トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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2人の最後のレース

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は、いよいよ有馬記念の日・・・

 

 

今日は、明日の決戦に向けて・・・準備をしている・・・

 

 

ライスシャワー

「シューズの点検も大丈夫・・・」

 

ミホノブルボン

「体重の増減も有りません」

 

博之

「勝負服の修繕は、トニービンが補修中だな・・・」

 

咲良

「明日に向けて、しっかりご飯を食べないといけないわね!」

 

コントレイル

「ね~ね・・・だっこ」

 

ライスシャワー

「よいしょっと・・・レイちゃんも一緒にご飯にしようね~」

 

ミホノブルボン

「ライスさん、私も抱っこさせて下さい」

 

 

ライスとブルボンが、コントレイルを抱っこしていると・・・

 

 

トニービン

「お待たせ~!」

 

「ライスちゃんとブルボンちゃんの勝負服の補修が終わったよ~!!」

 

博之

「相変わらず、仕事が速いな」

 

トニービン

「へへ~ん!!」

 

「私の大得意な分野だもんね!」

 

咲良

「ちょっと、細部の色遣いが違うかしら?」

 

トニービン

「2人の晴れ舞台だからね!!」

 

「ほんの少しだけ、差し色を入れてみたんだ!」

 

ライスシャワー

「ライスの勝負服には、所々に白色が入ってる・・・」

 

ミホノブルボン

「私の勝負服には、銀色が入っていますね・・・」

 

トニービン

「新しい勝負服っぽくてイイ感じでしょ?」

 

咲良

「オシャレな感じね」

 

博之

「トニービン、作業を急ピッチで頑張ったご褒美に何が欲しい?」

 

トニービン

「・・・博之からハグして欲しい!!」

 

博之

「ほれ、飛び込んで来い」

 

トニービン

「博之~!!」

 

 

トニービンは、勢いよく飛び込んでくる・・・

 

 

博之

「よしよ~し」

 

トニービン

「はにゃ~♡」

 

咲良

「相変わらず、テクニシャンなのよね~」

 

ライスシャワー

「お兄さまに抱きしめてもらうと、幸せな気持ちになるんだよね・・・」

 

ミホノブルボン

「そうですね・・・安心します」

 

トニービン

「余は大満足じゃ~!」

 

博之

「さて、晩飯にしますかね~」

 

 

みんなで、仲良く晩御飯を食べました・・・

 

 

 

 

有馬記念当日・・・

 

 

永夢トレーナー

「ライス、君の望んだレースだ・・・」

 

「最後まで、思いっきり走っておいで」

 

黒沼トレーナー

「ブルボン、後悔の無いように走ってこい」

 

「最後のレースだ・・・思いっきり行け」

 

ライスシャワー

「トレーナーさん、ライス・・・頑張るね!」

 

ミホノブルボン

「トレーナー、行ってきます」

 

 

ライスとブルボンは、控室を出ると・・・外で、博之と咲良とコントレイルが待っていた・・・

 

 

咲良

「ライスちゃん、ブルボンちゃん・・・行ってらっしゃい」

 

博之

「このレースを最後に、2人は引退するんだな・・・」

 

ライスシャワー

「最後は、ライスとブルボンさん・・・他の誰かが勝っても恨みっこ無しって決めたから・・・」

 

ミホノブルボン

「お互いに、最高のレースをする為に・・・」

 

博之

「なら、最後にライスとブルボンの凄い走りを見せてやれ」

 

咲良

「ライスちゃんをヒール呼ばわりした、救いようのない人達に圧倒的な強さを見せてきてあげてね」

 

コントレイル

「いけ~」

 

ライスシャワー

「お兄さま・・・ギュってして」

 

博之

「良いよ・・・ほれ」

 

ミホノブルボン

「マスター、私にもお願いします」

 

博之

「はいはい」

 

 

博之に抱きしめて貰った後は・・・

 

 

ライスシャワー

「お姉さま、おでこにキスして欲しいな・・・」

 

