トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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シンボリ家

 

 

 

 

 

 

 

今日は、お店は定休日なので・・・俺・咲良・レイ・アイ・タクトの5人でお出掛けしようと思ってたんだけど・・・

 

 

博之

「ヘイ、ルドルフ・・・何故、俺達はリムジンに乗せられてるんだい?」

 

ルドルフ

「すまない・・・お母様が大将君の作る料理を食べたいと聞かなくて・・・」

 

咲良

「何で、シンボリ家の当主様が?」

 

ルドルフ

「その・・・祖母のスピードシンボリが、大将君の料理とお菓子が美味しいとお母さまに自慢したのがキッカケでね・・・」

 

「私も食べたいと言い出してしまったのさ・・・」

 

博之

「傍迷惑な・・・シンボリ家には専属の料理人が居るだろうに・・・」

 

シリウス

「屋敷じゃ、洋食しか出ないのさ」

 

クリスエス

「和食を食べるには、外へ行かなくてはならない・・・当主は、外で食べる事は殆んど無い・・・」

 

「故に、食べた事の無い料理を求めている・・・」

 

博之

「折角、家族でお出掛けしようと思ったのに・・・何か対価を要求しなければ」

 

ルドルフ

「対価に関しては、遠慮無しに言ってくれて構わないよ」

 

シリウス

「顔を青ざめるような要求しても良いと思うぜ」

 

クリスエス

「高級車でも要求するのか?」

 

博之

「そんなモノ要求しない。どうせなら、俺の稼ぎじゃ買えないようなめっちゃ高い包丁を要求してみよう」

 

シリウス

「後で、カタログを用意してやるよ」

 

クリスエス

「私達も何か食べたいぞ・・・」

 

博之

「ルドルフ・シリウス・クリスエスは好きなモノを作ってやるよ。材料次第だがな」

 

咲良

「私達は、カレーが食べたいわね」

 

レイ

「みんなでカレーを食べに行く予定だったもんね」

 

タクト

「みんなでカレー食べたかったな・・・」

 

アイ

「お姉ちゃん、後でパパにカレー作って貰おうよ」

 

シリウス

「私達もカレーが食いたいぜ」

 

クリスエス

「大将のカレーは、甘口で好きだ」

 

ルドルフ

「カツカレーを希望しても良いかな?」

 

博之

「豚肉が有ればな」

 

ルドルフ

「さぁ、シンボリ家に着いたよ」

 

 

 

シンボリ家・・・

 

スピードシンボリ

「ヒロ君、ウチのバカ娘がワガママ言ってごめんなさいね」

 

「後で、げんこつ叩き込んでおくから」

 

スイートルナ

「本日は、ご無理を言って申し訳ありません・・・」

 

 

スイートルナの頭には、大きなタンコブが2個出来ていた・・・

 

 

博之

「既に、2発お見舞いしてるんじゃないのか?」

 

スピードシンボリ

「こんな一発じゃ足りていないわよ」

 

ルドルフ

「祖母がいつもよりフランクだな・・・」

 

博之

「それで、何を作れと?」

 

スイートルナ

「・・・和食をお願いしたいです・・・」

 

シリウス

「厨房に案内するぜ」

 

クリスエス

「私達も、何か手伝おう・・・」

 

ルドルフ

「女将さん達は、部屋を用意してあるから案内するよ」

 

 

 

厨房・・・

 

博之

「・・・おいおい、材料が偏り過ぎだろ」

 

シリウス

「材料が、洋食寄りだな」

 

クリスエス

「・・・魚が多いな」

 

博之

「これで和食作れってのか・・・面倒くさいな」

 

シリウス

「ならどうするんだ?」

 

博之

「知ってるか・・・カレーライスは日本で生まれた和食なんだぜ」

 

シリウス

「でもよ・・・カレールーが無いぜ」

 

博之

「カレールーが無ければ作れば良いだけだ!」

 

クリスエス

「・・・カレー粉は有るぞ」

 

博之

「小麦粉は有るし・・・玉ねぎ・牛肉・ジャガイモ・人参は有るな。とんかつ用の豚肉も有るからカツカレーが作れる」

 

クリスエス

「では、材料を切れば良いのか?」

 

博之

「最初は、野菜の下準備だな・・・今回は、皮を剥かずに使うから」

 

「ジャガイモと人参を水で洗いながら、汚れを落としてくれ」

 

「そしたら、食べやすいサイズに切って鍋にぶち込め」

 

「鍋にぶち込んだら、煮込みまくれ」

 

クリスエス

「・・・これで良いか?」

 

博之

「そんな感じで切ってくれ。玉ねぎは、牛肉と炒めて鍋にぶち込め」

 

