あれから一週間・・・理事長は、真っ白に燃え尽きていた・・・
秋川やよい
「・・・あれから、色んな伝手を頼ってみたが・・・全て断られてしまった・・・」
「トレセン学園の全てのウマ娘を満足させる料理は作れないと・・・」
駿川たづな
「仕方ないですね」
「大将さん達は、大勢のウマ娘の皆さんのリクエストに応えたりしています」
「それと同じ事が出来る方は、まず居ないでしょう」
秋川やよい
「・・・終わった・・・」
駿川たづな
「では、1週間の間の理事長の様子を大将さんに報告してきますね」
南や食堂・・・
博之
「・・・ちゃんと探していたみたいだな」
ダイイチルビー
「・・・全て、全滅ですね・・・」
博之
「そりゃあ、俺と親父みたいにウマ娘のリクエストに応えながら色々料理なんて、普通は出来ねぇよ」
「ある意味、特殊な能力かもな」
駿川たづな
「報告は以上です」
博之
「はぁ・・・面倒くさいなぁ」
ダイイチルビー
「どうするのですか?」
博之
「俺の身内に聞いてみる」
「答えは期待するなよ」
長野の実家・・・
プルプルプル~♪
祖父ちゃん
「博之か?」
博之
「祖父ちゃん、元気してるか?」
祖父ちゃん
「まぁ、毎日穏やかに過ごしているぞ」
博之
「ちょっと祖父ちゃんに頼みがあるんだけど・・・」
祖父ちゃん
「頼み?」
博之
「俺は、約1年間くらい店を空けないといけなくなるかもしれない」
「その間、祖父ちゃんに店番を頼みたいんだけど」
祖父ちゃん
「・・・別に構わんよ」
「最近、敏文の総菜屋を手伝っているくらいだからな」
博之
「マジか!?」
祖父ちゃん
「試しに、明後日くらいにそっちに行くとしよう」
「弥生も一緒に連れて行くからな」
博之
「祖母ちゃんも一緒に来てくれるのか・・・」
「和菓子でも作ってくれるのかね」
祖父ちゃん
「まぁ、そこら辺は分からんよ」
博之
「とりあえず、明後日に来てくれよな」
「駅まで迎えに行くから」
祖父ちゃん
「はいよ」
南や食堂・・・
博之
「何か、上手くいっちゃったよ」
ダイイチルビー
「お祖父様が来てくれるのですか?」
博之
「祖父ちゃんと祖母ちゃんが来てくれるらしい」
「祖父ちゃんは、元和食の料理人・・・」
「祖母ちゃんは、お菓子学校の元先生だ」
駿川たづな
「・・・料理人の家系なんですね・・・」
博之
「まぁ、そんな感じですね」
ダイイチルビー
「では、明後日に打ち合わせをしましょう」
打ち合わせ当日・・・
博之
「祖父ちゃん、祖母ちゃん、マジで感謝だ」
祖父ちゃん
「挨拶は簡単で良いじゃろ」
祖母ちゃん
「早く行きましょう」
トレセン学園・・・
秋川やよい
「歓迎!!遠方からよくぞ来てくれた!!」
祖父ちゃん
「・・・トレセン学園は、子供が理事長をしているとは・・・」
祖母ちゃん
「世も末なのかしら・・・」
駿川たづな
「・・・理事長は、ちゃんと成人していますから・・・」
博之
「俺の祖父ちゃんと祖母ちゃんです」
祖父ちゃん
「博之の祖父で、南和博(みなみかずひろ)と申します」
祖母ちゃん
「博之の祖母で、南弥生(みなみやよい)です」
秋川やよい
「トレセン学園の理事長!!秋川やよいである!!」
駿川たづな
「秘書の駿川たづなと申します」
ダイイチルビー
「博之さんの代理人を務めていますダイイチルビーと申します」
博之
「それでだ・・・俺は、ロリっ子理事長に言われて凱旋門賞に行かなきゃいけなくなるらしい」
南和博
「凱旋門賞か・・・スピードシンボリが一番最初に挑んだんだったかな」
南弥生
「懐かしいわね・・・」
駿川たづな
「お2人は、スピードシンボリさんとお知り合いなんですか?」
南和博
「スピードシンボリが凱旋門賞に出走した時の帯同スタッフだったよ」
「主に、料理を担当していたな」
南弥生
「私は、主に甘味を担当していたわね」
「結果は残念だったけど・・・大切な思い出ね」
秋川やよい
「驚愕!!まさかトレセン学園との繋がりが有ったとは!!」
博之
「マジか」
ダイイチルビー
「初耳ですね・・・」
南和博
「今まで言っていなかったからな」
南弥生
「あまり話す機会は無かったから」
博之
「とりあえず、祖父ちゃんの作る料理がウマ娘に受け入れられるのかを確認しないとな」
ダイイチルビー
「そうですね・・・」
南和博
「今日の営業は、私達が担当しよう」
南弥生
「博之は、凱旋門賞に出走するウマ娘の目星は付いているの?」
博之
「まだ、何にも出来てねぇよ」
「ロリっ子理事長に先週言われたばかりなんだからよ」
南弥生
「・・・今の理事長は、随分と急な事を言うのね・・・」
「貴方のお母さんが聞いたら、何て言うのかしら?」
秋川やよい
「・・・お母様を知っているのですか・・・」
南弥生
「それなりに知ってはいるわね」
「でも、ちょっと至らない所が多すぎるんじゃないかしら?」
秋川やよい
「・・・それに関しては、非常に反省を・・・」
南弥生
「私は、この子とお話をして来るわね」
博之
「ロリっ子理事長・・・骨は拾ってやるぞ」
弥生は、理事長を連れて応接室に入っていった・・・
南和博
「・・・気を取り直して、仕事を始めよう」
