トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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大会

 

 

 

 

 

 

 

俺は、一応柔道の強化選手に名前が載っている・・・

 

 

別に、オリンピックに出たい訳じゃない・・・ただ、柔道が好きなだけだ・・・

 

 

先日、オリンピック委員会の担当者がオリンピックに出てくれと交渉に来たが・・・申し訳ないが断った・・・

 

 

普段、自営業をしているのに、海外で行われるオリンピックに出れる筈がない・・・

 

 

俺が海外に行っている間の店の営業は如何するんだよ・・・俺が居なきゃ、困るウマ娘の子達が何人も居るってのに・・・

 

 

次の日、いつもお世話になっている道場の先生が来た・・・

 

 

何でも、来月行われる柔道の親善試合に出てみないか・・・と言うお誘いだった・・・

 

 

幸いにも、会場は日本武道館だったので喜んでお引き受けした・・・

 

 

だってねぇ・・・海外に2週間以上も拘束されるのと、東京都内で1日の予定で試合が終わる親善試合が有れば、勿論親善試合を選ぶ・・・

 

 

俺は、家族との時間を大事にしたい。確かに、オリンピックに出る事を夢にしている選手たちが居るのは知ってる・・・

 

 

でも、俺は企業に所属している社会人選手じゃない・・・社会人選手じゃないから、試合に優勝しても報奨金が貰えるわけじゃない・・・

 

 

なら、自分で楽しく柔道をやれる選択肢を俺は選ぶ・・・

 

 

先生も、それを理解してくれているので無理な試合を勧めてくることはしない・・・

 

 

 

試合当日・・・

 

博之

「そういう訳で、試合に行ってくるわ」

 

咲良

「行ってらっしゃい。あとで、アイちゃんと一緒に応援に行くわね」

 

アイ

「パパ、頑張ってね」

 

博之

「無理しなくて良いからな・・・行ってきます」

 

 

 

 

 

トレセン学園・・・

 

レイ

「よいしょっと・・・カメラ・お財布・ウマホ・地図・・・コレで大丈夫かな」

 

タクト

「レイちゃん、朝から何処かにお出掛けするの?」

 

レイ

「パパが柔道の試合に出るから、応援に行くの♪」

 

タクト

「1人で行くんですか?」

 

レイ

「うん♪」

 

タクト

「ちょっと待っていてね」

 

 

デアリングタクトは、沖田トレーナーにメッセージを送った・・・

 

 

数分後・・・

 

 

沖田トレーナー

「流石に、嬢ちゃん達だけで行かせるのは色々とマズいから、俺も一緒に行くよ」

 

「引率者が居ないと、トラブルに巻き込まれるかもしれないからな」

 

トップロード

「大将さんが試合に出るんですね♪」

 

 

沖田トレーナーとコントレイル達が、電車に乗って日本武道館に行こうとすると・・・

 

 

オペラオー

「おや・・・トップロードさん達は、何処に行くんだい?」

 

トップロード

「大将さんが試合に出るので、応援に行くんです♪」

 

オペラオー

「これは大事なイベントじゃないか!!今すぐに準備をしないと!」

 

 

オペラオーは、急いで出掛ける準備をして・・・ルドルフ達に、博之の柔道の試合を見に行くと伝えて・・・トップロード達と一緒に日本武道館に向かった・・・

 

 

 

一方、ルドルフ達は・・・

 

 

ルドルフ

「前にも同じ事が有ったね・・・」

 

エアグルーヴ

「そうですね・・・」

 

ブライアン

「仕方ないな・・・」

 

ルドルフ

「今日は、トレーニングをサボって大将君の応援に行こうじゃないか!!」

 

エアグルーヴ

「外出届の手配は済ませておきます」

 

ブライアン

「また、全校生徒で行く事になるな・・・」

 

ラモーヌ

「あら・・・まだ出掛ける準備が出来ていないの?」

 

ルドルフ

「全校生徒に知らせるまで、待っていてくれないかな」

 

ラモーヌ

「15分で支度しなさい」

 

 

ルドルフは、急いで全校放送で連絡・・・多くの生徒達が校門前に集まった・・・

 

 

エース

「急いで準備しないといけないじゃねえか!!」

 

クリスエス

「・・・大将の雄姿を見に行こう」

 

