樫本理子トレーナーは、一流トレーナーと言っても差し支えない優秀なトレーナーなのだが・・・恐ろしいほどに運動音痴で、担当ウマ娘達に心配されている・・・
樫本トレーナー
「今日の、トレーニングは終わりにしましょう」
「各自、クールダウンをして柔軟体操を念入りにしておくように」
リトルココン
「ありがとうございました」
ビターグラッセ
「ありがとうございました!」
樫本トレーナーがグラウンドから戻ろうと少し歩くと・・・
グキッ!!
樫本トレーナー
「うぐっ!!」
ビターグラッセ
「あちゃ~・・・」
リトルココン
「トレーナー、数歩しか歩いていなのに・・・毎回、足を挫くのは何とかならないの?」
樫本トレーナー
「私も好きで足を挫いている訳ではありません・・・」
「昔から、運動音痴なので仕方ないんですよ」
リトルココン
「それにしても、毎回捻挫してる時点で何とかしようと思うでしょ!」
ビターグラッセ
「何が駄目なのかな・・・」
リトルココン達が頭を悩ませていると・・・
博之
「歩き方が悪い・自分に合った靴を履いてない・筋力不足ってとこだな」
ビターグラッセ
「大将さん!」
リトルココン
「見ただけで分かるの?」
博之
「ある程度は見れば、原因は幾つか思いつくさ」
樫本トレーナー
「筋力不足ですか・・・」
博之
「いくら運動音痴でも、普通に歩くだけで何回も捻挫するのは可笑しいだろ」
「歩く時に、足がちゃんと上がって無いんだよ」
「年を取ると、段差が無い所で転ぶのと同じ理屈さ」
ビターグラッセ
「じゃあ、トレーナーさんはお年寄りなんですか?」
博之
「20代の樫本トレーナーが年寄りな訳無いだろ」
「俺の方が年上なんだから」
リトルココン
「来年、49歳ってマジ?」
博之
「年齢をサバ読んでも、良い事なんて無いだろ」
樫本トレーナー
「お年寄りと同じ・・・」
樫本トレーナーは、明らかにショックを受けて落ち込んでいる・・・
博之
「まぁ、正しい歩き方を身に着ければ足を挫く回数も減るだろうさ」
「さて、俺はコントレイル達に渡すモノが有るから失礼するさ~」
博之は、手荷物を持ちながら・・・コントレイル達がトレーニングを行っている所に向かう・・・
ビターグラッセ
「トレーナーさん、一緒に正しい歩き方を身に着けましょう!」
リトルココン
「その前に、挫いた足を手当てする方が先じゃない?」
樫本トレーナー
「そこまで痛くは無いので、手当は不要です」
「私は、お年寄りと言われない様に運動音痴を克服しなくては・・・」
リトルココン
「・・・てか、人間用のトレーニングメニューの作り方とか分かるの?」
樫本トレーナー
「ウマ娘用のトレーニングメニューを少しグレードダウンすれば問題ありません」
ビターグラッセ
「大将さんが戻ってくるのを待ってた方が良いと思うけどな~」
それから、即席で考えたトレーニングメニューを実行し始めたのだが・・・
博之
「さて、コントレイル達に差し入れを渡し終わったし・・・帰りますかね~」
ビターグラッセ
「大将さん!!助けてください!」
博之
「どうした~?」
リトルココン
「トレーナーさんが無理なトレーニングをして、腰が・・・」
樫本トレーナー
「腰が・・・グキッて」
博之
「何してんのよ・・・」
「ギックリ腰は、スグには治らないぞ」
樫本トレーナー
「明日の仕事が・・・」
博之
「今は、黙って療養してろ!」
非常に仕方なく、樫本トレーナーを抱えて三条幸人先生の整骨院に搬送していく・・・
三条整骨院・・・
三条先生
「一体、何をやったらこんな重症になるんだ・・・」
博之
「俺は、状況を見て無かったから分からん」
ビターグラッセ
「トレーナーさんは、トレーニングの為に重りを持ってスクワットをした瞬間、グキッて・・・」
リトルココン
「あの瞬間、凄い音が聞こえた気がした・・・」
三条先生
「このレベルのギックリ腰は、完治に時間が掛かるぞ」
「手荒な治療は出来ないからな・・・丁寧に治療していくぞ」
樫本トレーナー
「・・・完治に何日掛かりますか・・・」
三条先生
「1週間は見ておけ」
樫本トレーナー
「それでは仕事が・・・」
博之
「はぁ・・・リトルココンとビターグラッセのトレーニングは見ててやるから治療に専念しろ」
「そんでもって、運動音痴を最低限は治しなさい」
「三条先生は、スポーツアスリートのサポートもしてるから技術も有る」
「トレーナーとして、色々学べることも多いぞ」
ビターグラッセ
「トレーナーさん、ゆっくり治療に専念してくださいね!」
リトルココン
「コッチは、何とかするから」
樫本トレーナー
「うぅ・・・大将さん、ココン達の事をお願いします」
博之
「了解しました」
「今回の事は、絶対に口外しない事」
「また理事長が聞きつけたら、俺がブチ切れるからな」
ビターグラッセ
「絶対に言いません!」
リトルココン
「守秘義務は守るから」
博之
「とりあえず、リトルココン達にトレーニングメニューの聞き取りをして、良い感じに予定を組み立てていきますか」
ギックリ腰で離脱した樫本トレーナーの代わりに、リトルココン達の臨時トレーナーになりました・・・
この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?
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トウカイテイオー
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シンボリルドルフ
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ミスターシービー
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ライスシャワー
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メジロラモーヌ
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メジロアルダン
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ビワハヤヒデ
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ナリタタイシン
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ダイタクヘリオス
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ナイスネイチャ
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キタサンブラック
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オルフェーヴル
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ドリームジャーニー
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ヴィブロス
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コパノリッキー
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その他