定期的に、シンザンの工房を訪れて・・・細やかなデータを測定し、蹄鉄を修正する日々が続いている・・・
シンザン
「このセッティングが一番バランスが良いわね」
「逃げ専用の蹄鉄としては、若干重くなるけど・・・先行も出来るようにしたから、これくらいが妥当ね」
カツラギエース
「コレで重いのか?」
「今まで使ってた蹄鉄より、軽くてイイ感じだと思うんだけどよ」
シンザン
「量産品の蹄鉄よりは、かなり軽く作ってるわ」
「でも、量産品より超高品質な金属なのよ・・・シンザン鉄は」
博之
「シンザンが一年間に作る蹄鉄の数は、およそ10個らしいぞ」
ミスターシービー
「ワンセットで、200万円超え・・・1年間で2000万円の売り上げなの?」
シンザン
「もっと売り上げは有るわよ」
「クソみたいな金持ちから、徹底的にぼったくり商売してるもの!!」
カツラギエース
「堂々としてるな・・・」
シンザン
「まぁ、博之の紹介だと格安で製作するから・・・全部で、4000万円くらいの売り上げかしら」
ミスターシービー
「何で、博之さんの紹介だと格安なの?」
博之
「大学時代に、アホな金の使い方して飯も食えなかったシンザンに飯を作ってやった」
「その見返りって感じだ」
シンザン
「毎晩、飲み歩いて・・・良く病院に運ばれてたわ・・・」
カツラギエース
「・・・酒に弱いんじゃねえか」
博之
「シンザンは、かなり酒に弱い」
「その癖に、酒を飲みに行くもんだから・・・毎回、病院で目を覚ます毎日だ」
ミスターシービー
「ダメダメなウマ娘だね」
シンザン
「若気の至りね」
博之
「何が若気の至りだ・・・毎回、迎えに行く俺の身にもなれ」
ミスターシービー
「博之さんが迎えに行ってたの?」
博之
「当時、住んでたアパートが同じだったんだよ」
カツラギエース
「大変だったんだな・・・」
シンザンが、昔の事を話していると・・・
シンザン
「・・・2人共、最近いつ足のメンテナンスをしたのかしら?」
カツラギエース
「トレーニングは毎日してるぜ!」
ミスターシービー
「だって、トレーニングしないと走れないじゃん」
シンザン
「・・・少し触るわよ」
シンザンは、念入りにシービーとエースの足を触診していく・・・
カツラギエース
「少しくすぐったいぜ」
ミスターシービー
「何か、お医者さんみたい」
博之
「大人しくしてなさい」
シンザン
「・・・少し、トレーニングのやり過ぎね」
「このまま、トレーニングを続けるとオーバーワークになりかねないわ」
博之
「パッと見は普通だけどな」
シンザン
「私の経験を信じなさい」
博之
「まぁ、シンザンの言う事は聞いておいた方が良いな」
カツラギエース
「別に、気にならないけどな」
ミスターシービー
「この後もトレーニングしようと思ってたのに」
シンザン
「博之、元理学療法士の出番よ」
博之
「理学療法士の仕事は、リハビリ系の仕事だ」
「まぁ、大学で柔道整復師の勉強をしてたからな・・・マッサージくらいは出来るぞ」
シービーとエースを座らせて、足のマッサージをしていく・・・
カツラギエース
「スッゲェ気持ち良いぜ・・・」
ミスターシービー
「極楽~♪」
博之
「確かに・・・若干、筋肉に張りが有る・・・」
「早めのケアが必要だったな」
シンザン
「私の経験と直感に狂いは無いのよ」
博之
「真面目に職人している時のシンザンは、本当に尊敬できるよ」
シンザン
「あら、私に惚れた?」
博之
「仕事をしている時のシンザンには、惚れてるかもな~」
シンザン
「・・・少し、ドキッとするわね」
ミスターシービー
「博之さんは渡さないよ!!」
博之
「俺は、モノじゃないぞ~」
シンザン
「少しずつ、親密になって行けば良いのよ!」
カツラギエース
「・・・シンザンさんって、恋人とか居るのか?」
博之
「シンザンは、非常に男運が悪い・・・」
「好きになった相手は、マトモな奴が居なかったらしい・・・」
「その中で、俺が唯一のマトモな男だったみたいだぞ」
カツラギエース
「なるほどな・・・」
そんな事を話しながら、2人の蹄鉄が完成に近づいていった・・・
この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?
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トウカイテイオー
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シンボリルドルフ
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ミスターシービー
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ライスシャワー
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メジロラモーヌ
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メジロアルダン
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ビワハヤヒデ
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ナリタタイシン
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ダイタクヘリオス
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ナイスネイチャ
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キタサンブラック
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オルフェーヴル
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ドリームジャーニー
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ヴィブロス
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コパノリッキー
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その他