トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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今回だけ、まじめにレースシーンを書きます


ライスとブルボンの有馬記念

 

 

 

 

 

今日は、ライスとブルボンが一番乗りで食堂に来た・・・

 

ドーベル

「いらっしゃませ、お水とジュースはどっちが良い?」

 

ライス

「ライスは、オレンジジュースが良いかな」

 

ブルボン

「では、ライスさんと同じモノを」

 

ドーベル

「ちょっと待っててね・・・お待たせ、オレンジジュース2つだよ」

 

ライス

「ありがとうございます♪」

 

ドーベル

「注文が決まったら呼んでね」

 

 

 

ライス

「ライスは、ニンジンハンバーグにしようかな・・・ブルボンさんは何食べます?」

 

ブルボン

「ライスさん、今年はレースに出る予定は有りますか?」

 

ライス

「今年は、秋の天皇賞に出るつもりだよ?」

 

ブルボン

「そうですか・・・ライスさんにお願いが有ります・・・今年最後の有馬記念で菊花賞のリベンジをさせてください」

 

ライス

「ふぇ?」

 

「菊花賞のリベンジだと、有馬記念だと距離が違うよ?」

 

ブルボン

「私の実力では、ステイヤーのライスさんに勝つのは厳しいと理解しました」

 

「ですが、中距離であれば私でもライスさんに勝てるチャンスが有るかもしれません・・・もう一度リベンジの機会を下さい」

 

ライス

「トレーナーさんに聞いてみないと分からないけど・・・ちょっと待っててね・・・」

 

ライスは、トレーナーに電話を掛けた・・・

 

 

数分後・・・

 

ライス

「トレーナーさんが、秋の天皇賞の予定を変えて有馬記念に出ても良いって言ってくれたから大丈夫だよ」

 

ブルボン

「ライスさん・・・ありがとうございます」

 

「では、注文をしましょう」

 

ドーベル

「決まった?」

 

ブルボン

「ニンジンハンバーグのギガ盛と、味噌カツ定食をお願いします」

 

ドーベル

「味噌カツ定食は、普通盛?大盛?」

 

ブルボン

「大盛でお願いします」

 

ドーベル

「味噌カツ定食は大盛ね・・・出来るまでちょっと待っててね」

 

「博之さん、ニンジンハンバーグのギガ盛と味噌カツ定食の大盛だよ」

 

大将

「ん、了解」

 

 

「ドーベル、味噌カツ定食運んでくれるか?」

 

「俺は、ギガ盛運ぶからさ」

 

ドーベル

「任せて・・・お待たせしました、味噌カツ定食の大盛だよ」

 

大将

「コッチは、ニンジンハンバーグのギガ盛だ」

 

ライス

「お兄さまのお料理はいつも美味しそうだね♪」

 

ブルボン

「いただきましょう」

 

ライスとブルボンは、中々の勢いでご飯を食べ始めた・・・

 

10分程で綺麗に食べ終えていた・・・

 

 

ライス

「ごちそうさまでした・・・」

 

ブルボン

「ごちそうさまでした」

 

大将

「はい、お粗末様でした」

 

ドーベル

「お皿片付けちゃうね」

 

ライス

「お兄さま・・・シンザンさんと連絡って取れたりする?」

 

大将

「シンザン?電話すれば出ると思うぞ・・・電話掛けたから、後はライスが話してみ」

 

 

シンザン

「博之?久しぶりに連絡してきて何かあった?」

 

ライス

「あの・・・ライスシャワーです」

 

シンザン

「ライスシャワーが電話してきたって事は・・・蹄鉄ね」

 

ライス

「はい・・・今年の有馬記念でブルボンさんと菊花賞の時のリベンジをする事になったんです・・・」

 

「それで、お互いが万全な状態で挑みたいんです・・・」

 

シンザン

「分かったわ。有馬記念まで3か月以上は有るわね・・・」

 

「近くにミホノブルボンは居るかしら?」

 

ライス

「はい。スピーカーに切り替えますね・・・」

 

シンザン

「ミホノブルボン、聞こえてるかしら?」

 

ブルボン

「はい」

 

シンザン

「都合の良い日に、私の工房に来られるかしら?」

 

ブルボン

「大丈夫です」

 

ライス

「ライスも大丈夫です・・・」

 

シンザン

「工房の場所は、博之に車で送迎させれば良いから気にしなくて大丈夫よ」

 

大将

「おいコラ・・・シンザン、人をタクシーみたいに扱いやがって・・・」

 

シンザン

「細かい事はこの際如何でも良いわ」

 

大将

「ったく・・・」

 

シンザン

「私は、大体の時間は工房に居るから。いつでも都合の良い日に来てね」

 

ピッ!

