トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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完成した蹄鉄

 

 

 

 

 

 

 

秋華賞と菊花賞の2週間前・・・

 

 

シンザン

「・・・完成したわ」

 

「渾身の仕上がり具合ね」

 

「さて、ドゥラメンテとエアグルーヴの所に納品に行きましょう」

 

 

シンザンは、アタッシュケースに完成した蹄鉄を仕舞って、しっかりと施錠してトレセン学園に向かった・・・

 

 

 

ドゥラメンテ

「兄さん、今日のお昼ご飯は何だ?」

 

エアグルーヴ

「野菜炒めではないか?」

 

ダイナカール

「カツ丼だと思うわ!」

 

博之

「残念でした~」

 

「今日は、シンザンが来るからな」

 

「アイツの好きな、すき焼き定食なのよ~」

 

ドゥラメンテ

「・・・すき焼きが好きなのか?」

 

エアグルーヴ

「意外だな・・・もっと高級料理が好きだと思っていたが」

 

ダイナカール

「結構、庶民的なのね」

 

博之

「俺が、シンザンにご馳走してやった時から好物になったらしい」

 

ドゥラメンテ

「・・・すき焼きは、みんなで大きな鍋を囲んで食べるものと聞いたが・・・」

 

エアグルーヴ

「昼から、すき焼きを食べるとは豪勢だな」

 

ダイナカール

「お肉は、豚肉?牛肉?」

 

博之

「今日は、牛肉のすき焼きだ」

 

咲良

「今日は、お昼から豪華ね~」

 

ダイナカール

「咲良ちゃん、そろそろ臨月でしょ?」

 

「椅子に座っていた方が楽よ」

 

咲良

「でも、少しは動かないとね」

 

 

ガラガラ!

 

 

シンザン

「待たせたわね・・・お望みの蹄鉄が完成したわよ」

 

ダイナカール

「私、シンザン鉄の蹄鉄って見た事無いのよね」

 

博之

「本物のシンザン鉄は神々しい感じがするぞ」

 

「お守りとしても使ってる人が居るくらいだからな」

 

シンザン

「昔、博之にも作って渡した事が有るわ」

 

咲良

「神棚に飾ってあるのが、シンザン鉄?」

 

博之

「あれは、シンザンが工房を立ち上げた時に最初に作った蹄鉄の片割れだ」

 

「家内安全・商売繁盛の効果が有るかなと思って、神棚に飾ってある」

 

ドゥラメンテ

「・・・効果は有ったのだろうか」

 

エアグルーヴ

「今の所は、効果抜群といった所か」

 

ダイナカール

「それで、エアちゃんとドゥラちゃんの蹄鉄は?」

 

シンザン

「このアタッシュケースの中に入っているわ」

 

ドゥラメンテ

「開けても良いだろうか?」

 

シンザン

「構わないわよ」

 

エアグルーヴ

「どんな蹄鉄なのだろうか・・・」

 

ダイナカール

「楽しみね~」

 

 

ドゥラメンテが、ゆっくりアタッシュケースを開けると・・・銀色の蹄鉄とガンメタリックの蹄鉄が並んでいた・・・

 

 

博之

「何で、ガンメタリックなんだよ」

 

シンザン

「ガンメタって格好いじゃない!!」

 

「私の愛車のアウディもガンメタにオールペイントして有るんだから!!」

 

咲良

「アウディが愛車なのね」

 

ダイナカール

「高級車ね」

 

ドゥラメンテ

「どれが私の蹄鉄なんだ?」

 

エアグルーヴ

「ドゥラの蹄鉄は、ガンメタの方ではないか?」

 

シンザン

「正解よ」

 

「銀色の蹄鉄がエアグルーヴ」

 

「ガンメタの蹄鉄がドゥラメンテの蹄鉄よ」

 

「さぁ、シューズに取り付けましょう」

 

ドゥラメンテ

「勝負服のブーツを持って来たぞ」

 

エアグルーヴ

「シューズを持ってきました」

 

シンザン

「それじゃあ、取り付けていきましょう」

 

博之

「ココで取り付けできるのか?」

 

シンザン

「ハンマーと釘が有れば問題無いわ!」

 

 

シンザンは、丁寧にシューズに蹄鉄を打ち付けていく・・・

 

 

ダイナカール

「こうして見ると、凄い気迫が感じられるわね・・・」

 

博之

「シンザンは、一流の職人だからな」

 

「真剣な顔は、惚れ惚れする程の職人技を見せてくれるぜ」

 

ドゥラメンテ

「・・・凄い」

 

エアグルーヴ

「こんなにも凄いのだな」

 

咲良

「格好良い職人さんね」

 

 

暫く待っていると・・・

 

 

シンザン

「完成よ」

 

ドゥラメンテ

「・・・走って来ても良いだろうか」

 

エアグルーヴ

「今スグ走ってみたい」

 

博之

「飯食ってからにしなさい」

 

ダイナカール

「ターフは逃げないから、安心しなさいな」

 

シンザン

「それじゃあ、念願のすき焼きを食べましょう!」

 

咲良

「ご飯は、好きなだけおかわり自由だからね~♪」

 

 

 

今日のお昼ご飯は、みんなで牛すき焼きを食べました・・・

 

 

 

お昼ご飯を食べた後・・・

 

 

ドゥラメンテ

「グル姉、早速走りましょう」

 

エアグルーヴ

「準備運動とストレッチを確実にやってからだな」

 

 

ドゥラメンテとエアグルーヴは、新しい蹄鉄を取り付けたシューズを履いて、試しに走ってみた所・・・予想以上に走りやすく、平均タイムが縮まったそうだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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