トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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今回は、料理は作りません


青バラ

 

 

今日は、俺達が娘のように可愛がっているライスシャワーが菊花賞を走る日だ・・・

 

 

大将

「今日は、ライスの初のG1か・・・誰が勝つんだろうな」

 

女将

「ライスちゃんの頑張る姿を現地に見に行きましょう♪」

 

大将

「そうだな。扉に貼り紙していかないと・・・」

 

 

 

貼り紙

「店主は、菊花賞を現地で観戦する為・・・本日はお休みします」

 

 

 

 

大将

「これで良し」

 

「行くか?」

 

女将

「えぇ♪」

 

 

 

 

競馬場・・・

 

大将

「混んでるな・・・」

 

女将

「そうね・・・中継先で見た方が良いかしら・・・」

 

 

サンデー

「博之、咲良、コッチに良い場所が有るぞ」

 

大将

「サンデー・・・今日は、URAの関係者なのか?」

 

サンデー

「協賛している関係者だな。私の知り合いなら、特別席に案内できるぞ」

 

大将

「お言葉に甘えようかな・・・」

 

女将

「ありがとう、サンデーさん」

 

 

 

特別観覧席

 

大将

「こりゃスゲェ・・・一望できるな」

 

タイム

「博之と咲良を連れて来たんだな。今日は、若きウマ娘達が菊花賞の勝者を決める日だからな・・・」

 

「誰か応援しに来たんだろ?」

 

大将

「ライスシャワーを応援しに来たんだよ」

 

女将

「ライスちゃん、トレーニングを頑張ってたみたいだから」

 

サンデー

「親しい人からの応援は、不思議と元気になれるからな・・・ライスシャワーも良いレースをしてくれるだろうさ」

 

タイム

「そうだな・・・私達が、博之に応援されて様々なレースを競い合ったように、きっと素晴らしいレースを見せてくれるさ」

 

トニービン

「博之に咲良さんも来てたんだね~♪」

 

「今日は、一緒にみんなを応援しようね~♪」

 

大将

「そうだな・・・誰も怪我せずに、完走してくれれば良いな・・・」

 

 

 

大将達が居る、特別観覧席にはURAの偉い人達も居るから少し居心地が悪い・・・

 

 

 

大将

「そろそろレースが始まるな・・・」

 

サンデー

「懐かしいな・・・この緊張感は」

 

タイム

「あぁ・・・この張りつめた空気が、最高に気分を高揚させる・・・」

 

トニービン

「そうだね・・・ゲートに入ってるウマ娘にしか分からない緊張感だね・・・」

 

女将

「どうか、みんなが無事に走りきりますように・・・」

 

 

 

ゲートが開き、ウマ娘達が走り出す・・・

 

 

レースは、順調に進んでいき・・・最後のコーナーで、ミホノブルボンとライスシャワーの一騎打ちになった・・・

 

 

最後に、ライスシャワーが差し切って・・・ライスシャワーが菊花賞を制した・・・

 

 

大将

「ライスが勝った・・・」

 

女将

「ライスちゃんが勝った!!!」

 

サンデー

「見事なレースだったな」

 

タイム

「最後の加速は素晴らしかったな」

 

トニービン

「下に降りて、お祝いしてあげようよ♪」

 

俺達が、下に降りると・・・耳を疑う状況だった・・・

 

 

 

観客

「俺達は、ミホノブルボンの三冠が見たかったんだよ!!」

 

「ヒールの癖に、邪魔するんじゃねえよ!」

 

 

大将

「コイツ等・・・一度、痛い目見なきゃ分からねえみたいだな・・・」

 

サンデー

「まて、博之・・・」

 

大将

「止めるな」

 

サンデー

「お前が考えている事を、あの方がやってくれるよ」

 

 

俺が、レース場を見ると・・・

 

 

メジロアサマ

「アナタ達は、一体何様のつもりで彼女達を侮辱している・・・」

 

「菊花賞で、それぞれ最高のレースを見せてくれたウマ娘を貴様らが侮辱する権利などない・・・恥を知れ!俗物!」

 

観客

「うるせぇ!!俺らがミホノブルボンに幾ら賭けたと思ってんだ!!」

 

「そうだそうだ!!俺らの金を無駄にしやがって!!」

 

メジロアサマ

「ほぉ・・・日本では、ウマ娘のレースで賭け事は禁止とされている筈だが・・・それを無視して賭博行為を行っているのであれば、キサマ等は犯罪者だ」

 

「今スグにココから消え失せろ!」

 

 

大将

「あの人は誰なんだ?」

 

サンデー

「メジロ家の現当主のメジロアサマ様だよ。URAの副会長も兼任しているお方さ」

 

タイム

「あの人を怒らせると、非常に怖いらしいぞ」

 

トニービン

「でも普段は、凄く優しい人なんだよ」

 

大将

「確かに、只者じゃないオーラを感じるな・・・」

 

女将

「私、ライスちゃんの所に行ってくるわ」

 

タイム

「私も行こう。私が一緒に居れば、関係者扱いになるからな」

 

 

 

 

 

 

メジロアサマ

「会長、此度の状況は如何しますか?」

 

クリフジ

「そうですね・・・ウマ娘のファンを自称する人々の民度がこれまで低いとは思いませんでした・・・」

 

「今後、URAが開催するレースは全て観客を入れずに、中継のみで放送する事も考えなければいけませんね」

 

 

観客

「ふざけんな!!俺らの楽しみを奪うんじゃねえ!!」

 

「このクズ共のとばっちりを何で俺達も受けなきゃいけないんだよ!!」

 

