俺は、朝からお出汁を丁寧に取っている・・・
大将
「結構、上手く出汁が取れたな・・・これで、出汁尽くしのメニューを作りまくってやるぜ」
女将
「今日は、何を作るの?」
大将
「鶏肉と牛蒡の炊き込みご飯・茄子の煮浸し・肉じゃが・牛の時雨煮・すまし汁かな」
女将
「随分と豪華なメニューね♪」
大将
「たまには、豪勢な日替わり定食も悪くないだろ。今日の体調は大丈夫か?」
女将
「少し悪阻が酷かったけど、だいぶ落ち着いたわ」
大将
「そうか・・・後で、野菜スープを作っておくから食べられそうだったら食べてくれ」
「はちみつレモンも作っておくよ」
女将
「ありがとう。今は、食べられそうだから頂くわ」
大将
「無理せず少しずつな」
女将
「えぇ」
ガラガラ・・・
クリーク
「咲良さん、お加減は如何ですか?」
女将
「少し悪阻が収まったから大丈夫よ」
クリーク
「そうですか・・・お母さんに聞いて、妊婦さんが食べやすい果物とおやつを買ってきましたよ」
「私も、アイネスちゃんと同じように休学の許可を頂いたので、咲良さんの身の回りの事をサポートしますね」
女将
「ゴメンね・・・迷惑を掛けちゃって」
クリーク
「迷惑だなんて思ってませんよ♪今は、大変な時期なんですから助けるのは当然ですよ」
「だから、遠慮しないでくださいね♪」
女将
「・・・私は、恵まれてるわね・・・こんなに良い子達が助けてくれるなんて・・・」
クリーク
「大将さん、咲良さんのサポートはお任せくださいね」
大将
「ありがとな、クリーク」
アイネス
「今日もお仕事頑張るの~♪」
大将
「良し・・・今日も頑張るぞ~」
キングヘイロー
「ウララさん、今日のおススメは何かしら」
ウララ
「今日のおススメは、和食おススメセットだって♪」
「あれにしようよ、キングちゃん♪」
キングヘイロー
「そうね。和食セットを2つお願いするわ」
アイネス
「はいなの~♪」
フラッシュ
「ファルコンさん、今日のお昼は和食を頂きましょう」
ファルコン
「でも、ファル子の気分はお蕎麦が良いかな~」
フラッシュ
「ファルコンさんは、午後にレースを行うのにしっかり食べないといけません」
「すみません、和食セットを2つお願いします」
アイネス
「は~い♪」
チヨノオー
「マルゼンさん、和食セットがオススメみたいですよ!」
マルゼン
「そうね・・・一緒の定食を頼みましょうか、チヨちゃん♪」
チヨノオー
「はい♪」
シービー
「やっほ~」
大将
「シービーか・・・悪いが、今ちょっと忙しくて構ってやれないんだ」
「空いてる所に座って待っててくれ」
シービー
「は~い」
ルドルフ
「随分と忙しそうだね」
大将
「あぁ。今日は、特別忙しいんだ」
「アイネスが、後で注文を聞きに行くから決めておいてくれ」
ルドルフ
「了解したよ」
エース
「それにしても、少し見ない間にメニューが増えたよな」
シービー
「そうだね~。私は、親子丼にしようかな~」
ルドルフ
「私は、煮込みハンバーグ定食にしようかな」
エース
「色々あって迷うな・・・焼肉定食にするぜ」
アイネス
「ご注文いただきました~♪」
ブライアン
「私は、今日のメニューは肉にするぞ」
ローレル
「ブライアンちゃん、お野菜も食べないと駄目だよ」
ブライアン
「姉貴みたいなことを言うな。今日は、姉貴の目が無いんだ・・・満足いくまで肉を食べるんだ」
マヤ
「残念♪ハヤヒデさんから伝言を預かって来ちゃった♪」
「コホン・・・ブライアンが野菜を食べなかったら、メインのお料理を取りあげてでも野菜を食べさせるように・・・だって♪」
ブライアン
「伝言など聞いていない。そんな事は知らん」
マヤ
「そんな事言っても良いのかな~♪」
ブライアン
「なに?」
ハヤヒデ
「ほぉ・・・駄目じゃないか・・・野菜を食べないと強くなれんぞ・・・」
ブライアン
「・・・姉貴・・・」
ハヤヒデ
「これから私が食事のたびに付き添っても良いんだぞ?」
マヤ
「はいは~い!!マヤとローレルちゃんが責任を持ってお野菜を食べさせます!」
ローレル
「そうですね・・・その方が良いかもしれませんね」
ブライアン
「・・・何故、野菜を食べないだけでこんな目に遭わないといけないんだ・・・」
ハヤヒデ
「肉だけでは栄養素が圧倒的に足りないからだ。怪物と言われたナリタブライアンも故障をしてしまえば復活は出来んぞ」
「故障してから、食生活を含めて徹底的に矯正されるのと・・・故障を防ぐために今から食生活を自分で改めるの・・・どっちが良いんだ?」
ブライアン
「私が故障する訳が無いだろう」
大将
「そんな事言ってると、いつか確実に後悔するぞ。俺が味わった絶望をイヤになる迄聞かせてやろうか」
ブライアン
「絶望だと?」
