トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

679 / 837
小籠包

 

 

 

 

 

 

 

今日は、シュヴァルのリクエストで小籠包を作ってみる事にした・・・

 

 

シュヴァルグラン

「ボク、大将さんが作ってくれる小籠包を食べてみたかったんです・・・」

 

博之

「言っておくが、本格的な小籠包を期待するなよ」

 

「あくまで家庭料理版の小籠包だって事を理解しておいてくれよ」

 

シュヴァルグラン

「大丈夫です・・・」

 

「大将さんの作ってくれる料理は、全部美味しいから」

 

博之

「まぁ、そう言ってくれるのは嬉しいけどな」

 

ミスターシービー

「小籠包と肉まんって、何が違うの?」

 

博之

「主に、中身の餡の作り方が違う」

 

「小籠包は、ゼラチンで固めた鶏ガラスープを挽肉に入れて練った餡を使う」

 

「肉まんは、ゼラチンで固めたスープは使わないのが違う点だな」

 

シンボリルドルフ

「でも、肉まんでもゼラチンを固めたスープを使うお店も有るそうだよ」

 

博之

「まぁ、店ごとに特徴は有るだろうさ」

 

「基本的な材料は、あまり変わらないからな」

 

カツラギエース

「材料は、ひき肉と玉ねぎとタケノコが入ってるよな!!」

 

ダイイチルビー

「小籠包は、レンゲに乗せて箸で割った際に溢れて来るスープを先に飲むのが正しい食べ方だそうです」

 

博之

「そのまま食べると、口の中が大火傷だからな」

 

「熱々の小籠包を冷まさないと、美味しく食べられないし」

 

アグネスタキオン

「口内の火傷は簡単には治癒しないからねぇ」

 

マンハッタンカフェ

「過去に口の中を大火傷した人がいたんですね・・・」

 

「先人の知恵ですね・・・」

 

ジャングルポケット

「ヒロ兄は、何でも作れんだな!」

 

ダンツフレーム

「シュウマイとかも作れるんですか?」

 

博之

「別に、作ろうと思えば作れるぞ」

 

咲良

「最近は、揚げ小籠包も有るみたいね」

 

ゴールドシチー

「この前、横浜中華街で売ってるの見たかも」

 

メジロドーベル

「蒸したモチモチの小籠包とは違って、カリカリの食感が美味しいみたいだよ」

 

メジロラモーヌ

「ヒロ君が作った小籠包も揚げてみましょう」

 

博之

「あれは、揚げてるんじゃないぞ」

 

「最初は茹でて、最後に油を入れて焼いてるんだよ」

 

「だから、揚げじゃなくて焼き小籠包が正解だな」

 

ヴィブロス

「お兄ちゃんの手作り小籠包が食べたいな~♪」

 

ヴィルシーナ

「飲茶を用意したわよ♪」

 

ゴールドシチー

「飲茶って何?」

 

博之

「中国茶を飲みながら、点心を食べる文化だ」

 

メジロドーベル

「中国茶・・・美味しいの?」

 

博之

「一番近いのは、烏龍茶だな」

 

メジロラモーヌ

「烏龍茶で油をサッパリさせるのね」

 

博之

「昔の人達が発見したんだろうな・・・烏龍茶の効果をな」

 

シュヴァルグラン

「早く食べたいな・・・」

 

博之

「大量に作るのは時間が掛かるんだよ」

 

「完成する迄、ゴマ団子でも食べながら待っててくれ」

 

メジロマックイーン

「中華のスイーツですわ!!」

 

ゴールドシップ

「マックイーン!!昨日、ケーキを幾つも食べてたじゃねえか!!」

 

メジロマックイーン

「揚げたてのゴマ団子を食べる機会は、中々有りませんわ!!」

 

博之

「ゴマ団子を食べ過ぎれば、洋菓子より太るぞ~」

 

メジロマックイーン

「・・・そうなんですの?」

 

博之

「だって、中身は餡子の入った餅だぞ」

 

「それを油で揚げてるんだから、カロリーの化け物の完成だ」

 

「ゴマ団子は、1人につき3個まで」

 

「それ以上は、3000メートルか2400メートルのレースで愛娘のコントレイルとデアリングタクトとアーモンドアイを相手にして、3人相手に連勝した場合のみ特別に6個のゴマ団子を進呈しよう」

