トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

867 / 867
隠しキャラ

 

 

 

 

 

 

生徒会長のシンボリルドルフは、お気に入りの唐揚げ定食を食べ終えると・・・神妙な顔で博之に質問して来た・・・

 

 

 

シンボリルドルフ

「博之君・・・高校生の頃はウマ娘と同じスピードで走れたというのは本当かな?」

 

博之

「う~ん・・・半分は本当で、半分は嘘かな」

 

シンボリルドルフ

「それはどういう事かな?」

 

博之

「誰に聞いたかは知らんが・・・サンデーサイレンス達と一緒に短距離からマイルくらいのレースなら併走レベルで走れたのは事実だ」

 

「でも、本気のサンデーサイレンス達には遠く及ばなかったから・・・半分は嘘になる」

 

シンボリルドルフ

「羨ましい・・・」

 

博之

「まぁ、ウマ娘と同じスピードで走れる人間は居ないって事だ」

 

シンボリルドルフ

「サンデーさん達なら当時の事を鮮明に覚えているだろうか」

 

博之

「覚えてる筈だぞ・・・俺を強引に引っ張り出してきてたからな」

 

「試しに呼び出してみるか・・・」

 

 

ウマホでサンデー達を呼びだしてみると・・・二つ返事で駆けつけて来た・・・

 

 

サンデーサイレンス

「特製シフォンケーキが食べられると聞いて!!」

 

トニービン

「最高級の紅茶が飲めるって聞いたよ!!」

 

ブライアンズタイム

「秘蔵のウイスキーを飲めると聞いて!」

 

シンボリルドルフ

「何を言ったんだい?」

 

博之

「特製シフォンケーキと最高級の紅茶と秘蔵のウイスキーを御馳走してやるって伝えた」

 

咲良

「はいは~い、特製シフォンケーキはオレンジピールが入ってるわよ~♪」

 

「最高級の紅茶は、アルダンちゃんから頂いた紅茶よ~♪」

 

「秘蔵のウイスキーは、山崎の25年をロックでご提供で~す♪」

 

サンデーサイレンス

「それで、何か聞きたい事が有るんでしょ?」

 

博之

「ルドルフが少し聞きたい事が有るんだとさ」

 

シンボリルドルフ

「失礼ながら・・・博之君が高校生の頃はウマ娘と同じスピードで走れたのは本当ですか?」

 

トニービン

「まぁ、本当と言えば本当かな」

 

ブライアンズタイム

「7割の力で走っているオレ達に付いて来ていたから本当だな」

 

サンデーサイレンス

「当時は、博之を他の連中に渡したくなかったから強引にトレーニングに付き合わせてたけど」

 

博之

「だとよ」

 

シンボリルドルフ

「・・・私も博之君と走りたかった・・・」

 

咲良

「なら、VRレースのシステムにヒロのパーソナルデータを取り込んで、隠しキャラで一緒に走れる様にすれば良いんじゃない?」

 

「勝負服もデータ化すれば問題無いでしょ♪」

 

シンボリルドルフ

「その手が有ったか!!」

 

サンデーサイレンス

「私達も協力しよう」

 

トニービン

「色んなバリエーションの勝負服が必要だよね!」

 

ブライアンズタイム

「当時の博之の写真も提供しよう」

 

博之

「あまり変な事にならない様に気を付けろよ~」

 

咲良

「私達の全面監修って事で良いんじゃない?」

 

シンボリルドルフ

「手始めにサトノ家の協力を取り付けなければ」

 

 

その後、サトノ家に今回の事を打診した所・・・物凄く乗り気で企画を立ち上げた・・・

 

 

サトノクラウン

「適性距離はどれにする?」

 

サトノダイヤモンド

「設定次第で変えられるので、適性距離はランダムで良いんじゃないかな」

 

シンボリルドルフ

「それでは、適性距離での不公平な部分が出て来てしまう」

 

「全ての適性距離で博之君を登録できない物か」

 

トニービン

「勝負服の違いで登録すれば良いんじゃない?」

 

「博之の勝負服は色々なバージョンで作ったし、デザイン画ならスグに用意出来るよ!」

 

サンデーサイレンス

「髪形も変えた方が良いだろう」

 

