トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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不死鳥

 

 

 

 

 

 

 

 

最終調整を経て・・・今日は、年末の大勝負の有馬記念の日・・・

 

 

沖野トレーナー

「今日は、有馬記念か・・・」

 

スペシャルウィーク

「テイオーさん、本当にレースに出走するんですか?」

 

サイレンススズカ

「先日、有馬記念の出走登録の手続きをお願いしに来ていたけど・・・」

 

ウオッカ

「でも、テイオーが復活すれば凄い事じゃねえか!!」

 

ダイワスカーレット

「でも、大将さんがトレーニングメニューを考えてたんでしょ?」

 

メジロマックイーン

「先日、模擬レースを行ったそうですわ」

 

ゴールドシップ

「マックイーン、何処で聞いたんだよ」

 

メジロマックイーン

「風の噂ですわ」

 

 

チーム・スピカのメンバーが話をしていると・・・

 

 

トウカイテイオー

「じゃ~ん!!トウカイテイオー様だ~!!」

 

ダイワスカーレット

「テイオー!」

 

ウオッカ

「元気そうで良かったぜ!!」

 

スペシャルウィーク

「テイオーさん、今日のレースに出るんですよね?」

 

トウカイテイオー

「勿論!!」

 

サイレンススズカ

「もう怪我は大丈夫?」

 

トウカイテイオー

「お医者さんにも完治のお墨付きを貰ってるもんね!」

 

メジロマックイーン

「テイオー、模擬レースをしたのは本当ですの?」

 

トウカイテイオー

「何で知ってるの?」

 

ゴールドシップ

「それより、何か背が伸びてねか?」

 

トウカイテイオー

「成長期だもんね!」

 

沖野トレーナー

「テイオー、トモの筋肉の付き方が前より凄くなってないか?」

 

トウカイテイオー

「怪我をしにくくなるトレーニングをしたお陰かも!」

 

沖野トレーナー

「この感触・・・前より、明らかに筋量が増えてるな・・・」

 

みんな

「このスケベ~!!!」

 

沖野トレーナー

「ゴハァっ!!!」

 

ゴールドシップ

「当たり前のように触ってんじゃねえ!!」

 

ダイワスカーレット

「年頃のウマ娘のトモに触るなんて何考えてんのよ!!」

 

ウオッカ

「あり得ないぜ!!」

 

スペシャルウィーク

「トレーナーさんは変態です!!」

 

メジロマックイーン

「・・・警察に電話を・・・」

 

サイレンススズカ

「少し落ち着きましょう・・・」

 

トウカイテイオー

「別に、ボクは気にしないよ~」

 

「お兄さんにマッサージして貰ってたし♪」

 

スペシャルウィーク

「マッサージですか?」

 

トウカイテイオー

「うん♪」

 

「お兄さん、怪我の治療とかも出来るんだって!」

 

「昔、整骨院で色々勉強したって言ってたし♪」

 

ウオッカ

「兄ちゃん、色々出来るんだな~」

 

メジロマックイーン

「・・・私の脚も見て頂けるのでしょうか・・・」

 

サイレンススズカ

「私の脚も・・・」

 

ダイワスカーレット

「テイオー、どんなトレーニングしたの?」

 

トウカイテイオー

「秘密だもんね~♪」

 

ゴールドシップ

「その新しい勝負服は如何したんだ?」

 

トウカイテイオー

「トニービンさんが作ってくれたんだ♪」

 

「蹄鉄は、シンザンさんのお手製だもんね!」

 

沖野トレーナー

「シンザン!?」

 

「神の蹄鉄を作ってるシンザンに会ったのか!?」

 

トウカイテイオー

「お兄さんの大学の時の先輩なんだって~」

 

「ボクの蹄鉄は、タダで作って貰っちゃった♪」

 

メジロマックイーン

「幻のシンザン鉄を無料で・・・」

 

ウオッカ

「普通だったらあり得ないだろ!?」

 

スペシャルウィーク

「羨ましいです!」

 

ダイワスカーレット

「私の蹄鉄も作ってくれるかしら・・・」

 

サイレンススズカ

「逃げ専用の蹄鉄も有るかしら」

 

ゴールドシップ

「それより、テイオーは復活すんのか?」

 

トウカイテイオー

「勿論だよ!!」

 

「ボクのレースを見ててよね!」

 

 

トウカイテイオーは、パドックに向かう・・・

 

 

 

パドックに向かう途中・・・

 

 

博之

「テイオー、今のお前さんは全盛期の頃より走れるようになっている筈だ」

 

トウカイテイオー

「色々とありがとね・・・トレーナー」

 

博之

「有馬記念が終われば、俺の仕事は終わりだ」

 

「テイオーは、チーム・スピカに戻るんだぞ」

 

トウカイテイオー

「お兄さんは、もうトレーナーのお仕事はしないの?」

 

