ネイチャ
「大将さん、今日の夜ってお時間有りますか?」
大将
「如何したの?」
ネイチャ
「明日、レースに出るから勝負ご飯をお願いしたいんです」
大将
「無難にカツ丼とか、カツカレーになるぞ?」
ネイチャ
「カツカレーでお願いします!」
大将
「分かった。都合の良い時間においで」
ネイチャ
「お願いします!」
夕方・・・
ネイチャ
「ごめんください」
大将
「いらっしゃい。好きな所に座っていいよ」
ネイチャ
「はい」
大将
「明日は、何のレースに出るの?」
ネイチャ
「高松宮記念に出るんです」
大将
「高松宮記念か・・・今年からG1レースに昇格したんだっけか?」
ネイチャ
「そうなんです。私、いつもレースでは3着だから今度こそ1着を取りたいんです!」
大将
「ブロンズコレクターか・・・チームのメンバーも一緒に出るのか?」
ネイチャ
「私だけです」
大将
「そうか・・・カツカレー出来たよ」
ネイチャ
「いただきます!」
「このカレー、お母さんの味に似てます・・・美味しいです」
大将
「市販のルーを使ってるんだけどな・・・同じルーを使ってるのかな」
ネイチャ
「大将さんは、一番って取った事有りますか」
大将
「高校の時に、柔道の全国大会で2回優勝した事が有るよ。有名にはならなかったけどね」
ネイチャ
「全国大会で勝ったのに、何で有名にならなかったんですか?」
大将
「俺は、別に有名になりたかった訳じゃなかったから。柔道が好きで練習頑張ってただけだからさ」
「全国大会で勝っても、スカウトが来たわけじゃないし・・・俺が通ってた高校は、強豪校でも無かったし」
「一番は、親父とお袋が俺の気持ちを汲み取って、そう言うのを来ないようにしてくれてたから有名にならなかったんじゃないかな」
ネイチャ
「変わってますね」
大将
「それは、誉め言葉として受け取っておくよ」
ネイチャ
「私、明日のレース勝てるかな・・・」
大将
「最初から、弱気で挑めば負けるのは間違いないよ。何事にも絶対勝つって気持ちで挑まなきゃ」
ネイチャ
「そうですよね・・・私、絶対に勝ちます!」
「ブロンズコレクターの名前は返上します!明日の一番は私だ!」
大将
「その意気だよ。良い物を渡すよ」
ネイチャ
「良い物?」
大将
「俺が現役時代に使ってたお守りさ。サンデー・トニービン・ブライアンズタイムが俺に渡してくれた必勝のお守りだよ」
「勝負服のポケットに入れときな。きっとサンデー達がチカラを貸してくれるよ」
ネイチャ
「こんな大切なモノを・・・良いんですか?」
大将
「レースが終わったら返してくれよ?俺の宝物なんだからさ」
ネイチャ
「分かりました!明日のレース見に来てくださいね」
大将
「あぁ。ついでに勝利の女神のキスを貰っていきな」
ネイチャ
「勝利の女神のキス?」
女将
「ジャ~ン!勝利の女神参上!ネイチャちゃんが明日のレースを勝てますように」
チュ♪
ネイチャ
「!?」
大将
「咲良は、勝利の女神だからな・・・ご利益あるぞ」
ネイチャ
「・・・頑張ってきます!」
次の日・・・
大将
「良い場所が取れたな・・・頑張れよ、ネイチャ」
女将
「きっと勝てるわよ!」
ターボ
「ネイチャは絶対勝つもん!」
イクノ
「はい、今までトレーニングしてきましたから」
タンホイザ
「絶対勝てるよ!」
南坂トレーナー
「そうですね・・・きっと勝てますよ」
大将
「・・・何で、トレーナーさんとターボ達が隣に居るの?」
ターボ
「大将達を見かけたから!」
イクノ
「一緒に応援しようと思いまして」
タンホイザ
「大将さん達と一緒に応援したら、ネイチャが喜ぶと思ったので!」
南坂トレーナー
「大将さん、今日ネイチャさんが1着だったら祝勝会を開きたいのですが、明日はお時間空いていますか?」
大将
「大丈夫ですよ。何かご希望の料理が有れば言って下さいね」
ターボ
「ターボ、オムライスが食べたい!」
イクノ
「パリパリサラダをお願いします」
タンホイザ
「私は、唐揚げが食べたいです!」
大将
「了解。明日、丁度良い時間においで」
ターボ
「ネイチャが出てきた!」
イクノ
「新しい勝負服ですね」
タンホイザ
「頑張れ~!!」
南坂トレーナー
「頑張って下さい」
女将
「ネイチャちゃん頑張れ~!!」
ネイチャが挑んだ高松宮記念・・・ナイスネイチャは、2番人気だった・・・
ゲートが開いた瞬間、好スタートを切って先頭集団に位置付けた・・・
そのまま、最終コーナまで順位は変わらず最後の直線に入った瞬間・・・ネイチャが勝負を仕掛けた・・・
先頭の走っているウマ娘に並びかけたが、あと一歩が足りない・・・
ネイチャが絶対に負けたくないと決死の覚悟で最後の力を振り絞ると・・・
ダーレーアラビアン
「君の強い思いは受け取ったよ」
バイアリーターク
「我々がほんの少しだけ力を貸そう」
ゴドルフィンバルブ
「さぁ、ゴールまではもう少しよ」
3人のウマ娘がネイチャの背中を押してくれた・・・
そこからナイスネイチャは、最後の直線で加速をして・・・後続に2馬身の差を付けて念願の初勝利を掴み取った・・・
イクノ
「先ほど、ネイチャの後ろに誰かが居たような・・・」
ターボ
「綺麗な人が居たもん!」
タンホイザ
「何処かで見たような?」
南坂トレーナー
「何はともあれ、ネイチャさんが1着を取りましたね」
大将
「さっきの3人のウマ娘・・・まさかな」
女将
「如何したの?」
大将
「何でもないよ。さて、明日のネイチャの祝勝会のメニューを考えないとな」
女将
「思いっきり奮発してあげないとね♪」
次の日のネイチャの祝勝会には、仲の良い友達が大勢駆け付けてネイチャの勝利を盛大に祝った・・・
念願の勝利に、ネイチャ自身も少し涙ぐむ場面もあったが、非常に楽しいお祝い会になった・・・
この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?
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トウカイテイオー
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シンボリルドルフ
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ミスターシービー
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ライスシャワー
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メジロラモーヌ
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メジロアルダン
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ビワハヤヒデ
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ナリタタイシン
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ダイタクヘリオス
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ナイスネイチャ
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キタサンブラック
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オルフェーヴル
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ドリームジャーニー
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ヴィブロス
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コパノリッキー
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その他