 

シチー

「フランスにも、日本料理の店くらい有るんじゃない?」

 

大将

「正直、海外の日本食レストランは当てにならないぞ・・・創作日本食を作ったりして、和食の面影が無い事が多いからな」

 

ラモーヌ

「でも、URAが料理人を手配してくれる筈だけれど・・・」

 

エル

「・・・日頃から、大将さんの料理を食べているからか・・・他のご飯が美味しくないんデス」

 

女将

「ヒロの料理は、ウマ娘のみんなを魅了しちゃったのね」

 

エル

「大将さん!!エルと一緒にフランスに来てください!!」

 

大将

「ちょっと待ってろ・・・オラには、フリーザを倒した時に手に入れた瞬間移動があってな・・・一瞬で、フランスに・・・行ける訳ないだろ!!」

 

ドーベル

「博之さんのノリ突っ込み・・・レアだね」

 

シチー

「結構ありかも・・・」

 

大将

「流石に、エルの凱旋門賞に着いて行くとなると・・・最低でも、1週間は帰ってこれないから無理だな」

 

「1週間も店を閉める訳にもいかないし・・・親父を呼んでみるか」

 

 

俺は、親父に電話を掛けてみた

 

 

父

「急に如何したんだ?」

 

博之

「親父、悪いんだけどさ・・・1週間だけ、食堂の大将やってくれないか?」

 

父

「今の時期となると・・・凱旋門賞の関係か?」

 

博之

「まぁな。俺の料理の虜になってしまったウマ娘にフランスまで着いて来てくれって言われたからな・・・」

 

「出来るだけ、要望は叶えてやりたい」

 

父

「分かった。フランスに行くのはいつだ?」

 

博之

「ちょっと待って・・・」

 

「エル、いつフランスに行くの?」

 

エル

「来週の金曜日の朝に飛行機に乗って行きま~す!」

 

博之

「来週の金曜日の朝だってよ」

 

父

「なら、木曜日の夜には府中に着くようにする。1週間は、博之の変わりはやってやるさ」

 

博之

「頼むよ、親父」

 

「咲良とコントレイルとアーモンドアイとシチーとドーベルとラモーヌが居るから、お袋も連れて来た方が良いと思う・・・」

 

父

「英雄色を好むか・・・分かった、母さんも連れて行くから任せろ」

 

博之

「サンキュ。それじゃあな」

 

父

「あぁ。念のために、一通りの予防接種だけは済ませておけよ」

 

博之

「はいよ」

 

 

俺は、電話を切った・・・

 

 

 

 

大将

「親父が来てくれるから、エルの付き添いで行くことは可能だ」

 

エル

「大将さん、ありがとうデ~ス!!」

 

「トレーナーさんにも伝えてきマ~ス!!」

 

エルは、大急ぎで戻っていった・・・

 

 

大将

「と言う訳で、俺は1週間は居ないから。その間は、親父が大将やってくれるから。お袋も来てくれるし」

 

女将

「お義父さんとお義母さんが来てくれるなら、心強いわね」

 

シチー

「私、仕事を調整して来るから」

 

ドーベル

「私は、それまでに漫画のネーム全部終わらせてくるから」

 

ラモーヌ

「私は、フランスの方に必要なモノを送っておくわ」

 

大将

「アイネスとクリークに、また手伝ってもらわないと・・・」

 

 

 

 

 

 

 

出発当日・・・

 

大将

「それじゃあ、親父にお袋・・・1週間だけ頼むわ」

 

父

「気を付けて行って来い」

 

母

「お土産は、高めのチョコレートを買ってきてね」

 

咲良

「いってらっしゃい」

 

咲良は、キスをして来る・・・

 

シチー

「いってらっしゃい・・・お土産は、美味しそうなお菓子買ってきてね」

 

ドーベル

「お土産は、写真とかで良いよ」

 

ラモーヌ

「私は、マカロンで良いわよ」

 

大将

「んじゃ、行ってくるわ」

 

シチー

「ちょい待ち・・・大事な事忘れてるよ」

 

シチー、ドーベル、ラモーヌの順番にキスしてくる・・・

 

ドーベル

「今度こそ、いってらっしゃい」

 

ラモーヌ

「無事に帰って来てね」

 

 

俺は、エル達と一緒の飛行機でフランスに向かった・・・

 

 

 

 

 

 

フランス・・・

 

大将

「ねむ・・・」

 

エル

「眠いデ~ス・・・」

 