博之

「・・・あの時のテイオーみたいに、怪我で苦しんでるウマ娘が居れば助けるかもな」

 

「でも、俺の本業は料理人だから」

 

トウカイテイオー

「そうだね」

 

「でも、困ってる時は助けてよね!」

 

博之

「本当に困ってたらな」

 

 

テイオーの頭を優しく撫でた博之は、その場を後にする・・・

 

 

トウカイテイオー

「・・・今の撫で方、凄く優しかったな~」

 

「やっぱり、ボクって子供っぽく見られてるのかな・・・」

 

「今は、レースに集中しないと!」

 

 

テイオーは、自分の顔をパンっと叩いて気合を入れると・・・ターフに向かった・・・

 

 

 

ゲート前・・・

 

ナイスネイチャ

「本当に戻って来たのね」

 

ツインターボ

「待っていたぞ!!トウカイテイオー!」

 

トウカイテイオー

「1年掛かっちゃったよ・・・ネイチャ、ダブルターボ」

 

ツインターボ

「ツインターボ!!」

 

トウカイテイオー

「ごめんごめん」

 

メジロパーマー

「いくらテイオーの復帰レースでも、手加減は出来ないからね!」

 

ウイニングチケット

「みんなで一緒に走れて嬉しいよ~!!!」

 

ライスシャワー

「テイオーさん、今日は一緒に頑張ろうね・・・」

 

ビワハヤヒデ

「今年の有馬記念は勝たせてもらおう」

 

トウカイテイオー

「ボクだって、負けるつもりは無いからね!!」

 

 

 

レースに出走するウマ娘と挨拶を交わすと・・・ゲートに収まっていく・・・

 

 

 

 

 

明坂さん

「本日の有馬記念は、とても豪華なメンバーが揃っています!!」

 

「そして、一番注目を集めているのは骨折の休養で1年間ターフから離れていたトウカイテイオーが戻ってきました!!」

 

「皆さんの期待と夢を背負って、第○○回有馬記念が間もなくスタートします!!」

 

 

中山レース場は、大勢の観客達の声援と熱気で大盛り上がりだった・・・

 

 

明坂さん

「本日の解説は、トレセン学園で広報と解説を担当している細江順子さんにお越しいただきました!!」

 

細江さん

「よろしくお願いします」

 

明坂さん

「細江さん、トウカイテイオーの様子はどんな感じなのでしょうか」

 

細江さん

「そうですね・・・1年間のブランクが有るというのは中々のハンデだと思いますが、トウカイテイオーの仕上がり具合は素晴らしいと思います」

 

「トモの筋肉の付き方や全体のバランスも、以前より比べ物にならない程に完成されているように見えますね」

 

明坂さん

「確かに、以前より身長も伸びているようにも見えますね」

 

「今日は、良いレースが見れるかもしれませんね!」

 

 

 

VIP席・・・

 

サンデーサイレンス

「良い感じに落ち着いているな」

 

ブライアンズタイム

「1年振りのレースか・・・」

 

トニービン

「テイオーちゃんがどんなレースをするか楽しみだね!」

 

シンザン

「恐らく、これまでの有馬記念とは比べ物にならない凄いレースになると思うわ」

 

博之

「まぁ、テイオーが後悔の無いように走れれば良いさ」

 

咲良

「でも、テイオーちゃんは笑顔ね」

 

アイネスフウジン

「レースの楽しさは、言葉に表せられないの♪」

 

博之

「さぁ、始まるぞ」

 

 

 

明坂さん

「各ウマ娘が続々とゲートに収まっていきます!」

 

細江さん

「テンションの高いウマ娘は居ないようですね」

 

「落ち着いたレースになりそうですね」

 

 

ガコンッ!!

 

 

明坂さん

「今ゲートが開きました!!」

 

「第○○回有馬記念が始まりました!!」

 

「先頭は、メジロパーマーが先陣を切って飛ばしていきます!!」

 

「その後ろにツインターボが追従していく形でレースが進んでいきます!」

 

細江さん

「ビワハヤヒデは、先頭集団の中に居ますね」

 

「一番人気のトウカイテイオーは、中段の位置に居ますね」

 

明坂さん

「中段の後ろには、ライスシャワー・ナイスネイチャ・ウイニングチケットが控えています!」

 

細江さん

「良い位置に居ますね」

 

「レースの展開次第で、面白いレースになりそうですね」

 

 

メジロパーマー

「先に、かなりの距離を稼いでおかないと追いつかれる・・・」

 

ツインターボ

「爆逃げだぞ~!!」

 

 

ビワハヤヒデ

「この私の綿密なレース計画に狂いはない!」

 

 

ライスシャワー

「第3コーナーに差し掛かったら、一気に行く・・・」

 

「それまで、先頭についてく・・・ついてく」

 

 