大将
「ハヤヒデ・ローレル・トップガンは、シービー達の席に行っておいた方が良いぞ」
ハヤヒデ
「そうさせてもらうよ」
俺は、自分が選手生命を絶たれて味わった絶望と喪失感をイヤになるほどブライアンに聞かせてやった・・・
ブライアン
「嫌だ嫌だ嫌だ・・・故障はしたくない・・・レースを続けたい・・・」
大将
「だったら、今すぐに野菜嫌いを直せ。ハヤヒデが世話を焼いてくれてる間が関の山だ」
「その内、トレーナーにも何も言われなくなって、愛想つかされて相手にされなくなるぞ」
ブライアン
「嫌だ!」
大将
「なら、約束しなさい。少しずつでも野菜を食べる事」
「ブルボンだって、自分で偏食を直したんだぞ・・・後輩に負けて良いのか?」
ブライアン
「分かった・・・これからは積極的に野菜を食べる・・・」
大将
「それで良い。ハヤヒデ、もう良いぞ」
ハヤヒデ
「感謝するよ、大将君」
ドーベル
「先輩、私もご一緒しても良かったんですか?」
エアグルーヴ
「構わないさ。以前、レースで1着を取った際に一緒に食事をする約束をしていたからな」
ドーベル
「先輩・・・」
大将
「ドーベルが、ウチに来るのは珍しいな」
ドーベル
「今日は、先輩に誘って貰ったんです」
大将
「・・・ドーベルは、男が苦手だって聞いたけど・・・俺は平気なのか?」
ドーベル
「博之さんは、お父さんみたいに優しく接してくれるので大丈夫みたいです」
エアグルーヴ
「実際に、父親になる事だしな」
大将
「確かにそうだけど・・・まぁ、ゆっくりしていきなよ」
ドーベル
「先輩、何にしますか?」
エアグルーヴ
「そうだな・・・サラダうどんにチキンのゴマ衣揚げをトッピングしよう」
ドーベル
「私も先輩と同じのにします」
アイネス
「ご注文伺いま~す」
エアグルーヴ
「サラダうどんにチキンのゴマ衣揚げをトッピングしてくれ」
ドーベル
「私も同じので」
アイネス
「は~い♪」
大将
「今日は、特別忙しかったな・・・」
アイネス
「今日は、いつもより頑張ったの~」
大将
「お疲れ様。これ今月のお給料だよ」
アイネス
「ありがとうなの~♪」
大将
「さて、明日も頑張りますか」
アイネス
「お~!」
この日は、何故か1ヶ月の最高売り上げを更新した・・・
この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?
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トウカイテイオー
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シンボリルドルフ
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ミスターシービー
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ライスシャワー
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メジロラモーヌ
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メジロアルダン
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ビワハヤヒデ
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ナリタタイシン
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ダイタクヘリオス
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ナイスネイチャ
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キタサンブラック
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オルフェーヴル
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ドリームジャーニー
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ヴィブロス
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コパノリッキー
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その他