トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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凱旋門賞への準備

 

 

 

 

 

 

 

 

残りの半年間、懸命にトレーニングをして凱旋門賞を3週間前に控えている・・・

 

 

 

博之

「今日あたり、シンザンが来るかね」

 

オルフェーヴル

「余の蹄鉄を作ってくれているのか・・・」

 

ドリームジャーニー

「凱旋門賞を勝ちに行ける蹄鉄・・・値段は、天文学的な数字になりそうだ・・・」

 

アグネスタキオン

「シンザン鉄を装鉄して、凱旋門賞に勝ってしまえば、更にシンザン鉄が有名になってしまうねぇ~」

 

マンハッタンカフェ

「・・・でも、大将さんはシンザンさんとの取引で何を提示したんですか?」

 

メジロラモーヌ

「普通なら、大金でも動かない職人であるシンザンさんが2つ返事でOKするなんて・・・」

 

博之

「別に、珍しいことじゃない・・・一緒に買い物に行くだけだ」

 

「監視役でトニービン・サンデーサイレンス・ブライアンズタイムが一緒に付いてくるけど」

 

マンハッタンカフェ

「・・・何故、サンデーさん達も一緒に・・・」

 

博之

「俺をホテルとかに連れ込んで、変な事をしないかの監視だとさ」

 

ドリームジャーニー

「そんな事をしたら、普通に警察沙汰では?」

 

博之

「シンザンは、婚期を逃して焦ってる・・・」

 

「中々出会いが無いから、切羽詰まってるのさ」

 

オルフェーヴル

「・・・職人気質なのが原因か・・・」

 

アグネスタキオン

「・・・他人事とは思えないねぇ・・・」

 

マンハッタンカフェ

「・・・筋金入りのマッドサイエンティストですもんね」

 

アグネスタキオン

「カフェ~?」

 

「随分と辛辣じゃないか」

 

マンハッタンカフェ

「・・・思い当たる節が有り過ぎじゃないですか」

 

メジロラモーヌ

「ウマ娘は、担当トレーナーと結婚する事が多いわね」

 

博之

「そりゃあ、自分の為に親身になってくれる年上の男性が近くにいれば、恋にも落ちるさ」

 

「オマケに、碌に恋をしてきてない年端もいかない少女なら尚更だ」

 

「吊り橋効果だったか?」

 

オルフェーヴル

「つまり・・・余は、兄上と結婚すると言う事か?」

 

博之

「誰が教え子と結婚するかバカタレ」

 

ドリームジャーニー

「なら、兄さんはウマ娘と結婚はしないのかな?」

 

博之

「俺は、既に妻子持ちだ」

 

「浮気を推奨するような事を言うんじゃありません」

 

 

ドリームジャーニーのおでこを、指先で少し小突く・・・

 

 

 

ガラガラ!

 

 

シンザン

「待たせたわね」

 

博之

「シンザン、オルの勝負服のブーツに蹄鉄を付けてくれ」

 

シンザン

「言われなくてもやるわよ」

 

オルフェーヴル

「・・・今回の費用は、幾らぐらいになるんだ」

 

シンザン

「今回は、費用は気にしなくて良いわ」

 

「凱旋門賞で良い成績を残せたって実績が欲しいのよ」

 

「元々、博之からの依頼では金銭要求するつもりは無いし」

 

ドリームジャーニー

「多くのウマ娘が喉から手が出るほど欲しいと言われているシンザン鉄を・・・無償で提供してもらえるなんて・・・」

 

博之

「俺が対価を支払ってるから、無償では無いけどな」

 

アグネスタキオン

「・・・私の蹄鉄も作って貰えるだろうか」

 

マンハッタンカフェ

「私も欲しいです」

 

メジロラモーヌ

「・・・折角の機会だし、私もお願いできるかしら」

 

シンザン

「・・・博之、こんな事言ってるけど?」

 

博之

「俺に聞くな」

 

「個人で交渉しなさい」

 

シンザン

「ちなみに、個人間での依頼は通常料金になるから」

 