ミホノブルボン

「姉さま、私にもお願いします」

 

咲良

「は~い」

 

 

咲良は、ライスとブルボンのおでこに優しくキスすると・・・女神の加護を授かった気がした・・・

 

 

ライスとブルボンは、ターフに向かう・・・

 

 

明坂さん

「さぁ!本日は、第○○回有馬記念が開催されます!」

 

「本日の有馬記念は、菊花賞で惜しくも2着になったミホノブルボンがライスシャワーにリベンジをする為のレースと言う事で話題になっています!」

 

「本日の解説は、トレセン学園で伝説のトレーナーと言われた岡部幸雄さんにお越しいただきました!」

 

岡部さん

「よろしくお願いします」

 

明坂さん

「岡部さん、本日のレースで注目されているウマ娘は、ライスシャワーとミホノブルボンが1番人気と2番人気になっていますが」

 

岡部さん

「当然、今回のレースの目的が菊花賞のリベンジレースですからね」

 

「おのずと、ライスシャワーとミホノブルボンに注目は集まりますね」

 

「ですが、2人以外も粒ぞろいのウマ娘が居ますからね・・・どんなレースになるか、楽しみですね」

 

 

 

ゲート前・・・

 

ライスシャワー

「ブルボンさん・・・遠慮は無しだよ」

 

ミホノブルボン

「当然です」

 

「私の全てを賭けて、ライスさんに勝ちます」

 

ゼンノロブロイ

「お2人のリベンジレースですが・・・私が居る事を忘れないでくださいね」

 

テイエムオペラオー

「ハ~ハッハッハ~!!!」

 

「この世紀末覇王と呼ばれた、ボクの素晴らしい走りをお見せしようじゃないか!!」

 

タニノギムレット

「今宵のレースは、美酒を飲むのにふさわしい・・・」

 

ナリタトップロード

「有馬記念は絶対に勝ちます!!」

 

アドマイヤベガ

「1等星の輝きを見せてあげるわ」

 

 

 

明坂さん

「今、ファンファーレが鳴りました!」

 

「各ウマ娘がゲートに収まっていきます!」

 

岡部さん

「各ウマ娘の緊張がコチラ側にも伝わってきますね・・・」

 

 

ガコンッ!!!

 

 

明坂さん

「今、第○○回有馬記念が始まりました!!」

 

「先頭は、ミホノブルボンが快調に飛ばしていきます!!」

 

岡部さん

「ミホノブルボンらしい走り方ですね・・・以前より、軽い走りをしていますね」

 

 

ミホノブルボン

「やはり、シンザン鉄の蹄鉄の効果は予想を遥かに超えている・・・」

 

「足が軽い・・・このまま、ライスさんとの直線勝負迄にマージンを確保しておかなければ・・・」

 

 

ライスシャワー

「ブルボンさんに付いてく・・・付いてく・・・付いてく」

 

「ブルボンさんの背中から目を離さない・・・」

 

 

 

明坂さん

「ミホノブルボンは、まだまだ快調に飛ばしていきます!!」

 

「その後ろには、漆黒のステイヤーのライスシャワーが張り付いています!!」

 

「ライスシャワーから、10馬身以上は離れて、ゼンノロブロイ達が様子を伺っているぞ!」

 

岡部さん

「この判断が間違っていなければ良いのですが・・・」

 

明坂さん

「今、第3コーナーを過ぎました!!」

 

「先頭は、まだミホノブルボンがキープしています!!」

 

「ライスシャワーが、少しずつ差を縮め始めているぞ!」

 

岡部さん

「そろそろ第4コーナーが近づいてきましたね」

 

 

 

ミホノブルボン

「最後の第4コーナー・・・ライスさん、勝負です!!」

 

ライスシャワー

「ブルボンさん・・・受けて立つよ!」

 

 

明坂さん

「今、第4コーナーに差し掛かりました!!」

 

「ライスシャワーが僅かに、ミホノブルボンを抜きかけているぞ!!」

 

岡部さん

「凄いレースですよ!!」

 

 

