トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

838 / 846
ほうとう

 

 

 

 

 

 

 

ほうとう・・・山梨県のご当地料理である・・・

 

 

 

 

ノーリーズン

「大将殿!!武田信玄が陣中食として食べていた料理を纏めた書物を手に入れたのじゃ!!」

 

博之

「また随分と希少な書物を・・・毎回、何処で手に入れて来るんだ?」

 

ノーリーズン

「老舗の古本屋じゃ!!」

 

「大将殿にも分かるように既に現代訳してあるのじゃ!!」

 

博之

「そりゃ助かる・・・お、ほうとうの作り方が書いてあるな」

 

ノーリーズン

「戦国時代から存在したとは驚きじゃ!」

 

博之

「味噌は飛鳥時代から有ったらしいからな」

 

「小麦は弥生時代から日本で栽培されていたらしいからな・・・野菜も何種類かは作られていたから不思議じゃないさ」

 

ノーリーズン

「では、実際に戦国時代のほうとうを食し・・・武田信玄に想いを馳せてみようではないか!」

 

博之

「完全再現は出来ないぞ・・・味噌は多少の味の違いは有るだろうし」

 

ノーリーズン

「構わんぞ!!雰囲気が楽しめれば良いのじゃ!」

 

博之

「とりあえず、買い物に行ってくるか」

 

ノーリーズン

「材料費はワシが出そう!!」

 

 

それから、山梨県のアンテナショップに行き・・・ほうとう麺・今回使う野菜・甲州味噌を買って来た・・・

 

 

 

博之

「さて、戦国時代の陣中食としては時期の野菜を使って作っていたらしい」

 

「今回は、煮込むのに適した旬の野菜が無かったから当時、実際に作られていた野菜を使っていくとしよう」

 

ノーリーズン

「うむ!!里芋・ゴボウ・大根・ネギを使うんじゃな!」

 

博之

「現在みたいに様々な野菜が通年を通して食べられる訳じゃないし・・・そもそも時期的に国外から伝来していない野菜も多い」

 

「今みたいに具沢山の料理って言うのが無かったんだよ・・・肉も満足に食べられなかっただろうし」

 

ノーリーズン

「肉が食べられなかったのか!?」

 

博之

「農民は食べる機会は少なかっただろうな・・・たまに、農作物に被害を与えるシカ・イノシシは獲れれば御馳走だ」

 

「武士になればキジ・ウズラ・クジラの肉を食べてたんじゃないか?」

 

ノーリーズン

「歴史は面白いのぉ~」

 

博之

「ほい、話している間に野菜の下処理は終わったぞ」

 

ノーリーズン

「次は野菜も煮込むのじゃな!!」

 

博之

「戦場だと出汁を取る余裕は有るのか分からんが・・・今回は、出汁を使わない方法で行こう」

 

「鉄鍋に水・根菜を入れて火が通るまで煮込んでいく」

 

ノーリーズン

「じっくり煮込んでいくのじゃ!!」

 

 

15分後・・・

 

 

博之

「大根と里芋に火が通ったら、薄切りにしたゴボウを入れて5分ほど煮込んでいく」

 

ノーリーズン

「ゴボウの食感は残したいの!!」

 

 

5分後・・・

 

 

博之

「さて、ゴボウに火が通ったら・・・ほうとう麺を入れて煮込んでいこう」

 

ノーリーズン

「味噌は入れんのか?」

 

博之

「味噌は火を入れ過ぎると風味が飛んで美味しくない・・・ココだけは美味しく食べる為にアレンジさせてくれ」

 

ノーリーズン

「それは仕方ないのぉ!!美味しく食べるのが一番じゃ!!」

 

 

ほうとう麺を煮込んで、とろみが出てきたら味噌を溶かして・・・ほうとうが完成した・・・

 

 

 

ノーリーズン

「コレが武田信玄が食した戦国時代のほうとう・・・頂くのじゃ!!」

 

博之

「多分、甘みが無いから少し塩気が強い筈だ・・・お椀に取り分けて食べると良い」

 

ノーリーズン

「・・・かぁ~!!!塩っ辛いのぉ!!」

 

博之

「そりゃあ味噌だけで味付けしてるからな・・・野菜の甘みも無いから食べ辛くは有るな」

 

「でも、戦国時代は味付けは味噌・塩・酢・味噌の上澄みの四種類しかなかったんだってよ」

 

「基本的に塩気の強い味付けだったんだな・・・今も時代なら高血圧が確定だな」

 

ノーリーズン

「今の時代は恵まれてるのぉ~」

 

博之

「何百年も時代が違うんだ・・・そりゃ様々な調味料や食材が手に入るようになるさ」

 

ノーリーズン

「野菜と麺は完食じゃ・・・水が美味い!!」

 

博之

「バナナを食べてカリウムを摂取して、余分な塩分を排出させよう」

 

ノーリーズン

「甘くて美味しいのじゃ!!」

 

 

バナナを食べて小休止を挟んだ後・・・

 

 

ノーリーズン

「大将殿!!アンテナショップで旬のサクランボを買って来たのじゃ!!」

 

博之

「なら、子供達も呼んで食べるかね」

 

ノーリーズン

「童たちよ!!旬のサクランボを共に食すのじゃ~!!」

 

 

その後、みんなで一緒にサクランボを食べた・・・

 

 

後日、今回ほうとうを再現した時に使った書物は山梨県に寄贈した・・・

 

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。