トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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今作品では、基本的に年単位の縛りを無視して書いているので、近い話数で同じレースが何回かあったりします

各キャラクターの育成パート的な感じでご覧ください


サイレンススズカ

 

 

 

 

 

サイレンススズカは、逃げを得意とするウマ娘だ・・・

 

 

 

スズカ

「ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・」

 

スぺ

「スズカさ~ん!!ラスト一周ですよ!」

 

スズカ

「フッ!!」

 

 

トラック1周後・・・

 

スズカ

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

 

スぺ

「スズカさん、今のタイムが出ましたよ!」

 

スズカ

「・・・まだ遅いわね・・・もっと早く出来る筈なのに・・・」

 

沖野トレーナー

「スズカ、今日はココまでだ」

 

スズカ

「トレーナーさん、まだイケます」

 

沖野トレーナー

「駄目だ。自己判断でトレーニングすれば、最悪の結果を招く可能性が有るんだぞ」

 

「俺達トレーナーは、その可能性を限りなくゼロにする為に色々考えてメニューを考えてるんだよ」

 

「ギリギリを攻めない安全領域でのトレーニングが一番安全なんだ。仮に、スズカが勝手にトレーニングをして怪我や故障をしたとしても、誰も責任を取れないし、取る必要が無い」

 

「自分が勝手に無理して壊れたんだからな。そこまで、俺達トレーナーは責任を負えないんだよ」

 

「それに、自分の愛馬に無理させるようなトレーニングメニュー組む馬鹿は、トレセン学園に所属できねえよ」

 

スズカ

「もう少し、トレーニングしては駄目ですか?」

 

沖野トレーナー

「駄目に決まってるだろ」

 

「そこまで無理したいなら、自分の生きがいを無くして絶望して復活した人の話でも聞いてこい」

 

スズカ

「誰の事ですか?」

 

大将

「俺の事だ馬鹿野郎」

 

スぺ

「いつの間に居たんですか!?」

 

大将

「30分前に呼ばれて来たんだよ」

 

「サイレンススズカ・・・好きな事を他人の悪意によって奪われた俺の絶望を教えてやる!」

 

 

お説教中・・・

 

 

スズカ

「走れなくなるのはイヤ・・・走れなくなるのはイヤ・・・」

 

スぺ

「スズカさんが、正気を失っています!?」

 

大将

「これで分かっただろ。自分の愚かな驕りと慢心と過信は自分を追い詰める」

 

「これに懲りたら、勝手に走りに行く事は辞めるこった」

 

スズカ

「分かりました・・・」

 

沖野トレーナー

「悪かったな。忙しい所呼び出しちまって」

 

大将

「まぁ、未来ある若者の明るい人生の為なら、多少の説教くらいしてやるよ」

 

沖野トレーナー

「と言う訳で、スぺはスズカが勝手に走りに行かない様に見とくんだぞ」

 

スぺ

「はい!」

 

 

 

 

その後、スズカは夜中や、雨の日、早朝に勝手に走りに行く事は無くなった・・・

 

 

 

 

 

とある、トレーニングをしていた日・・・

 

スズカ

「何だか、左足に違和感が・・・」

 

沖野トレーナー

「如何した?」

 

スズカ

「あの、左足に妙な違和感が・・・」

 

沖野トレーナー

「ちょっと触るぞ・・・少し熱を持ってるな・・・」

 

「大事を取って、病院に行くぞ」

 

スズカ

「はい・・・」

 

 

 

 

 

病院

 

ドクター

「レントゲンの結果、骨自体は異常は有りません・・・ですが、患部に熱を持っているので屈腱炎の前兆の可能性が有ります」

 

「このまま、経過観察を行いましょう。トレーニングは、厳禁です」

 

スズカ

「そんな・・・」

 

沖野トレーナー

「何とかなりませんか」

 

ドクター

「足に負担の掛からないトレーニングなら行っても構いません。水泳系のトレーニングが良いと思います」

 

沖野トレーナー

「分かりました・・・」

 

