トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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生活習慣

 

 

 

 

 

 

 

今日は、ブランド物の地鶏を問屋さんに仕入れて貰ったので美味しいチキンステーキを作る為に下処理をしている・・・

 

 

 

咲良

「薩摩地鶏・・・鹿児島の有名ブランドの地鶏ね」

 

アイネスフウジン

「滅多に食べられないブランドお肉なの」

 

サクラチヨノオー

「こんなに分厚い鶏肉をチキンステーキで食べられるんですね・・・」

 

博之

「唐揚げやチキン南蛮も美味いけど、チキンステーキも美味いよな」

 

 

滅多に食べられない地鶏を美味しく食べる為に丁寧に筋切りをしていると・・・

 

 

 

ガラガラ!!

 

 

 

ジェンティルドンナ

「少し時間は有りますかしら?」

 

博之

「駄目だ、今凄く忙しい」

 

咲良

「美味しいチキンステーキを作る為の下拵えをしてる最中なの」

 

アイネスフウジン

「ジェンティルさんは何か持って来たの」

 

サクラチヨノオー

「クーラーボックスですか?」

 

ジェンティルドンナ

「名古屋コーチンの鶏肉を持ってきましたわ」

 

「コレでサラダチキンを作って貰えませんか?」

 

博之

「参考までに聞くけど・・・何の目的でサラダチキンをご所望で?」

 

ジェンティルドンナ

「更なる成長の為にトレーニングの効果を倍増させる為ですわ」

 

咲良

「・・・もしかして、1日に何枚もサラダチキンを食べたりしてる?」

 

ジェンティルドンナ

「1日に5枚は余裕ですわ」

 

アイネスフウジン

「危険領域に入っちゃってるの」

 

サクラチヨノオー

「凄く危険な領域に入ってると思います!」

 

博之

「残念だが、ジェンティルドンナの要望には応えられないな」

 

「間違ったトレーニング方法と食生活を繰り返してる阿呆に協力してやる義理は無いんでな」

 

ジェンティルドンナ

「現に、私は成長していますわ」

 

咲良

「なら、一度セントライト総合病院でも違う病院でも良いから血液検査をしてきなさい」

 

「そうすれば、今の自分の体が抱えている爆弾の正体が分かると思うわ」

 

ジェンティルドンナ

「この私が爆弾を抱えていると?」

 

博之

「恐らく、近い内に爆発する危険な爆弾を抱えているだろうぜ」

 

「レースなんて出来なくなる様な爆弾をな」

 

ジェンティルドンナ

「良いですわ・・・そこまで言うなら血液検査を受けてきますわ!」

 

「問題無ければ、サラダチキンを毎回作って貰いますわよ」

 

博之

「良いぜ。本当に問題無ければな」

 

 

翌日、ジェンティルドンナはセントライト総合病院で血液検査を受けに行った・・・

 

 

セントライト

「チクっとするけど我慢してね~」

 

ジェンティルドンナ

「採決くらい何て事ありませんわ」

 

セントライト

「・・・全体的に血液がドロドロしてるわね・・・」

 

「日頃から水分を取ってるか心配になるわね・・・」

 

ジェンティルドンナ

「毎日、水分は摂取していますわ」

 

「トレーニング中もスポーツドリンクを3リットル飲んでいますの」

 

セントライト

「・・・とりあえず、検査結果はスグに出るから待合室で待っててもらえる?」

 

ジェンティルドンナ

「分かりましたわ」

 

 

ジェンティルドンナが診察室を出ると、セントライトは採血した血液を分析機に入れて解析を始めた・・・

 

 

セントライト

「・・・間違いなく生活習慣病の予備軍ね」

 

「あの若さで生活習慣病って・・・今まで専属トレーナーが居る筈なのに管理が出来てないって事になるわね・・・」

 

「トレーナーも呼び出して説教が必要ね」

 

 

30分ほどで血液検査の結果が出た・・・・

 

 

次に、トレセン学園に電話してジェンティルドンナの専属トレーナーを病院に呼び出した・・・

 

 

 

診察室・・・

 

 

セントライト

「単刀直入に言います」

 

「貴方は、糖尿病の予備軍・それに尿酸値が基準値を大幅にオーバーしています」

 

「良くこんな状態でレースなんか出れたわね。普通に考えて、病院に無理やりにでも入院させて生活習慣の改善を行うレベルよ!」

 

トレーナー

「・・・尿酸値が基準値を超えて・・・危険レベルまで入ってる・・・」

 

「ジェンティル、前にも言ったよね・・・食生活に気を付けて、スポーツドリンクを飲み過ぎない様にって!」

 

ジェンティルドンナ

「食生活には気を付けていましたわ。スポーツドリンクを飲むのは仕方ありませんわ」

 

「汗をかくので水分補給は大切なので」

 

セントライト

「1日にスポーツドリンクを3リットルも飲んでいれば異常です!!」

 