ロブロイ

「大将さん・・・カッコいいですもんね」

 

チヨノオー

「マルゼンさん!!応援に行きましょう♪」

 

マルゼン

「そうね、チヨちゃん♪」

 

オグリ

「タマ、クリーク・・・大将の応援に行こう」

 

タマ

「そうやな」

 

クリーク

「行きましょう♪」

 

オグリ

「応援帰りに・・・浅草に行って、色々食べたいな・・・」

 

タマ

「オグリ・・・日本武道館から浅草は、そこそこ離れてるで・・・」

 

 

 

15分後・・・

 

ドーベル

「みんな集まったかな・・・」

 

ラモーヌ

「そうね・・・そろそろ行きましょう」

 

ドーベル

「そう言えば・・・シチーの姿が見えないけど・・・」

 

 

シチー

「ヤバイ!!思いっきり寝坊した!!」

 

バンブー

「何度も起こしたのに、起きないシチーが悪いんすよ!!」

 

「10回以上は起こしたっすよ!!」

 

シチー

「急いで起きたから、髪のセッティングも出来てないし・・・こんなんじゃ、博之に顔合せられないし・・・」

 

バンブー

「良いから、速くバスに乗るっすよ!!」

 

バンブーメモリーは、バタバタしているゴールドシチーをバスにぶち込んで・・・出発した・・・

 

 

ドーベル

「全く・・・どうせ夜中まで、着て行く服を選んでたんでしょ・・・」

 

シチー

「何で分かんの!?」

 

ラモーヌ

「考えれば分かるでしょ・・・」

 

「ただでさえ、朝が弱くて起きれないのに・・・」

 

パーマー

「シチーの髪は、アタシが梳かしておくよ~」

 

シチー

「ありがとう・・・」

 

ジョーダン

「メイクは、アタシにお任せっしょ♪」

 

ヘリオス

「尻尾は、ウチが綺麗にしたげる♪」

 

 

 

 

咲良とアーモンドアイは、タクシーを使って・・・一足先に日本武道館に到着していた・・・

 

咲良

「一番前の良い所に座れたね」

 

アイ

「パパ、優勝出来るかな?」

 

咲良

「どうかな・・・でも、いつも練習してたから」

 

「きっと勝てるわよ♪」

 

レイ

「ママ~♪アイちゃ~ん♪」

 

咲良

「レイちゃん達は、迷わずに来れた?」

 

レイ

「トレーナーさんと一緒に来たの♪」

 

タクト

「こんにちわ」

 

トップロード

「咲良さん、こんにちわ!」

 

沖田トレーナー

「今日は、一大イベントだとかで・・・トレセン学園内が騒がしくなっていましたけど・・・」

 

オペラオー

「今日は、博之君の雄姿を見に来たんだよ!」

 

咲良

「シチーちゃんは、朝起きれたかしら・・・」

 

 

 

トレセン学園ご一行は、試合が始まる15分前に会場に入る事が出来た・・・場所は、咲良達が居る所の反対側だ・・・

 

 

博之

「何だか、さっきから上が騒がしいな・・・何か、聞いた事が有る声が聞こえたような気がする・・・」

 

「まぁ、細かい事は気にしない気にしない・・・」

 

 

試合の時間になり・・・柔道場に行くと・・・

 

 

ヘリオス

「うぇ~い!!博之ちん、頑張れ~!!!」

 

パーマー

「大将さん!!頑張って下さ~い」

 

ジョーダン

「アタシ等が応援しに来たんだから、優勝しかないっしょ♪」

 

 

タイシン

「頑張って」

 

チケット

「大将さ~ん!!頑張れ~!!」

 

ハヤヒデ

「大将君、頑張ってくれ」

 

 

博之

「相変わらず、賑やかだね・・・」

 

 

レイ

「パパ~!!頑張ってね~!」

 

アイ

「頑張ってね~」

 

咲良

「無理しないでね~」

 

トップロード

「頑張って下さ~い!!」

 

オペラオー

「博之君!!頑張るんだ!!」

 

沖田トレーナー

「凄い人気だな・・・アイドル選手だな」

 

 

 

博之

「さて、頑張りますか」

 

 

博之の試合の時間になり・・・対戦相手の選手と向かい合う・・・

 

 