ドリームジャーニー

「個人での依頼は、幾らぐらいになるのかな」

 

シンザン

「最低は3桁ね」

 

「色々とオプションを付けると、1000万円コースは確定ね」

 

「まぁ、嫌味な金持ちのゴミ野郎以外はある程度の良心価格は心掛けてるから安心して良いわ」

 

アグネスタキオン

「大将君!何とかしてくれないか!」

 

マンハッタンカフェ

「大将さん、お願いします」

 

メジロラモーヌ

「私も出来る事は協力するから、お願い出来るかしら」

 

ドリームジャーニー

「兄さん、お願いするよ」

 

博之

「普通に嫌だ」

 

「何で、俺が使わない蹄鉄の為に俺のプライベートを切り売りしないといけないのよ」

 

「自分で使う蹄鉄なら、自分でお金を払いなさい」

 

「それが、自分が使う道具に人生を賭けるって事だ」

 

「自分が使う道具に金を渋る奴は三流だぞ」

 

シンザン

「博之の意見も正当な意見ね」

 

「まぁ、今回は30%割引にしてあげるから自分でお金は払いなさい」

 

アグネスタキオン

「通常より安くなるなら・・・仕方ないねぇ」

 

マンハッタンカフェ

「分かりました」

 

メジロラモーヌ

「今度、製作をお願いします」

 

ドリームジャーニー

「凱旋門賞が終わった後に、製作をお願いしますね」

 

シンザン

「はい、装鉄が終わったわ」

 

「残り2週間で慣れさせなさい」

 

博之

「1週間前にはフランスに行かないといけないからな・・・」

 

「それまでに走りこんで、新しい蹄鉄を慣れさせないとな」

 

オルフェーヴル

「感謝する」

 

シンザン

「さて、仕事終わり~!!」

 

「博之!サンデー達を連れて飲みに行くわよ!」

 

博之

「許可するか馬鹿」

 

「誰が、酔いつぶれたお前を介抱すると思ってんだよ」

 

シンザン

「釣れないわね」

 

「まぁ、報酬の買い物は凱旋門賞が終わった後に行きましょう」

 

博之

「荷物持ちはお断りだからな」

 

シンザン

「アウトレットで色々と買い物したいのよ」

 

オルフェーヴル

「兄上、余もアウトレットに行ってみたい」

 

ドリームジャーニー

「オル、無理を言ってはいけないよ」

 

シンザン

「別に良いんじゃない」

 

「咲良ちゃん達も一緒に行くわけだし」

 

アグネスタキオン

「では、私達も一緒に行くとしよう」

 

マンハッタンカフェ

「・・・コーヒー関連のアイテムは売っているでしょうか・・・」

 

メジロラモーヌ

「アウトレット・・・興味深いわね」

 

博之

「折角だし、ルビーとヘリオスとカレンも連れていくかね・・・色々と協力してくれたし」

 

「ルビー達に、メールを送っておくか・・・」

 

 

試しに、メールを送ると・・・速攻で返信が返ってきた・・・

 

 

 

ダイイチルビー

「お誘いありがとうございます」

 

「凱旋門賞が終わった後は、常に予定を空けておきます」

 

「詳細な予定が決まり次第、ご連絡をお待ちしています」

 

 

ダイタクヘリオス

「王子とお嬢と一緒にショッピング行けるん!?」

 

「いつでもウェルカムっしょ!!」

 

「予定が決まったら、ソッコ~で連絡待ってるかんね!!」

 

 

カレンチャン

「お兄ちゃん、お誘いありがとう♪」

 

「可愛いカレンとのお買い物を楽しみにしててね♪」

 

「一番可愛いお洋服でお兄ちゃんに会いに行きま~す♡」

 

 

 

博之

「・・・返事も個性的だな~」

 

オルフェーヴル

「兄上、早速走ってくる」

 

博之

「あまり追い込むなよ~」

 

 

 

 

新しい蹄鉄を取り付けた勝負服を身に纏って、レース場を走っているオルフェーヴルが注目を集めていた・・・

 

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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