 

 

 

 

 

スズカ

「トレーニング出来ないなんて・・・」

 

沖野トレーナー

「当面は、水泳系のトレーニングメニューを考えないといけないな・・・」

 

大将

「2人して何してるんだ?」

 

沖野トレーナー

「大将こそ何してるんだよ」

 

大将

「右足の定期健診だよ。ボルトを抜いたから、経過観察だ」

 

「サイレンスズカは、怪我か?」

 

沖野トレーナー

「屈腱炎かもしれない。これから負担の少ないトレーニングを考えなきゃいけないんだよ」

 

大将

「なんだ、それならプロに頼めよ」

 

沖野トレーナー

「プロって誰だ」

 

大将

「この病院に一流の理学療法士が居る。色々聞いてみれば良いんじゃないか?」

 

沖野トレーナー

「知り合いか?」

 

大将

「顔見知りだ。ちょっと待ってろ・・・今なら飯でも食ってるだろうから連れて来てやるよ」

 

 

 

 

病院の食堂

 

大将

「お、居た居た・・・おいっす」

 

テンポイント

「ヒロちゃん、久しぶり」

 

大将

「ポンちゃんも元気だったか?」

 

テンポイント

「元気だけど、忙しいのよ」

 

大将

「ちょっと時間良いか?」

 

テンポイント

「如何したの?」

 

大将

「ちょいと理学療法士のアドバイスが欲しいんだよ」

 

テンポイント

「全部食べちゃうから、ちょっと待ってて」

 

 

 

 

 

 

大将

「お待たせ~。俺の元担当の理学療法士のテンポイントさんだ」

 

沖野トレーナー

「テンポイントって・・・流星の名を冠したウマ娘じゃねぇか!」

 

テンポイント

「あら?私って結構有名人?」

 

大将

「天皇賞と有馬記念に勝ってるウマ娘が何言ってるんだか・・・」

 

テンポイント

「それで、この子の足を見れば良いの?」

 

大将

「よろしく」

 

テンポイント

「ちょっと足を触るわね・・・」

 

スズカ

「あの・・・」

 

テンポイント

「・・・屈腱炎の前兆なのは間違いないわね・・・でも、サポーターを付けながらのトレーニングは出来ると思うけど・・・」

 

沖野トレーナー

「如何ですか?」

 

テンポイント

「体に負担を掛けない方法での、トレーニング方法は幾つか有るわ」

 

「今日は、時間あるかしら?」

 

スズカ

「大丈夫ですけど・・・」

 

テンポイント

「なら、早速色々と試してみましょう」

 

大将

「ポンちゃん、後はよろしくね~」

 

テンポイント

「はいは~い♪」

 

 

 

大将の経過観察は問題なかった・・・

 

 

 

 

リハビリ室・・・

 

テンポイント

「今、アナタに一番向いているのは加圧トレーニングよ」

 

スズカ

「加圧トレーニング?」

 

テンポイント

「腕や足に器具を付けて、加圧して動きを少し制限するの。その状態でトレーニングすると通常より、少ない運動量でも効果が得られるわ」

 

スズカ

「その状態で走っても良いですか!」

 

テンポイント

「駄目♪駆け足位にしないと、屈腱炎が発症するわよ」

 

スズカ

「・・・分かりました」

 

沖野トレーナー

「何か、先が思いやられるなぁ・・・」

 

 

サイレンスズカは、加圧トレーニングで調整をして行く事になった・・・

 

 

 

 

 

加圧トレーニングを始めて、数週間後・・・

 

テンポイント

「もう、通常のトレーニングに戻っても大丈夫よ」

 

スズカ

「良かった・・・」

 

テンポイント

「でも、今後はサポーターは使った方が良いわ。その方が怪我のリスクは圧倒的に減らせるから」

 

沖野トレーナー

「色々とありがとうございました」

 

テンポイント

「また、困った事が有ればいつでも来てね」

 

 

サイレンススズカのステータスが、全てAに成長した・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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