 

ライス

「ブルボンさん、明日シンザンさんの工房に行ってみよう?」

 

ブルボン

「私は大丈夫です。トレーナーに許可を貰いましょう」

 

ライスとブルボンは、トレセン学園に帰っていった・・・

 

 

ドーベル

「シンザンって、凄い有名人だよね」

 

大将

「俺の大学時代の先輩だ。結構良い先輩だな」

 

ドーベル

「凄いウマ娘がまだ知り合いで居るの?」

 

大将

「割といる。サンデー・トニービン・ブライアンズタイム・シンザン・テンポイント・ハイセイコー・スピードシンボリ・ダイナカール・・・まだ居るけど、思い出すのメンドイ」

 

ドーベル

「規格外だね・・・親族の人にもウマ娘は居るの?」

 

大将

「俺のひい祖母ちゃんは、ゴドルフィンバルブってウマ娘だよ」

 

「トレセン学園では、三女神って呼ばれてる一族のメンバーだったかな?」

 

ドーベル

「・・・私、凄い人のお嫁さんになっちゃったかも・・・」

 

大将

「俺には、ウマ娘の血はそこまで流れてはいないだろうし、そこまで凄くは無いさ」

 

「さて、他にも誰か来るだろうし準備を進めときますかね~」

 

 

 

 

 

次の日・・・

 

ライス

「お兄さま・・・シンザンさんの工房に連れて行ってください!」

 

ブルボン

「マスター、よろしくお願いします」

 

大将

「まぁ、良いけどさ・・・トレーナーさん達はどうやって行きますか?」

 

「俺の車、後部座席狭いんで乗るのは割と辛いですよ?」

 

ライスのトレーナー

「僕が車を出します。黒沼トレーナーは、僕の車に乗って下さい」

 

黒沼トレーナー

「助かる・・・それにしても、本当にシンザンがブルボンとライスシャワーの蹄鉄を作るのか・・・」

 

大将

「それじゃあ、安全運転で行きますので着いて来てください」

 

俺は、ライスとブルボンをびっくりさせない様にゆっくりと車を発進させた・・・

 

 

 

 

 

シンザンの工房・・・

 

大将

「ブルボン、差し入れは持ってきたか?」

 

ブルボン

「渋めの酒の肴を沢山用意しました」

 

ライス

「ライスは、お菓子を持ってきたよ」

 

大将

「良し・・・シンザン、入るぞ~」

 

ガチャ・・・

 

シンザン

「あ~・・・頭痛い・・・酒飲み過ぎた~」

 

バタン!

 

大将

「ライス、ブルボン、ちょっと待っててくれるかな?」

 

「多分、トレーナーさん達もココに来ると思うからさ」

 

ライス

「う、うん」

 

ブルボン

「了解です、マスター」

 

ガチャ!

 

大将

「酒弱いのに、深酒するなよ・・・これじゃあ、昔と変わってないじゃねえか」

 

シンザン

「そんな事言わないでよ・・・昨日、厄介な客からクレーム付けられてムシャクシャしてお酒飲んじゃったんだよ・・・」

 

大将

「ほれ、水飲んで酔いを醒ませ。味噌汁作ってやるから」

 

シンザン

「ありがと~」

 

ガチャ

 

大将

「ライス、ブルボン、トレーナーさん達もどうぞ」

 

ライス

「お邪魔します・・・」

 

ブルボン

「お邪魔します」

 

ライスのトレーナー

「ココが神馬と呼ばれたウマ娘の工房・・・」

 