「そうよそうよ!!私達は、ちゃんと応援していたのに!」

 

 

クリフジ

「それを証明する人は居ますか?」

 

観客

「は?」

 

クリフジ

「アナタ達が、ライスシャワーを侮辱せずに応援していた証拠は有るんですか?」

 

観客

「それは・・・」

 

クリフジ

「はぁ・・・あまりにも民度が低すぎますね。これでは一生懸命レースに挑んでいるウマ娘の皆が救われませんね・・・」

 

メジロアサマ

「全くですね・・・俗物以下の外道かと」

 

観客

「この野郎が!!テメェを黙らせれば、俺達への罰則はねえだろうが!!」

 

観客の1人が、メジロアサマとクリフジに襲い掛かるが・・・・

 

サンデー

「博之!!」

 

大将

「はいよ!!」

 

サンデーに合図された瞬間、俺はレース場に飛び出して・・・襲い掛かろうとする観客を襟元を掴んで、背負い投げでぶん投げた・・・

 

大将

「オラァ!!」

 

ズドン!!

 

観客

「ガハッ!!」

 

 

サンデー

「危ない所でしたね・・・クリフジ殿、アサマ殿」

 

クリフジ

「サンデーサイレンスさん、助かりました」

 

メジロアサマ

「しかし、見事な背負い投げですね」

 

サンデーサイレンス

「彼は、私の幼馴染で高校時代に全国大会に出場していた幻の選手ですから」

 

 

俺が、観客を背負い投げで制圧している頃・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

控室に向かう途中・・・

 

ライス

「ライス、勝っちゃいけなかったんだね・・・」

 

「トレーナーさんと一緒に頑張って来たのに・・・勝ちたくて頑張って来たのに・・・」

 

女将

「ライスちゃん!!」

 

ライス

「お姉さま・・・」

 

女将は、ライスを優しく抱きしめる・・・

 

女将

「辛かったね・・・苦しかったよね・・・でも、あんな人達の言葉を真に受けちゃダメよ」

 

ライス

「でも・・ライス、悪役だって・・・」

 

女将

「レースは、いつも勝利の女神様が振り向いてくれた人が勝利をつかみ取れるのよ・・・」

 

「ライスちゃんは、勝利の女神様に愛されているのよ・・・だから、誇って良いの」

 

「私は、菊花賞の1着に輝いた栄光あるウマ娘だって・・・」

 

ライス

「お姉さま・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ライスは、咲良の胸に顔を預けて思いっきり泣いた・・・

 

女将

「もう大丈夫だからね・・・」

 

タイム

「今、ライスシャワーのトレーナー君が観客全員にブチ切れているそうだよ・・・俺の愛馬を泣かせたお前らは最低のクズ野郎だって」

 

「良いトレーナーに巡り合えたようだね・・・ライスシャワー君」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大将

「それで、このクズは如何するんですか?」

 

クリフジ

「然るべき処分を下してもらいましょう」

 

メジロアサマ

「警備員の方、この不届き者を連行してください」

 

警備員

「ハッ!!」

 

 

 

クリフジ

「さて、此度の行いはアナタ達の日頃の態度が現れたモノでしょう・・・」

 

「今後、私達URAは協議を重ねて、この愚かな行為を禁じる方法を模索します」

 

「それまで、URA主催のレースは全て無観客で行います。URAでの協議が終わるまで、レースは中継のみでしか見る事は出来ません」

 

「全ての観客の方達が、俗物とは言いませんが・・・今日の出来事を肝に銘じておいてください」

 

メジロアサマ

「協議の結果次第では、一生無観客で行う事も有ると考えていなさい」

 

「正直、今日のアナタ達にはガッカリしました・・・ウマ娘の皆さんを純粋に応援出来ない観客は、要らないと思われても仕方ない事を理解しなさい」

 

 

クリフジとメジロアサマは、そう言い残して会場を後にした・・・

 

 

 

大将

「これから先、どうなるのかな・・・」

 

サンデー

「分からないな。正直言って、今日の行いは最悪だ・・・ライスシャワーの精神的なダメージも中々のモノだろうからな」

 

大将

「俺へのバッシングも有るだろうから、当分は地元に帰って大人しくしてるかな」

 

サンデー

「それでは、トレセン学園の皆が困るんじゃないか?」

 

大将

「困るだろうな・・・トレセン学園内に、臨時で店舗移すかな」

 

サンデー

「その方がまだ良いだろう・・・私達も出来るだけ協力するよ」

 

大将

「助かるよ・・・」

 

 

その後、URA本部で協議を重ねた結果・・・当面の間観客の数を大幅に制限して、レースを行う事が発表された・・・

 

レース会場で、ライスシャワーを侮辱した愚か者達は、スグに特定されて純粋にウマ娘達を応援していたファン達から盛大にバッシングを受けて、表を歩けなくなった・・・

 

 

反対に、無礼者を投げ飛ばした博之は、バッシング等は一切受けなかった。むしろ、ウマ娘を影ながら支えている優しい食堂の店主だと賞賛された・・・

 

 

ライスシャワーは、暫くの間・・・大将達の元で療養する事になった・・・

 

時々、お店を手伝いながら次のレースに向けて、トレーナーさんと一緒にトレーニングをしている・・・

 

 

ちなみに、ライスのトレーナーさんは怒ると物凄く怖い事が分かったので、観客達は2度とライスを侮辱する事は無いだろう・・・

 

 

 

ライスは物凄く良い子なので地元の人達から凄く可愛がられて、スグに元の調子を取り戻した・・・




ライスシャワーは、自分が好きなウマ娘の1人です

今後、幸せな感じに書いていくつもりです

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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