トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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どぼめじろう先生

 

 

 

 

メジロドーベルは、今日も〆切に追われている・・・

 

ドーベル

「どうしよう・・・全然アイデアが浮かばない・・・」

 

シャトル

「ドーベル、大丈夫デスか?」

 

ドーベル

「駄目・・・〆切まで残り一ヶ月・・・そろそろネーム迄仕上げていないといけないのに・・・」

 

シャトル

「ドーベル、またお散歩に行きましょう♪」

 

ドーベル

「そうね・・・博之さんのお店に行ってみようかな・・・」

 

シャトル

「途中で、美味しいクレープ屋さんが有るみたいデ~ス♪」

 

ドーベル

「そのお店に行ってみましょう」

 

 

 

メジロドーベルとタイキシャトルは、トレセン学園の周りをお散歩しながら南や食堂に向かった・・・

 

 

 

 

南や食堂

 

シチー

「レイちゃんは、本当に可愛いね・・・娘にしたいな」

 

女将

「何言ってるの?シチーちゃんがヒロと本当に結婚すれば義理の娘になるのよ?」

 

シチー

「その手が有ったか・・・」

 

大将

「アホな事言ってないで、シチーは仕事に行きなさいよ」

 

シチー

「今日は、オフにして貰って有るから仕事は無いし。だから、今日一日はずっと博之の側に居るって決めてるの」

 

大将

「トレーニングはしなくて良いのか?」

 

シチー

「この前、ジャパンカップで一着取ったから暫くはお休み貰ったし。だから、3日は大丈夫だし」

 

大将

「あんまり休み過ぎても良くないぞ。鈍った体を元に戻すには、かかった時間の3倍は掛かるからな・・・」

 

シチー

「分かってるし」

 

ガラガラ・・・

 

ドーベル

「開いてますか?」

 

シャトル

「お腹が空きました~!!」

 

大将

「いらっしゃい。ドーベルは、また漫画のネタ探しか?」

 

ドーベル

「上手く漫画が描けなくて・・・」

 

シャトル

「ドーベルは、また困ってマ~ス!」

 

女将

「う~ん・・・もう話せそうな私とヒロの馴れ初めは無いし・・・」

 

大将

「俺達の馴れ初めを話したのか?」

 

女将

「丁度、良い少女漫画になるんじゃないかって思ったのよ~♪」

 

ドーベル

「前回の読み切り漫画の反響は凄かったです・・・単行本の印税がこんなに・・・」

 

女将

「ワォ♪」

 

大将

「凄いな・・・3桁か」

 

ドーベル

「担当編集さんが、前回みたいな漫画を描いて欲しいって・・・」

 

女将

「なるほどね・・・シチーちゃんの馴れ初めは、案外予想できるし・・・」

 

シチー

「そう言われると、ちょっと心外なんだけど」

 

ドーベル

「どうしよう・・・」

 

シャトル

「・・・ドーベルと大将さんで、デートに行きましょう♪」

 

「それなら、きっと新しいアイデアが生まれるかもしれまセ~ン♪」

 

女将

「・・・それもそうね♪」

 

「ヒロ、明日の朝からドーベルちゃんとお出掛けしてきて頂戴♪」

 

大将

「はぁ?」

 

「出掛けるって・・・何処に出掛けるんだよ」

 

女将

「ジャ~ン!!この前、懸賞で当たったディズニーランドのペアチケットで~す♪」

 

シチー

「博之とデート?羨ましいんだけど」

 

ドーベル

「博之さんとデート・・・良いのかな・・・」

 

女将

「さぁ!ドーベルちゃんと夢の世界へ!」

 

大将

「ったく・・・ドーベルはそれで良いのか?」

 

ドーベル

「・・・私は、大丈夫だよ」

 

大将

「明日、早朝に学生寮に迎えに行くから準備しておいてくれ」

 

ドーベル

「うん♪」

 

シャトル

「・・・ドーベルが恋する乙女みたいデ~ス♪」

 

 

 

 

 

 

次の日の早朝・・・ココから、一人称が博之に変わります・・・

 

博之

「早朝だから、ウチの車は少々五月蠅いから気を付けないとな」

 

ドーベル

「おはよう・・・」

 

博之

「おはようさん」

 

ドーベル

「この車って、スポーツカー?」

 

博之

「俺が、社会人1年目に買ったインテグラTypeRだ。お気に入りの車だぞ」

 

ドーベル

「ちょっと意外かも」

 

博之

「この車が意外か?」

 

ドーベル

「あんまりスポーツカーに興味無さそうだったから」

 

博之

「バイクも好きだし、車も大好きだぞ」

 

「立ち話もあれだし、出発しよう。シートベルトはしっかりな」

 

ドーベル

「分かった」

 

 

 

移動中・・・

 

博之

「次のSAで、朝飯にしよう」

 

ドーベル

「何が食べられるのかな・・・」

 

博之

「着いてからのお楽しみだな」

 

 

サービスエリア・・・

 

博之

「・・・コンビニだけだったな」

 

ドーベル

「おにぎりが買えたから良いじゃない♪」

 

博之

「目的地まであと少しだ・・・少し飛ばすぞ」

 

ドーベル

「分かった」

 

博之は、早めに朝食を済ませた後・・・ギアを1速に入れて、ゆっくり走り出すと、スグに2速に入れて加速していく・・・

 

ドーベル

「何か、エンジンから凄い音がしてるんだけど・・・」

 

博之

「これが、インテグラTypeRのエンジン・・・K20Aのエンジン音だ!」

 