黒沼トレーナー

「・・・そこで寝込んでるのがシンザンなのか?」

 

大将

「昨日、面倒な客にクレーム付けられて、深酒したみたいです・・・」

 

「俺は、ちょっと台所で味噌汁作って来るんで、シンザンが具合悪くならないかだけ見といてください」

 

ライス

「う、うん」

 

ブルボン

「分かりました」

 

俺は、台所で味噌汁を作り出した・・・

 

数分後・・・

 

大将

「ほれ、味噌汁で来たからゆっくり飲め」

 

ズズズ・・・

 

シンザン

「生き返る~」

 

「ごめんね~、見苦しい所を見せちゃって・・・」

 

大将

「それで、どんな客にクレーム付けられたんだ?」

 

シンザン

「どこぞの三流ウマ娘の馬鹿だよ・・・親の金で無理やり蹄鉄を作らせて、いざ使ったら前より走れねぇとかイチャモン付けやがって・・」

 

「データを採らずに、蹄鉄作ればそうなるに決まってんだろうが・・・」

 

「まぁ、その一家はウマ娘の社会でこの先一生、爪はじきモノにされる事は決まってるのよ」

 

「散々、私をコケにしたあの腐った根性と性格を全国に拡散してやったからね・・・今頃、慌ててるのが目に見えてるわ」

 

大将

「ご愁傷様・・・」

 

シンザン

「それで、ライスシャワーとミホノブルボンの新しい蹄鉄だけど・・・いつも以上に詳細なデータを採らせてもらうけど構わないかしら?」

 

ライス

「お願いします!」

 

ブルボン

「データを採る事には慣れていますので」

 

シンザン

「それじゃあ、早速始めましょう」

 

シンザンは、色んな計測器を使ってライスとブルボンの癖と特性を調べていく・・・

 

黒沼トレーナー

「それは何を調べているんだ?」

 

シンザン

「これは、ライスシャワーとミホノブルボンの走る時にどんな風に足に負荷が掛かってるか、踏み込む時にどれだけ瞬間的に足に負担を掛けているかを調べてるのよ」

 

「後は、走る時の本人特有の癖とかもね。それに合わせて蹄鉄を作れば、走りを妨げないから以前より走りは良くなるのよ」

 

「これで必要なデータは採れたか・・・ライスシャワーとミホノブルボンの脚質は?」

 

ライス

「ライスは、先行が得意です・・・」

 

ブルボン

「私は、逃げ専門です」

 

シンザン

「なるほど・・・ライスシャワーは、左足を無意識に庇って走っているわね」

 

「ミホノブルボンは、右足に何か問題を抱えてる可能性が有るわよ。このまま気付かずに走っていると、何らかの故障を引き起こすわよ」

 

ライス

「・・・もしかして、前に宝塚記念の時に左足が少し踏み込みが上手くいかなかったのが原因かな・・・」

 

ブルボン

「私も、最近右足の踏み込みが甘いような気が・・・」

 

シンザン

「原因は、今まで使っていた蹄鉄が合っていなかったのね」

 

「恐らく、蹄鉄を完全に調整すれば違和感は無くなるわ。でも、一応は病院で検査は受けておいた方が良いわね」

 

「長年、無意識に庇う走り方をしていたりすると、体のどこかに妙な癖が付いている事も有るから」

 

ライスのトレーナー

「そんな事も分かるんですか?」

 

シンザン

「蹄鉄は、ウマ娘の走りに一番直結する部分よ。蹄鉄を見て、怪我の兆候を見つける事だって出来るのよ」

 

「毎日、蹄鉄のチェックは怠っちゃ駄目よ」

 

ライス

「はい」

 

ブルボン

「分かりました」

 

シンザン

「私は、これから蹄鉄の製作に入るから。蹄鉄が出来次第、連絡するわ」

 

「この名刺に書いてある電話番号に一度電話を掛けておいて。そうすれば、私の方でも登録しておくから」

 

ライスのトレーナー

「分かりました」

 

黒沼トレーナー

「了解した。俺達は、ブルボン達を病院に連れて行くぞ」

 

ライスのトレーナー

「はい」

 