駿川たづな
「理事長・・・強く生きてくださいね」
博之
「俺の方で、面子は連れてくるから・・・祖父ちゃんの和食が舌に合うか試してみよう」
南や食堂・・・
咲良
「レイちゃん、ひいお祖父ちゃんが来てくれたわよ~」
コントレイル
「おじいちゃ~ん」
南和博
「お~!可愛いひ孫だね~♪」
「前に会った時より大きくなったね~」
コントレイル
「成長期なんだって!」
南和博
「そうかそうか」
「そのまま、元気に育つんだよ~」
メジロラモーヌ
「どことなくヒロ君に似ているわね・・・」
ニシノフラワー
「優しそうな方ですね」
ヒシアマゾン
「優しいお祖父さんって感じだねぇ」
博之
「祖父ちゃん、今回の審査員のメジロラモーヌ・ニシノフラワー・ヒシアマゾンだ」
「ラモーヌは、メジロ家の至宝と言われるウマ娘」
「フラワーは、料理が上手なウマ娘」
「ヒシアマは、料理上手な寮母さんって感じだな」
南和博
「今日は、基本的な和食の代表である魚を使ったメニューにしてみた」
「サバの味噌煮定食だ・・・どうぞ、おあがり」
3人
「いただきます」
メジロラモーヌ
「・・・サバがしっかり煮込まれていて、味噌味が染みているわね・・・」
「とてもご飯が欲しくなる味付けよ・・・美味しいわ」
ニシノフラワー
「凄いです!!サバの味噌煮って作るのが難しい筈なのに・・・」
「サバの臭みが一切ありません・・・とても美味しいです!」
ヒシアマゾン
「丁寧な下拵えをしているんだねぇ・・・」
「流石、和食の鉄人だね!!」
博之
「3人の評価はどんなもんかね」
メジロラモーヌ
「ヒロ君の料理とは、少し違うけど・・・とても親しみのある味だったわ」
ニシノフラワー
「大将さんの作るお料理と同じで・・・とても優しい気持ちが籠っているように感じました」
ヒシアマゾン
「色んな料理を食べてみたいと思う味付けだったね!!」
南和博
「まぁ、及第点と言う感じだろうか」
博之
「やっぱり、ウチの家系の作る料理の味付けは少し似るのかね・・・」
「まぁ、一番の不安要素は無事に解決だな」
南弥生
「さぁ、ご飯を食べた後はデザートの時間にしましょう」
「喫茶店のプリンを作ってみたわ」
博之
「所謂、喫茶店の固いプリンだな」
咲良
「固いプリンは大好き♪」
コントレイル
「プリン、美味しいよね~♪」
メジロラモーヌ
「一緒に、食後の紅茶は如何かしら?」
ニシノフラワー
「生クリームを飾りましょう♪」
ヒシアマゾン
「フルーツのトッピングも欠かせないさね!!」
みんなで、仲良くプリンを飾り付けて美味しく頂きました・・・
祖父ちゃんと祖母ちゃんの協力を経て、凱旋門賞に関する問題を1つ解決しました・・・
この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?
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トウカイテイオー
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シンボリルドルフ
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ミスターシービー
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ライスシャワー
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メジロラモーヌ
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メジロアルダン
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ビワハヤヒデ
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ナリタタイシン
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ダイタクヘリオス
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ナイスネイチャ
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キタサンブラック
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オルフェーヴル
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ドリームジャーニー
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ヴィブロス
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コパノリッキー
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その他