今回は、親善試合なので・・・色んな国籍の選手が参加している・・・

 

 

勿論、次期オリンピック選手と言われている将来有望な選手も参加している・・・今年のオリンピックに出場する選手は勿論参加していない・・・怪我したら大変だからな

 

 

 

審判

「両者、向かい合って・・・礼!!」

 

「はじめ!!」

 

相手

「この人は、一度組むと一気に技を掛けられて持って行かれる・・・圧倒的な技量の差が有る」

 

博之

「随分と警戒してるな・・・時間稼いで、指導を取らせて判定勝ちにしても良いけど・・・それだと相手にも失礼だしな」

 

「一気に決める!!」

 

 

博之は、相手の懐に潜り込み・・・背負い投げを決めた・・・

 

 

審判

「一本!!それまで!」

 

「両者、身なりを整えて・・・礼!」

 

 

博之は、順調に勝ち進んでいく・・・

 

 

レイ

「パパ、強いね」

 

咲良

「そうね。いつも頑張って練習してたからね」

 

アイ

「パパ~、頑張れ~」

 

沖田トレーナー

「次期オリンピック選手に勝つとはな・・・」

 

オペラオー

「前回は、オリンピック金メダリストにも勝っていたからね・・・今回も優勝かな」

 

トップロード

「そうしたら、お祝いですね♪」

 

 

順調に勝ち進み・・・決勝戦まで来た・・・

 

 

対戦相手は、外国の選手で非常にガタイが良い・・・体格差がかなり有る・・・同じ階級とは思えない・・・

 

 

今回の試合は、自分の腕試しの為に筋量を大幅に増やして・・・中量級クラスに仕上げてきた・・・

 

 

 

審判

「両者、向かい合って・・・礼!!

 

「はじめ!」

 

 

相手選手

「こんな小柄な奴・・・あっという間に投げ飛ばしてやる!!」

 

博之

「ガタイが良くても、重心を少しでもズラせばあっという間に一回転だぜ!!」

 

 

博之と相手選手では、同じ階級でも・・・動きのスピードは、圧倒的に博之の方が速い・・・

 

 

一瞬の隙をついて、相手の懐に潜り込んで・・・小外刈りでバランスを崩した瞬間・・・一気に内股を仕掛けて、相手選手を一気に跳ね上げる・・・

 

 

審判

「一本!!それまで!!」

 

 

博之が立ち上がった瞬間、柔道着が少し乱れていて・・・立派な胸板・セクシーな鎖骨が見えていた・・・

 

 

それを見た一部の女性達が、鼻血が出ないように鼻を押さえていた・・・

 

 

咲良

「あらら・・・ヒロの胸板が」

 

オペラオー

「これは・・・少々、刺激が強すぎだね・・・」

 

 

審判

「両者、身なりを整えて・・・礼!!」

 

 

博之と対戦相手の選手は、握手をしてお互いの健闘を讃えた・・・

 

 

 

博之は、大きな親善試合で再び優勝した・・・

 

 

閉会式で、賞状と金メダル・・・大会のスポンサーが色々な食品を作っている会社だったので、日常的に使える料理の素の詰め合わせを貰った・・・

 

 

他にも色んな企業がスポンサーになっていたので・・・飲料水・スポーツメーカーのジャージ・靴を貰った・・・

 

 

この事は、地元の新聞に大きく掲載され・・・博之は、前より有名人になった・・・

 

 

今後、色んな企業がスカウトして来る可能性を考慮して・・・アサマさんがメジロ家の契約専属アスリートとして登録してくれた・・・

 

 

次に違う大会に出て、良い成績を残した場合は・・・報奨金が出るらしい・・・メジロ家の報奨金はとんでもない金額が出そうなので、前もって上限を20万円にしておいた・・・

 

 

後日、またトレセン学園総出で・・・お祝い会をしてくれた・・・

 

 

俺は、何歳まで現役で居られるかな・・・自分の限界と戦ってみよう・・・

 

 

 

因みに、今回の試合の様子をアグネスデジタルがしっかり撮影していた・・・後日、しっかり編集した試合映像を貰った・・・

 

 

こういう映像は、自分の動きを研究するのに役に立つから嬉しい・・・

 

 

ウマ娘の界隈で、この試合映像はみんな持っている大切なモノになった・・・

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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