トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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偏食

 

 

ライス

「ブルボンさん、いつもゼリーだけじゃ駄目だよ・・・」

 

ブルボン

「ですが、エネルギーはこれで摂取するのがもっとも効率が良い筈です」

 

ライス

「それじゃあ、体が壊れちゃうよ・・・こうなったら、お兄さまに相談しよう」

 

「ブルボンさん、お兄さまの所に行こう」

 

ブルボン

「ライスさん、いきなり腕を引っ張って何処に行くんですか?」

 

ライス

「良いから着いて来てください」

 

ライスは、ミホノブルボンを腕を引っ張って・・・南や食堂に連れて行く・・・

 

 

 

大将

「今日は、少し暇だな・・・」

 

女将

「最近、天気が不安定なのが原因なのかな・・・梅雨も近いし、洗濯物が乾かない嫌な季節なのよね・・・」

 

大将

「家庭用の衣類乾燥機を買うか?」

 

女将

「乾燥機が有れば、楽になるから嬉しいわ♪」

 

 

ガラガラ・・・

 

ライス

「お兄さま!ブルボンさんに食事の楽しさを教えてあげて欲しいの!」

 

大将

「なんだ?」

 

女将

「ライスちゃん、詳しく説明してくれる?」

 

ライス

「実はね・・・」

 

大将

「なるほどね・・・ミホノブルボン、そんな滅茶苦茶な食生活を続けていると体を壊すぞ」

 

ブルボン

「ですが、この方法がもっとも効率が良い筈です」

 

大将

「瞬間的にエネルギーは摂取出来るかもしれないが、圧倒的に栄養不足だ」

 

「そのままの食生活で走っていると、体のあちこちが故障するのは間違いない。良くそんなデタラメな計画で重賞レースを勝てたな」

 

ブルボン

「そんなに可笑しいですか?」

 

大将

「自覚無しか・・・担当トレーナーは、何考えてるんだよ・・・」

 

ライス

「お兄さま、ブルボンさんに美味しいご飯を食べさせたいの」

 

大将

「こりゃあ、管理栄養士を専属で付けないと無理だぞ・・・咲良、手を貸してくれ」

 

女将

「任せなさい!ブルボンちゃんには、体に必要な栄養素を一から教えてあげるわ!」

 

ライス

「お兄さま・・・お姉さまは栄養士さんなの?」

 

大将

「元保育士だけど、栄養士の資格も持ってるぞ」

 

女将

「ブルボンちゃん、今のあなたには圧倒的にタンパク質と炭水化物とミネラルが足りていないわ!」

 

ブルボン

「???」

 

女将

「筋肉を育てる為にたんぱく質を・・・エネルギーに変える為に炭水化物を・・・体の調子を整える必須ミネラルを摂取しないといつか取り返しのつかない故障を引き起こすわよ」

 

ブルボン

「それは困ります。如何すれば良いのですか?」

 

女将

「毎日、一日三食をバランス良く食べるのが基本的な方法よ。ブルボンちゃんは、偏食傾向が強すぎるわ」

 

「ゼリー飲料で、栄養の摂取する方法を誰に教わったの?」

 

ブルボン

「マスターから、この方法で摂取すれば効率的だと教わりました」

 

女将

「一回トレーナーとは、個人面談をした方が良いかしら?」

 

ライス

「ブルボンさんのトレーナーさんは、そんな事言わないと思うけど・・・」

 

女将

「今は、トレーナーさんの事は後回しにしましょう。まずは、ブルボンちゃん専用の食事メニューを考えましょう」

 

ブルボン

「食事メニューですか?」

 

女将

「まず、鶏肉や豚肉を中心にオカズを考えましょう。主食は、白米か玄米が良いわね」

 

「野菜は、必ず食べないとビタミンが摂取出来ないから気を付けないとね」

 

ブルボン

「なるほど・・・」

 

女将

「私が、見本を紙に書いておくから参考にしてね。アナタ、ブルボンちゃんに照り焼きチキン定食とトンカツを単品で出してあげて」

 

大将

「はいよ」

 

ライス

「ライスは、ニンジンハンバーグ定食を大盛でお願いします」

 

大将

「ちょっと待ってて」

 

15分後・・・

 

大将

「お待ちどうさま。焦らなくて良いからよく噛んで食べるんだぞ」

 

ブルボン

「いただきます・・・

 

ライス

「いただきます♪」

 

女将

「おススメのメニューの一覧を作って・・・これで大丈夫ね」

 

大将

「お疲れさん。これで食生活が改善してくれれば良いけどな」

 

女将

「そうね」

 

ライス

「ご馳走様でした♪」

 

ブルボン

「ご馳走様でした・・・」

 

大将

「これからは、ゼリーばっかり食べるなよ」

 

女将

「これ、見本だから参考にしてね♪」

 

ブルボン

「分かりました」

 

ライス

「お兄さま、お姉さま、今日はありがとう」

 

大将

「こんな事で良ければ、いくらでも協力するよ」

 

女将

「今度から気を付けてご飯を食べてね」

 

ブルボン

「はい」

 

ライス

「また来るね」

 

 

ライスとブルボンは、学園に戻っていった・・・

 

後日、ブルボンのトレーナーに確認したところ・・・ゼリー飲料を飲むのは、レース前に飲んでエネルギーに変える為だったと言う事が分かった為、ブルボンは反省したという・・・

 

担当トレーナーも、言葉足らずだったことを反省したそうだ・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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