 

コントレイル

「最強の私達に勝てるかな?」

 

デアリングタクト

「先輩達が相手でも、容赦しません」

 

アーモンドアイ

「グラちゃんも一緒だからね!」

 

リスグラシュー

「私もなの!?」

 

博之

「レイ達のコンディションは、今までの中で最高の状態だからな」

 

「皇帝でも天衣無縫でも英雄でも勝つことは難しいだろう」

 

シンボリルドルフ

「それは聞き捨てならないね」

 

ミスターシービー

「なら、ご飯の前に走ろうか♪」

 

メジロマックイーン

「カロリーを消費して、思いっきりパクパクですわ~!!」

 

ゴールドシップ

「どうせ走るなら、面子揃えようぜ~」

 

アグネスタキオン

「走りの探求の為に、私も参加させてもらおうかね~」

 

マンハッタンカフェ

「・・・私も参加します」

 

ジャングルポケット

「最強って奴を見せてやるぜ!!」

 

ダンツフレーム

「私も頑張っちゃうね!」

 

シュヴァルグラン

「ボクも参加しようかな・・・」

 

ヴィブロス

「シュヴァちが参加するなら、私も参加する~!」

 

ヴィルシーナ

「折角の機会だものね」

 

博之

「参加賞で、ゴマ団子を一個追加してあげよう」

 

 

コントレイル達は、レース場に向かった・・・

 

 

ダイイチルビー

「私は、中距離は得意ではないので・・・」

 

ゴールドシチー

「お嬢は、短距離とマイルが得意だし・・・適材適所って奴でしょ」

 

メジロドーベル

「自分の得意なレースで走るのが一番いいよ」

 

メジロラモーヌ

「トレセン学園内が興奮しそうな面子のレースが行われているけれど・・・結果は、どうなるのかしらね」

 

咲良

「そこは時の運じゃないかな~」

 

博之

「さて、そろそろ蒸しあがった頃かね~」

 

ダイイチルビー

「蒸籠を使うんですね」

 

博之

「この方が美味しく蒸せるからな」

 

「温野菜も作っておいたから、一緒に食べてくれ」

 

咲良

「ポン酢・ごまダレ・ドレッシングは好きに使ってね~」

 

ゴールドシチー

「早く蒸籠を開けてよ」

 

メジロドーベル

「黒烏龍茶を買ってきたから、罪悪感はゼロだよ」

 

メジロラモーヌ

「熱い内に頂きましょう」

 

咲良

「流石に、小さい蒸籠は無いからお皿に出しちゃうわね」

 

博之

「濃い目に味は付けてあるけど、お好みで酢醤油を使ってくれ」

 

ダイイチルビー

「・・・モチモチですね」

 

博之

「生地は、かなりの自信作だ」

 

「焼いても美味しいと思うから、焼き小籠包を今から作る」

 

咲良

「熱いから、レンゲの上で割ってね~」

 

ゴールドシチー

「メッチャ、スープが出てきた」

 

メジロドーベル

「ふぅ~・・・ふぅ~」

 

メジロラモーヌ

「熱々の小籠包を一口で食べてはいけない一番の理由がコレね・・・」

 

ダイイチルビー

「いただきます・・・」

 

 

熱々の小籠包を冷ましながら、食べて行く・・・

 

 

ダイイチルビー

「凄く美味しいです」

 

ゴールドシチー

「肉汁も入ってるから、旨味を強く感じるかな」

 

メジロラモーヌ

「酢醤油を掛けると、サッパリして食べられるね」

 

メジロラモーヌ

「・・・凄く美味しいわね」

 

咲良

「餡が余ったら、肉まんも作りましょう」

 

博之

「余ったらな~」

 

 

ガラガラ!!