博之

「俺は、米を洗う」

 

米を洗った後は、炊飯器に入れて炊き始める・・・

 

シリウス

「カレールーは、どうやって作るんだ?」

 

博之

「鍋に、バターを溶かして・・・小麦粉を炒める」

 

「全体的に、ダマが無くなってきたら・・・一回火を止めておく」

 

「次に、カレー粉を炒らなきゃいけないんだよ」

 

シリウス

「お、スパイスが色々あるぜ」

 

博之

「カルダモン・クミン・シナモン・コリアンダー・オールスパイス・クローブ・ガーリックパウダー・ナツメグ・ブラックペッパー・ジンジャー・カイエンペッパーを全部小さじ一杯からのフライパンにぶち込め!」

 

シリウス

「おう!」

 

博之

「香辛料を香りが出てくるまで炒る・・・香りが出てきたら、さっき作ったペーストに入れて混ぜる」

 

「この時に、ハチミツを大量にぶち込むのが甘口に仕上げるコツだ。ついでに、すりおろしたリンゴもぶち込む」

 

シリウス

「スグに使うのか?」

 

博之

「暫く冷蔵庫に入れないといけない・・・今回は、面倒くさいのでこのまま使います!」

 

クリスエス

「大将・・・野菜に火が通ったぞ」

 

博之

「これくらいで大丈夫だな。ココに、さっき作ったカレールーを入れて混ぜる」

 

「この時に、火を止めておかないとルーが上手く溶けないから気を付けないといけない」

 

「ココで味見をする・・・甘口で良い感じだな」

 

クリスエス

「・・・良い香りがするな」

 

博之

「次は、トンカツを作るぞ」

 

「豚肉の筋を切って・・・フォークで穴を開けまくる」

 

「豚肉に塩コショウを振りかけて・・・小麦粉・玉子・パン粉を付けて油で揚げる」

 

「音が変わってきたら、トンカツが揚がった証拠だ」

 

クリスエス

「・・・分からなかったぞ」

 

博之

「慣れると分かるさ」

 

「トンカツを余熱で中までしっかり火を入れる・・・」

 

シリウス

「お、米も炊けたみたいだぜ」

 

博之

「適当な皿にご飯を盛りつけて・・・カレールーを掛ける」

 

「その上に、トンカツを乗せてカツカレーの完成だ」

 

クリスエス

「みんなの所に持って行こう」

 

 

 

 

大広間・・・

 

博之

「和食のカツカレーです」

 

スピードシンボリ

「良い香りね」

 

スイートルナ

「・・・コレが和食なのですか?」

 

博之

「カレーライスは、イギリスから伝わって来たカレーを日本人の口に合うように作られた立派な和食です」

 

「文句があるなら、食べなくてよろしい」

 

スイートルナ

「た、食べます!」

 

 

咲良

「食べたかったカレーが食べられるわね♪」

 

レイ

「いつもと違って、香りが強いね」

 

タクト

「スパイスの香りですか?」

 

アイ

「甘口かな?」

 

シリウス

「ハチミツとリンゴが沢山入ってるから甘口だぜ」

 

クリスエス

「味見をしたが、甘かったぞ・・・」

 

ルドルフ

「早速だけど、頂こう」

 

 

みんな

「いただきます」

 

 

 

この日は、一からカレーライスを作りました・・・カレールーが無いと、作るのが面倒くさい・・・

 

 

 

カレーを食べた後・・・

 

 

スピードシンボリ

「今日は、ごめんなさいね・・・お詫びに何か欲しいモノは有る?」

 

博之

「この、牛刀・三徳・出刃・ペティナイフ・柳刃の包丁が欲しい」

 

「全部で、200万円の奴」

 

スピードシンボリ

「それじゃあ、後ほどルナに買わせて送るわね」

 

博之

「楽しみにしてるわ」

 

ルドルフ

「それじゃあ、みんなで帰ろうか」

 

 

俺達は、リムジンでトレセン学園まで帰った・・・

 

 

 

スピードシンボリ

「これに懲りて、無理な事を言わない事ね・・・」

 

ゴチン!!

 

スイートルナ

「・・・痛いです・・・お母様」

 

スピードシンボリ

「よりにもよって、ヒロ君に迷惑を掛けるなんて・・・敏文さんになんて謝れば良いのか・・・」

 

スイートルナ

「大変申し訳ありません・・・包丁は、責任もってお送りします」

 

スピードシンボリ

「そうじゃなきゃ、私がまたげんこつを叩き込みに来るわよ?」

 

スイートルナ

「分かりました・・・」

 

 

後日、高級包丁がシンボリ家から届きました・・・超使いやすかったです

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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