「このエンジンの回転数がレッドゾーンに到達した瞬間VTECが起動した直後の加速感と音が堪らなく好きなんだ!!」

 

トーベル

「・・・クスっ♪」

 

博之

「どうした?」

 

ドーベル

「何か、子供っぽくて可愛いなって」

 

博之

「咲良にも言われたな・・・そんなに、子供っぽいかな・・・」

 

ドーベル

「博之さんの新しい一面発見かな?」

 

ドーベルは、アイデア帳にメモしていく・・・

 

博之

「もう少しで到着するぞ~」

 

ドーベル

「ん、分かった」

 

 

 

 

ディズニーランド・・・

 

博之

「到着~」

 

ドーベル

「そんなに人が居ないのは何でだろう・・・」

 

博之

「おかしいな・・・今日は、土曜日だぞ?」

 

ご老人

「お待ちしておりました・・・博之さま、メジロドーベルさま」

 

博之

「えっと・・・どなたですか?」

 

ご老人

「私、サトノ家の執事で御座います」

 

博之

「ドーベル、サトノ家に何か言ったか?」

 

ドーベル

「何も言ってないよ・・・」

 

ご老人

「咲良様から、お2人とトレセン学園の皆さまが楽しめるように貸し切りをお願いされましたので、貸し切らせていただきました」

 

博之

「おいおい・・・このテーマパークを丸1日貸し切ったのかよ・・・」

 

ドーベル

「今回の為に、そこまで・・・」

 

ご老人

「それでは、時間いっぱいお楽しみください」

 

博之

「えっと・・・とりあえず、中に入るか・・・」

 

ドーベル

「うん・・・何か、最初からビックリしすぎて可笑しくなりそう・・・」

 

それから、俺とドーベルは少女漫画に出てくるシチュエーションで、一緒に園内を周った・・・

 

 

道中、ウマ娘の子達に会って少し話を聞いたりして、色んなアイデアを集めていった・・・

 

 

 

博之

「最後は、シンデレラ城の前で良かったのか?」

 

ドーベル

「理想のデートってこんな感じなのかなって」

 

博之

「でも、この感じは明らかにプロポーズだぞ?」

 

ドーベル

「プロポーズ!?」

 

博之

「最近の少女漫画は、プロポーズもするのか?」

 

ドーベル

「そこまではいかないかな・・・でも、少女漫画でもエッチなシーンは有ったりするよ」

 

博之

「最近の少女漫画は進んでるんだな・・・」

 

ドーベル

「ねぇ、咲良さんにプロポーズした時は、どんな事言ったの?」

 

博之

「ん?」

 

「咲良へのプロポーズは、付き合う時に結婚を前提に付き合ってくださいって言ったのが最初だな・・・」

 

「その後は、2年間お付き合いして、星空が綺麗な場所で・・・アナタの事を俺の全てを賭けて、幸せにします・・・俺と結婚してくださいって言ったんだよ」

 

ドーベル

「どんな少女漫画でも敵わないね・・・」

 

博之

「因みに、俺の親友2人も同じ日に場所は違うけどプロポーズしたぞ」

 

ドーベル

「詳しく教えて!!」

 

博之

「淳也は、イルミネーションが綺麗な場所で・・・俺と一緒に人生を歩んでほしいってプロポーズしたらしい」

 

「雄介は、最初に告白した同じ場所で・・・俺は、一生を賭して君を一生愛していく・・・君の人生を全て俺にくれって言ったらしい」

 

ドーベル

「メモメモ・・・」

 

博之

「俺達のプロポーズをメモして役に立つのか?」

 

ドーベル

「きっと役に立つよ」

 

「ねぇ、私にも何か言ってみてよ」

 

博之

「何かって・・・疑似的なプロポーズをしろって事か?」

 

ドーベル

「うん」

 

博之

「・・・考える時間をくれ・・・」

 

博之は、頭をフル回転させて色々と考え始めた・・・

 

ドーベル

「こんな事お願いするのは駄目だったかな・・・」

 

博之は、意を決して・・・

 

博之

「ドーベル、これから一生俺に君の事を守らせてくれ・・・結婚しよう」

 

ドーベル

「!?」

 

ドーベルは、顔を真っ赤にして倒れた・・・

 

博之

「おい!ドーベル、大丈夫か!?」

 

ドーベル

「キュ~・・・・」

 

博之

「誰か・・・衛生兵~!!」

 

咲良

「ドーベルちゃんってば、結構初心なんだから♪」

 

博之

「咲良・・・居たのか?」

 

咲良

「ずっと2人の事を後ろから見守ってました♪」

 

「それにしても、幸せな顔で気絶しちゃってるね・・・今日は、これで帰りましょう」

 

博之

「こんな感じで良かったんだろうか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーベル

「ちょっと待って!!」

 

シャトル

「う~ん・・・ドーベル、こんな夜中にどうしたんデスか?」

 

ドーベル

「あれ・・・私、今日ディズニーランドに行ってたはずじゃ・・・」

 

シャトル

「ディズニーランド?ドーベルは、今日はずっと漫画を描いていましたよ?」

 

ドーベル

「まさか・・・夢?」

 

「夢で、あんな恥ずかしい事をお願いしちゃうなんて!!」

 

 

ドーベルは、しばらく羞恥心でベットの上でバタバタ動いていた・・・

 

 

これは、メジロドーベルが見た夢でのお話・・・




と言う訳で、ドーベルの夢オチでした

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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