「それに、ヒロ君から連絡が有ったけど・・・サラダチキンを1日に5個も食べてたそうね」

 

「尿酸値が高すぎるのは、サラダチキンの食べ過ぎが原因です!」

 

トレーナー

「俺の忠告を無視して、勝手にサラダチキンを多く食べてたと言う事か・・・」

 

「ジェンティル、そんなにも俺のトレーニングに不満が有るのなら契約を解除しよう」

 

「もう、俺の手には負えないわ」

 

ジェンティルドンナ

「・・・何故、そのような事を言うのですか・・・」

 

「私は、自分で考えてトレーニングをしたんですよ?」

 

「怒られて然るべきだというのに・・・何故、契約解除の話が出て来るのですか」

 

トレーナー

「俺は、毎日ジェンティルのトレーニングバランスを考えて、体を壊さない様にトレーニングメニューを考えて渡していた筈だ」

 

「それに、食事に関して気を付ける事をノートに纏めて渡していた・・・それを無視していると言う事はトレーナーを信用していないと言う事だ」

 

「信頼関係が破綻しているのなら、これ以上トレーナー契約を続ける意味なんて無い」

 

セントライト

「トレーナーさん、参考までに普段のトレーニングと食事関係のノートを見せて貰っても構いませんか?」

 

トレーナー

「分かりました」

 

 

トレーナーは、毎日のトレーニングメニューを纏めたノートと食事関係のノートをセントライトに渡した・・・

 

 

セントライト

「・・・特に問題は無いわね」

 

「医者として忠告しておくけど、貴方はレースに出る事は不可能に近いわね」

 

「糖尿病を発症したら、毎日インスリン注射を行う必要が出て来るわ」

 

「それに、激しい運動をして怪我でもしたら治らないわよ。血液がドロドロ状態で毛細血管の細部まで血液が流れて行かないし」

 

「痛風を発症したら歩けなくなる程に痛みを味わう事になるし」

 

ジェンティルドンナ

「そんな・・・」

 

セントライト

「それが嫌なら、今から入院して腐った生活習慣を根本から叩き直す事ね」

 

トレーナー

「先生、時間が掛かっても良いので入院して生活習慣の改善をお願いします」

 

「俺は、その間に色々と申請の準備を進めておきますので」

 

ジェンティルドンナ

「・・・お願いですから私を見捨てないで下さい・・・・」

 

トレーナー

「契約解除をされたくなかったら、生活習慣を改善する事だな」

 

「1か月の猶予を与える・・・それで、健康診断でA判定を貰えたら契約解除の話は無しにしよう」

 

ジェンティルドンナ

「今スグに入院しますわ!!」

 

セントライト

「言っておくけど、舐め腐った精神を叩き直すから覚悟しておくと良いわね」

 

「泣き言なんて言っても、無視するから」

 

 

こうして、日頃の不摂生が積み重なったジェンティルドンナは生活改善の為に入院する事になった・・・

 

 

 

 

ヴィルシーナ

「ヒロ君、最近ジェンティルさんの姿を見ないけど・・・何処かに修行に行ったのかしら?」

 

博之

「ジェンティルドンナは、日頃の不摂生な生活が原因で入院してるぞ」

 

ヴィルシーナ

「入院!?」

 

咲良

「糖尿病の予備軍と痛風の予備軍だったから、生活習慣の改善の為に入院しているだけだから深刻な状態じゃないから安心してね」

 

ヴィルシーナ

「・・・私は、ヒロ君に食事に関する事を色々と聞いたりしてるから大丈夫かしら・・・」

 

「トレーニングは、ライアン先輩にアドバイスを貰ってるし・・・」

 

博之

「ヴィルシーナは、自分勝手にトレーニングとか食べ過ぎたら毒になる食べ物の事を勉強してるから大丈夫だろ」

 

「まぁ、分からない事が有れば大人を頼る事だ」

 

咲良

「無理をしない様にトレーニングを頑張る事が大切よ♪」

 

ヴィルシーナ

「そうね・・・あの人に圧倒的に勝つまでヒロ君にサポートして貰えるかしら」

 

博之

「食事面でならサポートしてあげよう」

 

咲良

「栄養バランスも色々考えるから安心してね♪」

 

アイネスフウジン

「併走相手が欲しかったら誘ってほしいの♪」

 

サクラチヨノオー

「私もお手伝いしちゃいます!」

 

ヴィルシーナ

「打倒ジェンティルさんよ!!」

 

 

 

ジェンティルドンナが入院している間に、博之達の協力を得て更に成長したヴィルシーナは、かつてジェンティルドンナが叩き出したレコードタイムを幾つか更新する快挙を成し遂げた・・・

 

 

ジェンティルドンナは、生活習慣を改善して健康診断で何とかA判定を取る事が出来たのでトレーナーさんとの契約は継続となった・・・

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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