 

 

テイエムオペラオー

「博之君!!小籠包を作っているのは本当かい!?」

 

アドマイヤベガ

「出来立てが食べられるのね・・・」

 

ナリタトップロード

「とてもとても楽しみです!」

 

メイショウドトウ

「中華料理は大好きです~」

 

博之

「今、焼き小籠包を作ってるから待ってくれ」

 

「蒸籠の中に小籠包が入ってるから、食べたい分だけ咲良に出してもらってくれ」

 

テイエムオペラオー

「咲良さん、小籠包を5個貰えるかい?」

 

アドマイヤベガ

「とりあえず、3個頂くわ」

 

ナリタトップロード

「5個お願いします!」

 

メイショウドトウ

「4個お願いします~」

 

咲良

「は~い♪」

 

博之

「ドトウ専用に、バカ辛いラー油を置いておくから使ってくれ」

 

メイショウドトウ

「ありがとうございます!」

 

 

ガラガラ!!

 

 

コントレイル

「パパ!勝ってきたよ!!」

 

デアリングタクト

「2バ身の差で勝ってきました」

 

アーモンドアイ

「グラちゃんと一緒に3バ身の差を付けて勝ってきたよ!」

 

リスグラシュー

「・・・本当に、先輩達に勝てちゃうなんて・・・」

 

博之

「そういう訳で、ゴマ団子の追加のご褒美は有りませ~ん」

 

メジロマックイーン

「そんなご無体な~!!」

 

ゴールドシップ

「参加賞で1個追加で貰えるから良いじゃねえか」

 

シンボリルドルフ

「次の世代が育ってきていると言う事だね・・・」

 

ミスターシービー

「私は、楽しく走れたから満足♪」

 

カツラギエース

「アタシも満足だぜ!」

 

アグネスタキオン

「新しいデータを手に入れる事が出来て良かったねぇ」

 

マンハッタンカフェ

「楽しかったです」

 

ジャングルポケット

「負けちまったのは悔しいけどよ・・・思いっきり走ると気持ち良いぜ!」

 

ダンツフレーム

「勉強になったね!」

 

シュヴァルグラン

「負けちゃった」

 

ヴィブロス

「でも、楽しかった~♪」

 

ヴィルシーナ

「まだまだ自分の可能性を感じられたわね!」

 

 

博之

「ほい、焼き小籠包の出来上がり~」

 

「激アツだから気を付けて食べろよ~」

 

咲良

「肉汁が凄い勢いで飛び出すから、お箸で優しく穴を開けてね~」

 

ゴールドシップ

「マックイーン、ガブっと行くなよ」

 

メジロマックイーン

「分かっていますわよ・・・口の中を火傷したくありませんもの」

 

 

ガラガラ!!

 

 

オグリキャップ

「大将!!出来立ての小籠包を頂きたい!!」

 

スペシャルウィーク

「私も食べたいです!!」

 

ライスシャワー

「お兄さま、大きいゴマ団子を買ってきたんだ♪」

 

ミホノブルボン

「カリカリの食感を楽しむ為のゴマ団子だそうです」

 

博之

「はいはい、出来立てだから気を付けろよ」

 

咲良

「ライスちゃんが買ってきてくれた大きいゴマ団子は、分けて食べましょう♪」

 

 

オグリキャップ

「いただきます!」

 

スペシャルウィーク

「いただきます♪」

 

 

カプッ!

 

 

博之

「バカ!!」

 

「そんなに勢いよく食べたら・・・」

 

 

オグリキャップ

「あふい(熱い)!!あふ(熱い)!!!」

 

「くひのなかがあふい(口の中が熱い)!!」

 

 

スペシャルウィーク

「くちのなきゃが~(口の中が)!!!」

 

咲良

「あらら・・・」

 

博之

「口の中の火傷は、治るのに時間掛かるんだぞ・・・とりあえず、氷でも舐めてろ」

 

「その後は、お医者さんに連行するから」

 

ダイイチルビー

「タクシーの手配をしておきましょう」

 

ゴールドシップ

「マックイーン、あんな風になりたいか?」

 

メジロマックイーン

「御免ですわ」

 

ライスシャワー

「ブルボンさん、レンゲに小籠包を乗せてお箸で割って、冷ましてから食べるんだよ」

 

ミホノブルボン

「あのようにならない為の食べ方ですね」

 

メジロラモーヌ

「食欲に正直故の惨状ね」

 

ゴールドシチー

「暫く、美味しく食べられないじゃん」

 

メジロドーベル

「病院での治療次第かな」

 

 

 

オグリとスぺの惨状を見て、ちゃんと言われた食べ方でアツアツの小籠包を食べたウマ娘達でした・・・

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。