東条トレーナー

「今日は、時差ボケを直さないといけないわね・・・」

 

 

俺達は、ホテルに入ってスグに眠りについた・・・・

 

 

 

 

凱旋門賞 前日・・・

 

大将

「今日は、英気を養うために好きなモノ作ってやるぞ」

 

エル

「辛いメニューが良いデ~ス!」

 

大将

「なら、激辛タンドリーチキンを作ってやる。思う存分食べなさい」

 

エル

「楽しみデ~ス♪」

 

エルが、料理を楽しみに待っていると・・・

 

モンジュー

「アナタが日本から来たウマ娘かしら?」

 

エル

「エルコンドルパサーです!」

 

モンジュー

「明日は、全力で走りましょう」

 

エル

「望むところデ~ス!」

 

エルコンドルパサーとモンジューは、握手を交わした・・・

 

大将

「ほれ、激辛タンドリーチキンだ」

 

エル

「いただきマ~ス!!」

 

 

 

 

 

凱旋門賞当日・・・

 

エル

「気合いを入れて頑張りマ~ス!」

 

大将

「エル、自分の本気を出せる魔法の言葉を教えておこう」

 

エル

「魔法の言葉ですか?」

 

大将

「限界なんてクソ食らえだ。自分が辛いと思った時に、叫んでみ」

 

「一時的に、爆発力が増すかもよ」

 

エル

「・・・分かりました!行ってきマ~ス!!」

 

 

 

各ウマ娘がゲートに入り・・・

 

ガコンッ!!

 

一斉にスタートする・・・

 

 

エルコンドルパサーが先頭集団の真ん中位の場所でレースを展開している・・・

 

モンジューは、真ん中あたりをキープしながら走っている・・・

 

 

エル

「芝がこんなに走りにくいなんて・・・でも、諦めないデ~ス!!!」

 

モンジュー

「君はよく走っている・・・だが、ココまでだ!!」

 

モンジューが、一気に加速してエルコンドルパサーを交わして、先頭に立った瞬間・・・

 

エル

「限界なんてクソ食らえデ~ス!!!」

 

エルコンドルパサーが、爆速ターボが掛かったようにモンジューを追い抜かした・・・

 

モンジュー

「何!?」

 

エルコンドルパサー

「大将さんのお料理を食べたお陰で、エルは絶好調デ~ス!!」

 

「海外有力ウマ娘がなんぼのもんじゃ~い!!!」

 

エルコンドルパサーが、先にゴールを決めた・・・

 

 

凱旋門賞を初めて、日本のウマ娘が制した・・・

 

 

エル

「エルの勝ちデ~ス!!」

 

モンジュー

「私が得意なこのコースで負けたか・・・」

 

「エルコンドルパサー・・・素晴らしい走りだった・・・是非とも、リベンジをしたいものだ」

 

エル

「なら、ジャパンカップでリベンジを受けマ~ス!!」

 

「でも、エルより強いウマ娘は沢山います!!」

 

「日本でも、勝てるかは分かりませんよ!!」

 

モンジュー

「ふっ・・・望むところだよ」

 

エルコンドルパサーとモンジューは、固い握手を交わした・・・

 

 

 

その後、エルコンドルパサーはインタビューなどに応えたりと忙しそうだった・・・

 

俺は、当初の役目を終えたので・・・みんなに渡す土産を買いに街中に出掛けて、沢山買ってきた・・・

 

 

エル

「大将さん、何処に行ってたんデスか!!」

 

大将

「みんなに渡すお土産を買いに街中に行ってた」

 

エル

「今回の一番の立役者の大将さんのインタビューが有るんデスよ!」

 

大将

「断る!!」

 

エル

「駄目デス!!」

 

「もうみんな待ってるんデスから!!」

 

大将

「何で、俺がインタビューに答えないといけないんだよ!!」

 

「用が済んだなら、俺は日本に帰るんだよ!!」

 

 

 

結局、エルに引っ張られる形で連れて行かれた・・・

 

適当にインタビューに答えて、速攻ホテルに戻り・・・荷物を纏めて、日本に帰った・・・

 

 

みんなにお土産を渡した後、親父とお袋に感謝の印に、エッフェル塔と凱旋門のデザインが施された記念金貨を渡した・・・

 

 

親父とお袋は、非常に満足して帰っていった・・・

 

 

話しに聞くと、昔から知っているテンポイント達が店に駆け付けて、何だかんだ楽しくしていたらしい・・・

 

 

今年のジャパンカップは、荒れるだろうな・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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