ウイニングチケット

「相変わらずハヤヒデは速いな~」

 

「でも、アタシだって負けて無いよ~!!!」

 

 

ナイスネイチャ

「今度こそ・・・G1レースに勝ってみせる!!}

 

 

 

明坂さん

「レースは、第3コーナーに差し掛かります!!」

 

細江さん

「レースが動くタイミングですね」

 

 

 

ビワハヤヒデ

「ココから、さらに加速して・・・」

 

「この後ろからの威圧感は・・・まさか!?」

 

 

明坂さん

「後方からトウカイテイオーが来た!!」

 

「って、トウカイテイオーが来た!?」

 

細江さん

「1年間のブランクを感じさせない走りですよ!」

 

 

トウカイテイオー

「ボクは、何度も挫けて来た・・・」

 

「でも、心が折れかけたボクにお兄さんが道を示してくれた・・・」

 

「セントライトさんとテンポイントさんも、ボクの為に何度も検査してくれた・・・」

 

「サンデーさん・ブライアンズタイムさん・トニービンさんも・・・ボクの背中を押してくれた・・・」

 

「シンザンさんは、高価な蹄鉄を無料で作ってくれた・・・」

 

「ボクは、色んな人に支えられてるんだ・・・」

 

「だからボクは・・・負けられないんだ~!!」

 

 

ビワハヤヒデ

「私に追いついて来るのか!!」

 

メジロパーマー

「うそ!?」

 

「まだ4コーナー前なのに!!」

 

ツインターボ

「ターボも負けられ無いぞ~!!」

 

「ターボ全開だ~!!」

 

 

トウカイテイオー

「ココからがボクの全力全開だ・・・」

 

「勝負だ~!!!」

 

 

明坂さん

「トウカイテイオーだ!!」

 

「トウカイテイオーが一気に駆け上がって来た!!」

 

細江さん

「信じられません!!」

 

「想像を超えた凄い走りです!!」

 

明坂さん

「第4コーナーを通過しました!」

 

「先頭は、ビワハヤヒデ!!」

 

「そのすぐ後ろにトウカイテイオー!!」

 

「菊花賞レコードのビワハヤヒデが逃げ切るのか!!」

 

「ダービーウマ娘のトウカイテイオーが差し切るのか~!!!」

 

 

トウカイテイオー

「最強はボクだ~!!!」

 

 

沖野トレーナー

「行け~!!!!」

 

スペシャルウィーク

「テイオーさん!!そのまま頑張って下さい!!」

 

サイレンススズカ

「テイオー・・・行って!!」

 

ダイワスカーレット

「頑張りなさい!!」

 

ウオッカ

「いっけ~!!!」

 

ゴールドシップ

「ぶっこ抜け~!!」

 

メジロマックイーン

「私以外に負ける事は許しませんわよ!!」

 

 

 

シンボリルドルフ

「そのまま行け・・・走れ!!」

 

ミスターシービー

「ルドルフが声を出して応援するとはね・・・」

 

「でも、そのまま行っちゃえ~!!」

 

 

 

ミホノブルボン

「テイオーさん、貴方の本気はまだ先が有る筈です」

 

「行ってください・・・最強の頂まで」

 

 

シンボリクリスエス

「・・・レッツゴー」

 

 

 

ビワハヤヒデ

「ハァ~!!!」

 

トウカイテイオー

「・・・ボクの馬力はこんなもんじゃないよ!!!」

 

 

 

明坂さん

「トウカイテイオーがさらに加速する!!」

 

「残り200mでビワハヤヒデを抜き去った~!!!」

 

細江さん

「凄い走りですよ!」

 

明坂さん

「トウカイテイオーだ!!」

 

「トウカイテイオーが奇跡の1着です!!」

 

「1年間の休養明けで、見事に有馬記念を勝ちました~!!!」

 

細江さん

「素晴らしいレースを見せてくれましたね・・・」

 

 

 

 

トウカイテイオー

「やったよ・・・」

 

「お兄さん、見ててくれた?」

 

 

トウカイテイオーは、観客席に向かって、力強いガッツポーズを決める・・・

 

 

博之

「良いレースだったな」

 

サンデーサイレンス

「見事な復帰レースだったぞ」

 

ブライアンズタイム

「コッチに向かってガッツポーズをしてるぞ」

 

トニービン

「手を振ってあげようよ~!」

 

シンザン

「もう怪我の不安も無くなった事だし、今後のレースに期待ね」

 

咲良

「今日は、みんなでお祝いね♪」

 

アイネスフウジン

「豪華なパーティーにするの♪」

 

 

 

見事に有馬記念で復活を遂げたトウカイテイオーの快進撃は、ココから続いていく・・・

 

 

 

翌年の春の天皇賞・宝塚記念・秋の天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念の2連覇などの華々しい結果を残して行く事になるのはまたのお話・・・

 

 

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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