トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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マルゼンの愛車

 

 

 

 

 

 

最近、白黒のパンダカラーのスプリンタートレノが峠を走って、イイ感じに上手いドリフトをしているらしい・・・

 

龍太郎

「最近、トレノの86が上手いドリフトをしてるらしいぜ」

 

博之

「きっとマルゼンスキーだな」

 

涼介

「掘り出し物の86だったんだろ?」

 

博之

「あぁ。エンジンは、4AGのAE101のハイブバルブヘッドの高回転エンジンを積んであった」

 

「エキマニもかなりゴツイのが付いてたし、明らかにレース用のエンジンだった」

 

「よくレース用のエンジンを86に積み込んだと思うよ。俺らが現役時代の頃に乗ってみたかった車だな」

 

涼介

「ほぉ・・・一度乗ってみたいものだ」

 

龍之介

「この前、エンジンオイルの交換に来たぜ。その時、エンジンルームを隈なく見させてもらったが、驚くしかねぇよ」

 

博之

「まぁ、マルゼンが来た時に乗せてもらえば良いさ」

 

 

ガラガラ!!

 

 

マルゼン

「大将君!一緒に峠に走りに行きましょう!」

 

博之

「相変わらず、峠を走るのが好きだねぇ・・・まぁ、良いけどさ」

 

龍太郎

「86持って来ておいて正解だったな」

 

涼介

「俺が、龍太郎と一緒に86を運転していくよ」

 

マルゼン

「大将君は、私の86で行きましょう♪」

 

博之

「はいはい」

 

俺達は、それぞれ峠に向かって出発した・・・

 

 

道中・・・マルゼンの運転に違和感を覚えた・・・

 

 

博之

「マルゼン、シフトチェンジのタイミングが可笑しいぞ」

 

マルゼン

「この車、シフトチェンジのタイミングが分からないのよ」

 

博之

「良くそれでドリフト出来たな・・・」

 

マルゼン

「2速全開でドリフトしてたわ♪」

 

博之

「ったく・・・その先のコンビニで運転変わりなさい」

 

マルゼン

「ぶつけちゃイヤよ?」

 

博之

「ぶつけねぇよ」

 

俺とマルゼンは、コンビニで軽食とコーヒーを買うついでに、運転手を交代した・・・

 

 

龍太郎

「どした?」

 

涼介

「何か不具合か?」

 

博之

「マルゼン、この86のシフトチェンジのタイミングが良く分からないんだと」

 

涼介

「・・・よくそれでドリフト出来てたな・・・」

 

龍太郎

「多分、ギアに相当負担掛けてると思うぜ」

 

マルゼン

「大丈夫よ♪たまに、シフトチェンジする時に変な違和感が有るけど」

 

龍太郎

「今日は、帰るぞ」

 

涼介

「そうだな」

 

博之

「これ以上、この86に無理はさせられないな」

 

マルゼン

「え?え?」

 

俺達は、急遽・・・龍太郎の実家の整備工場に86を搬入した・・・

 

 

カチャカチャカチャ・・・

 

龍太郎

「見事に、ファイナルギアの山が欠けてる・・・」

 

「クラッチ盤もすり減ってて、交換しないと駄目だな」

 

涼介

「ブレーキパッドも、基準値以下の薄さだ」

 

博之

「龍太郎、エンジンオイル変えた時に、ブレーキパッドは見なかったのか?」

 

龍之介

「法定点検じゃないからな・・・オイルフィルターと目の付くところしか変えてねぇよ」

 

博之

「マルゼン、こういうチューニングカーはな、他の車よりメンテナンスしないと駄目なんだよ」

 

「あらゆる社外部品が使われる車は特にな」

 

マルゼン

「じゃあ、シフトチェンジの時の違和感は・・・」

 

龍太郎

「この、ファイナルギアの欠けが原因だろうな」

 

「クラッチ盤の摩耗も原因の1つだろうけど・・・この86は、ラリー用のクロスミッションを組んでるみたいだけど、1回ギアボックスを全部バラシてオーバーホールした方が良いな」

 

「それにしても、かなり時間掛かるぜ」

 

涼介

「そうだろうな・・・普通の車屋じゃ、ラリー用のクロスミッションのオーバーホールなんてしないからな」

 

博之

「まぁ、今回はマルゼンの知識不足が原因だな」

 

「今後は、しっかり自分の愛車の事を気に掛ける事だ」

 

マルゼン

「そうね・・・タッ君の時は、無理させても問題なかったから・・・」

 

龍之介

「ランボルギーニは、無理させればスゲェ音で壊れるぞ」

 

「ただでさえ、Ⅴ12エンジンなんてバケモノエンジン積んでるからな。エンジンブローでもしたら修理に桁外れの修理代提示されるぞ」

 

涼介

「・・・まさか、34GT-Rも無理させてないよな」

 

マルゼン

「大丈夫よ♪街中で普通に走らせる事しかしてないわ♪」

 

博之

「・・・あんまり信用できないな」

 

龍之介

「そうだな・・・明日、GT-Rを持ってこい」

 

涼介

「一度、徹底的に調べた方が良さそうだ」

 

 

 

後日、G-TRを点検したところ・・・無理はさせていなかったが、少々アライメントがズレていたので修正する事になった・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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