ライス

「シンザンさん、よろしくお願いします」

 

ブルボン

「よろしくお願いします」

 

シンザン

「任されたわ。蹄鉄が変わって、驚かないでね♪」

 

 

ライス達は、テンポイントが働いている病院に向かった・・・

 

大将

「シンザン、俺は帰るけど・・・何か飯は作っておいた方が良いか?」

 

シンザン

「そうね・・・おにぎりでも作っておいてくれると助かるわ」

 

大将

「分かった。ちょっと買い物に行ってくるわ」

 

俺は、近くのスーパーに行っておにぎりに使えそうな材料と、米を買って戻った・・・

 

米を大量に炊いて、おにぎりを沢山作って冷凍庫にぶち込んでおいた・・・

 

 

大将

「冷凍庫に大量に入れておいたから、温めて食えよ。味噌汁もインスタントの奴買っておいたから」

 

シンザン

「ありがとう」

 

 

 

ライスとブルボンの足は、病院で検査をしたが、大事なかったそうだ・・・

 

 

 

 

1か月後・・・

 

ライス達の元に、シンザンから連絡があったそうだ・・・

 

俺達がシンザンの工房を訪ねると・・・

 

シンザン

「待ってたわ・・・」

 

大将

「随分とやつれてないか?」

 

シンザン

「昨日から、最終調整であんまり食べてないのよ・・・」

 

大将

「そんな事だろうと思ったよ・・・ほれ、弁当買ってきたから先に食べろ」

 

シンザン

「そうするわ」

 

シンザンは、凄い勢いで弁当を完食した・・・

 

ライスのトレーナー

「蹄鉄は完成したんですか?」

 

シンザン

「勿論よ」

 

黒沼トレーナー

「コレがシンザンが作った最高級と言われる蹄鉄か・・・」

 

ライス

「綺麗だね・・・」

 

ブルボン

「輝いています・・・」

 

シンザン

「コレをシューズに取り付ければ完成よ」

 

コンコンコンコン・・・

 

「これでライスシャワーとミホノブルボンの走りは劇的に変わるわ・・・面白い位にね♪」

 

ライス

「走って来ても良いですか!」

 

ブルボン

「今スグに走ってみたいです!」

 

シンザン

「なら、トレセン学園に行きましょう。今回の蹄鉄は、今までの中で最高傑作だと自負しているわ」

 

 

 

トレセン学園・・・

 

黒沼トレーナー

「ブルボン、ライスシャワーと2400mを流しながら、3週目で本気で走ってみよう」

 

ライスのトレーナー

「ライスもそれで良いかい?」

 

ライス

「ライスは、大丈夫だよ」

 

ブルボン

「私も、構いません」

 

黒沼トレーナー

「では、ウォームアップしたから始めよう」

 

ライスと、ブルボンは3週目で本気で走ってみると・・・以前より走りやすさが格段に上がった事を実感した

 

シンザン

「蹄鉄を変えるだけで、これほどの違いが出るのよ。トレーナー達も、もう少し蹄鉄の選び方を見直してもらいたいわ」

 

 

 

ライスとブルボンの最終調整を行って、シンザンは意気揚々と帰っていった・・・

 

 

 

 

有馬記念の前日・・・

 

女将

「明日は、ライスちゃんとブルボンちゃんの有馬記念か・・・」

 

ドーベル

「菊花賞のリベンジ・・・2人が得意な距離でのレースだから、決着が付くのかな・・・」

 

シチー

「もしかしたら、同着ってのも有るかもね」

 

ラモーヌ

「・・・漆黒のステイヤーと栗毛の超特急と呼ばれたウマ娘のリベンジマッチ・・・注目度も凄いわね」

 

大将

「ブルボンは、坂路の申し子じゃないのか?」

 

ドーベル

「サイボーグとも呼ばれてるよ」

 

ラモーヌ

「複数の2つ名を持ってるウマ娘は、何人か居るのよ」

 

ガラガラ・・・

 

ライス

「お兄さま、勝負飯をお願いします!」

 

ブルボン

「マスター、私にも勝負飯をお願いします」

 

