トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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シービーの好奇心

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミスターシービーは、自由を愛する三冠ウマ娘だ・・・

 

 

シービー

「ねぇねぇ、2人はバイクで何処まで出掛けたの?」

 

博之

「そうだな・・・北は、北海道・・・南は、滋賀県辺りまでは行ったな」

 

咲良

「バイクでの遠出は疲れるけど、風を感じながら走れるのが良いのよね」

 

シービー

「そろそろ2人乗りが解禁されるからさ・・・後ろに誰か乗せて走りたいんだよね~」

 

博之

「最初は、後ろに重い荷物を載せてバイクを走らせる練習からだな」

 

咲良

「重心の位置が少し変わるからね・・・2人乗せる事を想定して特訓しないとね」

 

シービー

「は~い」

 

 

ミスターシービーは、博之と咲良に2人乗りの解禁に向けて、トレーニングをしていった・・・・

 

 

 

数日後・・・

 

 

シービー

「ねぇねぇ、暫く天気が悪いみたいだし・・・車で、何処か出掛けたいな♪」

 

博之

「急に言ってくるね・・・」

 

咲良

「別に良いけれど・・・何処に行きたいの?」

 

シービー

「そうだね~・・・博之さんと咲良さんの思い出の場所とか行ってみたいな~」

 

博之

「俺と咲良の思い出の場所ねぇ・・・沢山有り過ぎて、困るんだけど」

 

咲良

「シービーちゃんの行きたい場所次第なのよね・・・私達、行った場所で色々思い出作ってるから」

 

シービー

「そうなの?」

 

咲良

「最初に出会った場所なのか・・・初めてキスした場所なのか・・・プロポーズして貰った場所なのか・・・」

 

「それ次第で、滋賀県とか北海道まで行かなきゃいけないのよね・・・」

 

博之

「失敗したな・・・近い場所で、纏めておくんだったな」

 

シービー

「因みに、2人が出会った場所は何処なの?」

 

博之

「山梨県と長野県の県境の道路」

 

シービー

「初めてキスした場所は?」

 

咲良

「東京の六本木ヒルズの展望台でね・・・初めてのキスをしたわね」

 

シービー

「プロポーズした場所は?」

 

博之

「出会った場所に近い、星空が良く見える丘でプロポーズした」

 

シービー

「咲良さんは、スグにOKしたの?」

 

咲良

「そりゃあ、勿論!!」

 

「出会って、次の日に告白した時に、結婚を約束したくらいだもの♪」

 

シービー

「出会った次の日に、結婚の約束したの?」

 

博之

「その時、お互いに親友が居たんだが・・・みんな、同じ日に出会って・・・告白して、婚約した」

 

シービー

「展開が速すぎない?」

 

咲良

「仕方ないじゃない・・・お互いに、一目惚れだったんだから」

 

博之

「出会った直後に、ビビッと来たんだよ」

 

シービー

「私の両親は、駆け落ちで結婚してたけど・・・それより、スピード婚してたんだね」

 

博之

「正式に、結婚したのは付き合いだして3年後だけどな」

 

咲良

「それで、私達の思い出は沢山有るんだけど・・・」

 

博之

「何処か行ってみたい場所は有るかね?」

 

シービー

「今は、2人の歩んできた歴史に興味が有るよ!!」

 

博之

「それは、今まで何をして来たとかの事か?」

 

咲良

「そんなに珍しくは無いわよ?」

 

シービー

「良いから、教えてよ♪」

 

博之

「俺は、大学を卒業後に普通のサラリーマンになって、営業と庶務の仕事をしてた」

 

咲良

「私は、短大を卒業した後・・・保育園で働き始めたわね」

 

シーブー

「うんうん」

 

「それで、博之さんは食堂を受け継いだキッカケは?」

 

博之

「会社で、クソ上司にミスを擦り付けられてクビになった」

 

「クビになった日に、社長宛にクソ上司の悪行の全てを細かく書いたメールを送って、証拠の音声データを添付して送った結果・・・」

 

シービー

「送った結果??」

 

博之

「クソ上司は、懲戒解雇になった」

 

シービー

「懲戒解雇って?」

 

博之

「解雇処分の中で、一番重い処分だな」

 

「クソ上司がクビになった後・・・社長に、会社に戻ってこないかって誘われたけど・・・」

 

シービー

「誘われたけど?」

 

博之

「断った」

 

シービー

「何で?」

 

博之

「クソ上司を、野放しにさせているような会社なんて願い下げだから」

 

「それに、俺の言い分を聞いてくれなかったクソ経営者の頼みなんて聞く気にもならねえ」

 

「狙った訳じゃないが、親父と同じような辞め方をしたわけだ」

 

咲良

「あの時のヒロの笑顔は、悪い笑顔だったわね・・・写真を撮ったわ」

 

シービー

「見せて見せて!!」

 

咲良

「コレよ」

 

 

咲良は、免許書を入れているケースから写真を出す・・・

 

 

シービー

「うわ・・・凄い悪い顔してる」

 

博之

「俺の黒歴史を見せるんじゃありません」

 

シービー

「博之さんが辞めた後は、会社はどうなったの?」

 

博之

「潰れた」

 

シービー

「何で!?」

 

博之

「俺は、営業で割と営業成績が良かった・・・俺が、クビになったせいで多くの取引先が撤退した」

 

「会社の収入が減れば、減った分を補填しなきゃいけない・・・その埋め合わせをする為に、ブラック企業になったのさ」

 

「多くの社員は辞めていき・・・気付けば、社員が居ない会社の出来上がりって訳だ」

 

「それで、会社を辞めてからは、この店を親父から受け継いだって訳だ」

 

シービー

「その時は、もう結婚してたの?」

 

咲良

「結婚したのは、ヒロが会社を辞める前ね」

 

シービー

「咲良さんは、保育士を辞めちゃったのは何で?」

 

咲良

「博之と一緒のお店をやるのも悪くないな~って思ったから」

 

シービー

「咲良さんは、博之呼びするの?」

 

咲良

「たまにするわよ?」

 

「夫婦で、愛し合ってる時とか」

 

シービー

「・・・聞いても良いのかな・・・」

 

博之

「やめときなさい」

 

シービー

「は~い」

 

咲良

「あら、お昼の時間になってたのね」

 

博之

「さて、シービーもお昼ご飯食べていくだろ?」

 

シービー

「勿論♪」

 

 

 

この日は、俺と咲良の昔話をしました・・・

 

 

俺の思い出したくない、黒歴史を話す事になるなんて・・・

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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