トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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ミスターシービー

 

 

 

アイネス

「明日は、ジャパンカップが開催されるの」

 

大将

「誰か、注目してるウマ娘は居るのか?」

 

アイネス

「シービーちゃんが、一番人気なの」

 

クリーク

「シービーちゃんは、あんな感じですけど・・・実力はトップクラスですから♪」

 

女将

「シービーちゃんは、勝てるかしら」

 

大将

「きっと勝てるさ・・・自由を愛するウマ娘だからな」

 

 

ガラガラ・・・

 

シービー

「やっほ~」

 

大将

「噂をすれば本人が来たな。どした?」

 

シービー

「明日、お父さんとお母さんがレースを見に来てくれるんだよね」

 

女将

「ご両親が見に来てくれるのね♪」

 

シービー

「うん♪それでさ、レースが終わった後にお父さんとお母さんをココに連れてきたいんだけど良いかな?」

 

大将

「別に良いぞ。ご両親は、食べ物のアレルギーとか有るか?」

 

シービー

「無いよ。お酒が苦手なくらいかな」

 

大将

「了解。何かメニューは考えておくよ。食べたい料理が有れば、少しだけリクエスト聞くぞ」

 

シービー

「そうだね・・・やたらを食べてみたいかな。後、豚汁も」

 

大将

「やたらって・・・随分と渋いモノを選ぶなぁ」

 

アイネス

「やたら?」

 

大将

「長野県の郷土料理だ。キュウリ・ナス・ミョウガ・牡丹コショウ・大根の味噌漬けを細かく刻んで混ぜたご飯のお供だな」

 

「牡丹コショウは、コッチでも手に入るかな・・・問屋さんに聞いてみるか・・・」

 

問屋さんに問い合わせると・・・明日の午前中には届けてくれるそうだ・・・

 

大将

「材料は問題ないっと・・・明日の夕方に来いよ。色々作っておくからさ」

 

シービー

「楽しみにしてるね♪」

 

女将

「シービーちゃん、ちょっとコッチに来て」

 

シービー

「何?」

 

女将

「明日は勝てますように・・・」

 

チュ♪

 

シービー

「・・・勝利の女神のキスだね♪」

 

「明日は、レース見ててね!頑張っちゃうから!」

 

女将

「頑張ってね♪」

 

アイネス

「咲良さんは、勝利の女神だったの?」

 

大将

「ご利益は凄いぞ。アイネスとクリークもレースに出る時に、キスして貰えば勝てると思うぞ」

 

アイネス

「その時はお願いするの♪」

 

クリーク

「私もお願いしますね♪」

 

女将

「いつでもいらっしゃい♪」

 

 

 

次の日・・・

 

大将

「テレビ中継は・・・まだレースが始まる前だな」

 

アイネス

「丁度パドックの時間なの」

 

クリーク

「シービーちゃん、随分と気合が入ってますね」

 

女将

「他のメンバーも有名な子が多いわね」

 

大将

「ルドルフ・エース・テイオー・オペラオー・スペ・エル・ロブロイ・・・面子を揃え過ぎじゃないか?」

 

アイネス

「ジャパンカップは、海外からもウマ娘が参加するレースなの」

 

クリーク

「今回は、アイルランドから参加しているみたいですよ」

 

大将

「アイルランドか・・・ファインモーションの親戚だったりしてな」

 

アイネス

「正解なの♪」

 

クリーク

「ファインちゃんのお姉さんが来ているんですよ♪」

 

大将

「マジか・・・」

 

女将

「きっと有名なウマ娘なのね」

 

クリーク

「あ、レースが始まりますよ」

 

各ウマ娘達が、ゲートに入る・・・

 

ゲートが開き、一斉に走り出す・・・

 

シービーは、後方に控えてレースが進んでいく・・・

 

最終コーナー目前で、シービーが一気に加速してルドルフ達を抜かして、1着でゴールした・・・

 

 

大将

「シービーのレースは、後方からのぶっこ抜きが醍醐味だな」

 

アイネス

「追い込みは、シービーちゃんの得意分野なの♪」

 

クリーク

「最終コーナーからの加速は、凄いですよ♪一緒に走った事が有るウマ娘は、暫く頭からシービーちゃんの事が離れなくなっちゃいますから」

 

女将

「きっと神様に愛されているのね♪」

 

大将

「さて、シービー達が来る前に料理の用意を始めるかな」

 

 

 

 

夕方・・・

 

シービー

「入っても大丈夫?」

 

大将

「大丈夫だぞ」

 

シービー母

「娘がいつもお世話になっています」

 

シービー父

「今日は、娘の為にわざわざお時間をいただきありがとうございます」

 

大将

「お気になさらずに。アイネス、この料理を運んでくれるか」

 

アイネス

「お任せなの♪」

 

シービー

「ねぇ、この大きなピーマンは何?」

 

「食べて良いの?」

 

大将

「バカ!!そのまま齧ったら・・・」

 

カリッ・・・

 

シービー

「・・・辛~い!!!」

 

大将

「言わんこっちゃない・・・それは、牡丹コショウだよ。見た目はピーマンに似てるけど、唐辛子の仲間だから滅茶苦茶辛いんだよ」

 

シービー

「からいよ~・・・」

 

大将

「少しは人の話を聞きなさいよ・・・ほれ、牛乳飲むと辛みが収まるぞ」

 

シービー

「こんなに辛いんだね・・・」

 

大将

「牡丹コショウは、そのまま食べる事は殆んどしないよ・・・料理に使わないと辛くて食べられないよ」

 

「ほれ、食べたがってた豚汁とやたらを作っておいたぞ」

 

シービー

「・・・辛くない?」

 

大将

「やたらは、そんなに辛くないよ。ご飯に乗せて食べてみ」

 

「ご両親は、普通に唐揚げ・玉子焼き・ポテトサラダを作って有りますので、良かったらどうぞ」

 

シービー母

「ありがとうございます」

 

シービー父

「いただきますね」

 

シービー

「美味しい♪」

 

 

この日は、シービーが家族との貴重な時間を過ごした・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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