大将

「カツ丼を作るよ」

 

 

「カツ丼、お待ちどうさま」

 

ライス

「いただきます♪」

 

ブルボン

「いただきます」

 

大将

「明日の有馬記念は、俺達も見に行くからな」

 

女将

「ライスちゃん、ブルボンちゃん、怪我しない様にね・・・」

 

シチー

「菊花賞のリベンジマッチ・・・注目されてるから頑張りなよ」

 

ドーベル

「応援しに行くからね」

 

ラモーヌ

「ルドルフ達を圧倒する走りを楽しみにしてるわ」

 

ライス

「ライス、頑張るね!」

 

ブルボン

「圧倒的な逃げ切りをお見せします」

 

大将

「頑張れよ・・・今回も、ライス達にお守りを渡しておくよ」

 

ライス

「ゴドルフィンバルブさんがくれたお守り・・・またチカラを借りても良いのかな・・・」

 

大将

「神様のチカラを借りても不正にはならない・・・それに、三女神様が助けてくれるお守りなんてこの世界にこれ1個だけだぜ?」

 

ブルボン

「このお守りは?」

 

大将

「それは、サンデーサイレンス達がくれたお守りだ。ご利益は、三女神様のお守りと同じご利益が有るぞ」

 

「コレをわたしておくから、明日は思いっきり走ってこい」

 

ライス

「ライス、ブルボンさんに負けないからね」

 

ブルボン

「私も、ライスさんに負けません。絶対に逃げ切ってみせます」

 

大将

「頑張れよ・・・」

 

ライスとブルボンの頭を優しく撫でてあげると・・・耳がピコピコと動いて非常に可愛い・・・

 

 

ライスとブルボンは、ゴキゲンで帰っていった・・・

 

 

 

 

 

有馬記念当日・・・

 

大将

「それじゃあ、みんなで行くか・・・」

 

レイ

「ライスおねえちゃんとブルボンおねえちゃんのレースは、スゴイのかな?」

 

女将

「凄いわよ♪レイちゃんも、もしかしたらトレセン学園に入学してレースをするかもしれないね♪」

 

レイ

「レイ、がんばる!」

 

ラモーヌ

「私達は、VIP席に行きましょう」

 

シチー

「私達、入っても大丈夫なの?」

 

ドーベル

「私とラモーヌさんの実家は何家でしょうか」

 

シチー

「あぁ・・・なるほどね」

 

大将

「メジロ家のお力を少々拝借しました。いつもより豪華かもな」

 

 

 

 

VIP席・・・

 

大将

「こんな高級な椅子に座って、優雅にワインを楽しむ・・・俺のキャラじゃねえな」

 

ラモーヌ

「ちゃんとソフトドリンクも有るわよ」

 

レイ

「ママ、リンゴジュースが飲みたい」

 

女将

「ちょっと待っててね~はい、どうぞ」

 

レイ

「ありがとう、ママ」

 

シチー

「流石VIP席・・・眺めが良い」

 

ドーベル

「中々は入れない場所だから・・・人生に一度くらいは、良いかもしれないよ」

 

大将

「ライス達が、無事に走りきれますように・・・」

 

 

 

 

 

 

ゲート前・・・

 

ライス

「すぅ~はぁ~・・・ライスは出来る子だもん・・・絶対に負けないから」

 

ブルボン

「ライスさん、今日と言う日を待ちわびていました・・・今日は、全力でお願いします」

 

ライス

「ブルボンさん、今回もライスが勝つからね!」

 

ブルボン

「その言葉、そのままお返ししますよ」

 

ライスとブルボンは、固い握手を交わしてゲートに入った・・・

 

 

 

 

 

 

 

アナウンサー

「本日は、以前菊花賞を逃してしまったミホノブルボンが、菊花賞ウマ娘のライスシャワーにリベンジマッチを挑んだ事で大いに盛り上がっています」

 

「解説には、トレセン学園でトレーナーをしている福永さんと武さんに来ていただきました。本日は、よろしくお願いします」

 

福永&武

「よろしくお願いします」

 

アナウンサー

「お2人は、本日のレースはどう見ていますか?」

 