ミホノブルボン

「このまま一気に駆け抜けます!!」

 

ライスシャワー

「ハァアアア!!!」

 

 

明坂さん

「今、もつれる様にゴールイン!!!」

 

「ミホノブルボンとライスシャワーの差は、目視では全く分かりません!!」

 

岡部さん

「ビデオ判定で調べていますよ」

 

 

暫くして、モニターにビデオ映像が流れる・・・

 

 

明坂さん

「同着です!!!ミホノブルボンとライスシャワーの同着です!!」

 

岡部さん

「後続に15馬身以上の差を付けての同着・・・今まで、見た事も無いレースでしたね」

 

 

 

ミホノブルボン

「ライスさん、同着でしたね・・・」

 

ライスシャワー

「そうだね・・・でも、思いっきり走ったよ♪」

 

ミホノブルボン

「えぇ・・・引退レースに相応しい走りでした・・・」

 

ライスシャワー

「うん・・・最後に、お別れの挨拶をしないとね・・・」

 

 

 

 

レース後の表彰式・・・

 

ライスシャワー

「あの・・・皆さんには、伝えないといけない事が有ります・・・」

 

ミホノブルボン

「ミホノブルボンとライスシャワーは、今回の有馬記念を以て、現役生活を引退します」

 

細江さん

「今後は、別の目的の為に引退するのでしょうか?」

 

ライスシャワー

「ライスは、怪我をしない内に引退したいと思っていました・・・」

 

ミホノブルボン

「私は、トレーナーの資格を取得する為に、現役生活にピリオドを打ち、新しい目標に向かって進むために引退を選びました」

 

細江さん

「そうですか・・・」

 

「最後に、ファンの方達に向けて、何か一言をお願いできますか?」

 

ライスシャワー

「菊花賞の時、ライスを応援してくれたファンに人達に感謝を伝えたいです・・・」

 

「それと、ライスの事を侮辱した人たちの事は許しません・・・いつか、見つけてあげますね」

 

ミホノブルボン

「勝者を侮辱した愚か者達に伝える言葉は有りません・・・」

 

「私には関わらないで下さって結構です」

 

 

細江さん

「・・・はい。これでインタビューを終わります」

 

 

 

ライスとブルボンの現役生活の最後の言葉は、非常に重い言葉だった・・・

 

 

 

キバット

「ライス、良い気迫だったぞ」

 

ライスシャワー

「キバットさん・・・ライスも、クイーンになれるかな・・・」

 

キバット

「なれるさ・・・ライスが望むのならな」

 

博之

「キバット・・・ライスを闇の世界に誘うなよ」

 

キバット

「安心しろ・・・ライスは、今のままで良い」

 

ミホノブルボン

「・・・私も、喋るコウモリが欲しいです」

 

咲良

「タキオンちゃんに相談ね~」

 

 

 

翌日から、ライスは元々興味が有った絵の勉強を始め・・・ブルボンは、トレーナーの資格を取得する為の勉強を始めたのだった・・・

 

 

 

後日・・・

 

アグネスタキオン

「やぁ、ブルボン君・・・君に、試して貰いたいアイテムが有るんだが・・・」

 

ミホノブルボン

「試してもらいたいアイテムですか・・・」

 

アグネスタキオン

「世にも珍しい、喋る変身ベルト・・・名前は、ベルトさんだよ!!」

 

ベルトさん

「やぁ!君がミホノブルボンだね!」

 

「今日から、私の相棒として頑張って行こう!」

 

ミホノブルボン

「仮面ライダードライブのベルトさん・・・」

 

アグネスタキオン

「補足だが、ベルトさんは超高性能の人工知能を備えてあるからねぇ・・・」

 

「勉強の分からない所を解説してくれる筈さ!!」

 

ミホノブルボン

「ありがとうございます・・・」

 

「ベルトさん、一緒に勉強を頑張りましょう」

 

ベルトさん

「OK!!」

 

 

 

ミホノブルボンが、立派なトレーナーになるのは別のお話・・・

 

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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