トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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大人

 

 

ウチの食堂は、基本的に夜の営業はしていない・・・

 

何故かと言うと、トレセン学園がウチのスポンサーになってくれたお陰で、経営はかなり安定しているからだ・・・

 

でも、予約が入れば営業している・・・

 

 

大将

「珍しいな・・・シリウスが予約して来るなんて」

 

シリウス

「今日は、ゆっくりと時間を楽しみながら飯を食いたかったんだ」

 

大将

「気が済むまで食べて行ってくれ。酒は出せないがな」

 

シリウス

「ノンアルコールなら良いんだろ?」

 

大将

「ウチは、居酒屋じゃないんだよ。酒はビールか日本酒しか置いてないの!」

 

女将

「あら、なら私がモクテルを作りましょうか?」

 

大将

「モクテルって何?」

 

女将

「ノンアルコールカクテルの事よ♪私のお父さんは、バーテンダーだったから色々教えて貰ってたのよ」

 

「お嫁に来るときに、シェイカーも持って来てあるのよ」

 

シリウス

「なら、私に相応しいモクテルを作ってもらおうか?」

 

女将

「では、お客様をイメージしてお作り致します」

 

女将は、自分用にいつも使っているシロップと炭酸水をシェイカーに入れていく・・・

 

シャカシャカシャカシャカ・・・

 

女将

「ダービーを制した、シリウスシンボリさんにお似合いのモノをお作りしました・・・ブルーラグーンです」

 

シリウス

「綺麗な青色のモクテルか・・・」

 

女将

「いつも他のウマ娘の方達を優しく見守っているシリウスさんを青空に見立ててみました」

 

大将

「咲良、今度たまにで良いけどさ・・・夜の時間をウマ娘の子達が貸し切れる専用の時間にして、こういう事をしてみないか?」

 

シリウス

「良いんじゃねぇか?アイツ等も意外とマセてるからな・・・大人に憧れてるんだろうぜ」

 

女将

「アナタがそうしたいなら、私は構わないわよ♪」

 

シリウス

「相変わらず、仲睦まじいなぁ。外でもイチャイチャするのは止めろよ」

 

「アンタ等に触発されて、トレーナーに好意を寄せるウマ娘が暴走してるんだからよ」

 

大将

「夫婦で一緒に出掛けるくらい、大目に見てくれよ」

 

女将

「私達は、大恋愛して結婚したんだから。今でもラブラブなのは当然でしょ?」

 

シリウス

「アンタ等に忠告した私が馬鹿だったよ」

 

 

ガラガラ・・・

 

ギムレット

「シリウス、自分だけズルいじゃないか」

 

シリウス

「ギムレット・・・いつもの中二病拗らせた喋り方は辞めたのか?」

 

ギムレット

「大将と女将さんと話す時は、この方が分かりやすいんだ。普段の俺は、ある意味偽りの俺だからな」

 

大将

「いらっしゃい。今日は、咲良がバーテンダーになってモクテルを作ってくれる日だよ」

 

ギムレット

「では、俺をイメージしたのを1つお願いしようか」

 

女将

「ギムレットをイメージ・・・」

 

シャカシャカシャカシャカ・・・

 

「タニノギムレットをイメージしてお作りしました・・・グレナデントニックです」

 

ギムレット

「赤色のモクテルか・・・」

 

女将

「情熱の赤をイメージしてみました」

 

ギムレット

「では、今宵の月に乾杯」

 

シリウス

「乾杯」

 

大将

「俺らは、酒を開けるか?」

 

女将

「最近、おススメされた日本酒を開けましょうか」

 

シリウス

「大人は、優雅に日本酒で乾杯か?」

 

大将

「大人の特権って奴だ」

 

女将

「2人も大人になったら、美味しいお酒を教えてあげるわよ」

 

シリウス

「その時まで待ってろよ。スグに成人してやるからな」

 

ギムレット

「俺の名前の通り、ギムレットで乾杯しようぜ」

 

 

この日の夜の営業は、大人2人と大人っぽい少女2人で何だかんだ楽しい時間が流れて行った・・・

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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