トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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悩みと原因

 

 

 

 

 

 

 

今日は、オグリキャップが早く来ているが・・・いつもと様子が違う・・・

 

 

 

オグリキャップ

「はぁ・・・ごちそうさま」

 

博之

「珍しいな・・・オグリが一回もおかわりをしないなんて」

 

咲良

「熱でも有るのかしら・・・」

 

 

オグリのおでこに触ってみるが・・・平熱だった・・・

 

 

オグリキャップ

「私は、もう引退するしかないかもしれない・・・」

 

博之

「何でまた・・・」

 

オグリキャップ

「レースに出走しても、良い結果は残せていない・・・」

 

「かつて、地方からやって来た葦毛の怪物と言われた時代が懐かしい・・・」

 

咲良

「何か、精神的な病気かしら・・・」

 

博之

「オグリ、何か自分で気になる所は無いのか?」

 

オグリキャップ

「・・・前より、脚部の不安要素は有るかもしれない・・・」

 

「思うように走れていないんだ・・・」

 

博之

「病院には行ったのか?」

 

オグリキャップ

「行ってはみたが、問題無いそうだ・・・」

 

博之

「どれ、ちょっと見せてみ」

 

 

オグリの脚を入念にチェックしていく・・・

 

 

博之

「・・・かなり疲労が溜まってるかな・・・」

 

「それに、ふくらはぎが妙に張ってるな・・・」

 

「足首は大丈夫そうかな・・・膝もまぁ大丈夫」

 

「関節系は問題無いと思うけど・・・レントゲンを撮ってみないと何とも言えないな」

 

咲良

「今から病院に行く?」

 

博之

「今日は、セントライトが居ないんだよなぁ・・・」

 

「明日なら病院に居る筈だから、明日にしよう」

 

オグリキャップ

「・・・痛い事をされるのか・・・」

 

博之

「痛い事はされないと思うぞ」

 

「レントゲンも、写真を撮るだけだからな」

 

「検査が終わったら、アイス奢ってやるから頑張れ」

 

オグリキャップ

「アイス・・・おかわりはしても良いのだろうか?」

 

博之

「おかわりは駄目です」

 

「俺の財布を破産させる気か!」

 

咲良

「色んな種類が食べられるお店に行けば良いんじゃない?」

 

オグリキャップ

「・・・なるべく、おかわりは我慢するように頑張るぞ」

 

博之

「・・・財布の中身を補充しておくか・・・」

 

 

 

次の日・・・

 

セントライト

「・・・レントゲンの結果は問題無いわね」

 

「筋量も申し分ないわね・・・でも、かなり疲れが溜まっているわね」

 

「最近、オーバーワークしてたんじゃない?」

 

オグリキャップ

「・・・最近、自分らしい走りが出来ていなくて・・・」

 

「がむしゃらにトレーニングをしていたな・・・」

 

セントライト

「貴方のキャリア的に、そろそろ衰えが来るタイミングなのかもしれないわね」

 

オグリキャップ

「衰え・・・私は、まだ17歳だが」

 

セントライト

「肉体的な年齢の事よ」

 

「私達ウマ娘は、一般の人達より肉体を遥かに酷使する分、肉体の衰えが早くに来るわ」

 

「でも、私生活に支障が出る訳じゃない」

 

「自分の思うように走れなくなってくるのが自覚症状の1つね」

 

博之

「衰えか・・・トレーニングで改善は無理そうだな」

 

セントライト

「最後に一回くらいは全力で走れる様にはなるかもしれないわね・・・」

 

「でも、それが最後の引退レースになるかもしれない事は理解しておいた方が良いわ」

 

オグリキャップ

「引退レースか・・・」

 

博之

「今後の進退を決めるのはオグリ自身だ」

 

「自分の未来は、自分で決めな」

 

オグリキャップ

「・・・私は、今年の有馬記念を以て引退する」

 

「それまでは、何とかトレーニングで現状を維持できるように頑張るぞ」

 

セントライト

「ヒ~君、今回はリハビリの必要は無さそうね」

 

博之

「そうだな」

 

「俺の出る幕は無さそうだな」

 

オグリキャップ

「大将は、トレーナーでも有るんだな」

 

博之

「・・・言っておくが、面倒は見ないぞ」

 

オグリキャップ

「ふむ・・・では、トレーニングメニューだけ作って貰う事は出来ないか?」

 

博之

「まぁ、それ位なら」

 

セントライト

「でも、トレーニングを実際に見ないと効果は分らないわよ」

 

「途中で、怪我なんてしたら大変な事になるから」

 

博之

「そうなんだよなぁ・・・」

 

オグリキャップ

「・・・私は、出来れば大将に面倒を見て貰いたいんだが・・・」

 

 

オグリは、耳を垂れさせて上目遣いで見つめて来る・・・

 

博之

「・・・その上目遣いは、精神的にくる・・・」

 

セントライト

「ヒ~君の負けね♪」

 

博之

「・・・オグリ、サンデーサイレンスの所でのトレーニングでも良いか?」

 

「流石に、先日トレセン学園内で俺への対応を大々的に実行したばかりで、俺の方からルールを破るのは色々とマズい」

 

「コッソリとトレーニングする感じで誤魔化すぞ」

 

オグリキャップ

「だが、併走とかのトレーニングは如何するんだ?」

 

博之

「俺の方で、約束を守ってくれるウマ娘を厳選する」

 

「まぁ、呼べる面子は限られるだろうけど」

 

セントライト

「とりあえず、ヒ~君なら怪我の心配はないと思うけど・・・定期的に、通院はしてね」

 

「些細な問題も見逃したくないから」

 

オグリキャップ

「大将、約束のアイスを食べに行こう」

 

博之

「・・・その前に、ルビーに連絡しないとな・・・」

 

 

ウマホでダイイチルビーに電話を掛けると・・・

 

 

ダイイチルビー

「はい、どうかなさいましたか?」

 

博之

「急で悪いが、暫くの間オグリの面倒を見る事になった・・・」

 

ダイイチルビー

「では、詳しい打ち合わせをしまいといけません」

 

「明日、ご予定は空いていますか?」

 

博之

「午後は大丈夫だ」

 

ダイイチルビー

「では、オグリキャップさんにもご同席をお願いします」

 

博之

「伝えておく」

 

ダイイチルビー

「では、明日の2時頃にお店に伺いますね」

 

 

ダイイチルビーは、電話を切った・・・

 

 

博之

「オグリ、明日の午後2時に打ち合わせをするから店に来てくれ」

 

オグリキャップ

「分かったぞ」

 

セントライト

「それじゃあ、トレーニング頑張ってね」

 

 

 

病院を後にして、約束したアイスを食べに行きました・・・

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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