福永

「前回の菊花賞は、ミホノブルボンは長距離適性が少しライスシャワーに比べて足りなかったように思えましたね」

 

「今回は、ライスシャワーとミホノブルボンが得意とする中距離でのレースですからね・・・見所が多いと思いますよ」

 

アナウンサー

「ありがとうございます」

 

「それでは、ゲート前に細江さんがいらっしゃいます。細江さ~ん!」

 

 

 

ゲート前

 

細江

「はい。コチラは、今ウマ娘のみんなが少しずつゲートに入っています」

 

アナウンサー

「細江さんから見て、今日の注目ウマ娘が誰でしょうか?」

 

細江

「間違いなく、ミホノブルボンとライスシャワーですね」

 

「体から出るオーラが全然違いますね。今日の走りに期待したいですね」

 

アナウンサー

「ありがとうございます。では、事前に撮影したパドックの映像をご覧ください」

 

 

 

パドックの映像が終わり、レース場の映像に切り替わる・・・

 

ガコンッ!!

 

アナウンサー

「今、ゲートが開きました!先頭はミホノブルボン!その後ろにライスシャワーの陣取っている形でレースが進んでいきます!」

 

「最初からペースが速いですね」

 

福永

「ミホノブルボンがレース全体のペースを作っていますね」

 

アナウンサー

「第3コーナーを通過しました!」

 

「おぉっと!!ライスシャワーが一気に加速してミホノブルボンに迫っていきます!」

 

福永

「前回の菊花賞と同じ展開ですね・・・このまま、ミホノブルボンが逃げ切る事が出来ればいいですが・・・」

 

「後方のウマ娘達も、ラストスパートを掛けてきましたね」

 

 

ライスシャワーが全力を振り絞って、ミホノブルボンも全力を振り絞って逃げている・・・

 

ライスシャワーの左目に青い炎が灯って、更に加速した瞬間・・・ミホノブルボンにも変化が起きた・・・

 

ミホノブルボンの背中に、ガンダムに良くある背部バーニアが薄っすら見えた瞬間・・・一気に爆速ターボが掛かった・・・

 

 

ライス

「ブルボンさんが一気に加速して・・・追いつけない」

 

「でも、ココで諦めるのは嫌だ・・・お兄さま、お姉さま、トレーナーさんの期待に応える為にも!」

 

「ライスは、負けたくない!!」

 

 

ブルボン

「ライスさんの気配が後ろからヒシヒシと感じます・・・」

 

「ですが、私はこれ以上負けられません!!マスターとトレーナーの期待に応える為にも・・・」

 

「私は、ライスさんに勝ちたい!!」

 

 

アナウンサー

「第4コーナーを回りました!!中山の直線は思ったより短いぞ!」

 

「さぁ!!有馬記念優勝の称号を手に入れるウマ娘は誰なんだ!?」

 

 

 

ライス

「ハァアアア~!!!!!」

 

ブルボン

「このまま一気に!!」

 

 

 

アナウンサー

「今、ライスシャワーとミホノブルボンがゴールしました!!」

 

「続々と、ウマ娘達がゴールしていきます!」

 

「一着の判断が非常に難しいので、ビデオ判定を行っています・・・今、判定が出ました!」

 

「ライスシャワーとミホノブルボンの同着です!!!」

 

「第○○回有馬記念の栄えある優勝ウマ娘は・・・ライスシャワーとミホノブルボンです!!!」

 

 

 

 

ライス

「今回は、同着だったね・・・ブルボンさん」

 

ブルボン

「はい・・・ライスさん、私の我がままを聞いてくれてありがとうございます・・・」

 

ライス

「また、走ろうね・・・ブルボンさん♪」

 

ブルボン

「はい♪」

 

笑顔のライスシャワーと笑顔のミホノブルボンのお互いに笑いあっている場面は、翌日の新聞の見開きにデカデカと掲載されて、アグネスデジタル達ウマ娘を愛している人々のハートを撃ち抜いた・・・

 

 

ライスとブルボンは、みんなに迎えられて・・・いっぱい褒められて幸せな一日だったそうだ・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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