ブライアンズタイム

「違いを付けないとな」

 

博之

「あまり作り込み過ぎない様にしろよ・・・程々で良いんだから」

 

咲良

「でも、トレセン学園のウマ娘達が使うVRレースなら半端な物は作れないわね」

 

サトノクラウン

「サトノ家の面子を潰すわけにはいかないからね!!」

 

サトノダイヤモンド

「最高の完成度を目指しますよ!!」

 

博之

「・・・まぁ、根を詰め過ぎないようにな」

 

 

それから、三か月の製作期間と調整期間を経て・・・試作段階までは完成する事が出来た・・・

 

 

エアシャカール

「ったく・・・こんな面倒くせえ案件を持ってくんなよ」

 

サトノダイヤモンド

「ちゃんと報酬はお渡ししますから~♪」

 

サトノクラウン

「プログラムに詳しいのシャカールさんだけなんですから!」

 

エアシャカール

「とりあえず、プログラムのチェックは済んだぜ」

 

博之

「シャカール、サンドイッチ食べるか?」

 

エアシャカール

「・・・今朝から何も食ってなかったからな・・・貰うぜ」

 

博之

「ほい、玉子とハムカツのサンドイッチだ」

 

エアシャカール

「・・・美味い」

 

サトノクラウン

「試作段階まで来たわ・・・誰かに実際に体験して貰って、バグを見つけ出すのを始めましょう!」

 

シンボリルドルフ

「企画を立ち上げた私が人柱になって・・・」

 

セントライト

「面白そうだから体験させて貰っても良いかしら?」

 

博之

「何しに来たん?」

 

セントライト

「ヒロ君と一緒に走れるって聞いてね・・・お姉さんの昔の心残りを解消しようと思って」

 

咲良

「心残りって?」

 

セントライト

「ヒロ君と一緒にレースを走ってみたかったのよ!!」

 

「サンデー達は幼馴染だから出来たけど・・・私は、既に働き始めてたから無理だったからこの機を逃すまいと思って」

 

博之

「セントライトで良いんじゃないか?一緒にトニービンを参加させて当時の俺を体験して貰えば何かしらのバグを見つけられるだろ」

 

トニービン

「やった~!!それじゃあ早速始めようよ!!」

 

セントライト

「良いかしら?」

 

サトノダイヤモンド

「スグに準備しますね!」

 

サトノクラウン

「5分だけ待ってください!」

 

 

それから、VRシステムを起動してセントライトとトニービンがVR世界で博之と本気のレースを体験する・・・

 

 

10分後・・・

 

 

トニービン

「博之~!!!」

 

博之

「何だよ!?」

 

トニービン

「レースで着てた勝負服って私がデザインした勝負服じゃないよね!?」

 

博之

「それに関しては何も知らんぞ」

 

セントライト

「・・・大正時代の軍服って感じで素晴らしかったわ」

 

サトノクラウン

「セガの看板ゲームのサクラ大戦の要素を入れてみたんだけど・・・駄目だったかしら」

 

サトノダイヤモンド

「私達は良いと思ったんだけど・・・」

 

トニービン

「博之が軍服があんなにも似合うなんて思わなかったよ!?」

 

咲良

「そんなに似合ってるの?」

 

トニービン

「マジで恋する5秒前だよ!!」

 

セントライト

「一目惚れは絶対ね」

 

咲良

「私も試してみようかしら・・・」

 

シンボリルドルフ

「次は私も!!」

 

 

咲良とシンボリルドルフもVR世界で体験する・・・

 

 

エアシャカール

「バグは無さそうだぜ」

 

サトノダイヤモンド

「では、細かい修正を行って正式に隠しキャラとして出現する条件を決めて行きましょう」

 

サトノクラウン

「あまり厳しい条件だと不満が出てくるから、VRレースの重賞レースを1回勝つと大将さんがレースに出現する感じで調整していこう」

 

博之

「適性距離は問わないんだよな?」

 

サトノクラウン

「ちゃんとウマ娘の適性に合わせて出現するから大丈夫よ!」

 

サトノダイヤモンド

「導入は事前にアナウンス無しでドッキリみたいな感じで体験して貰いましょう!!」

 

博之

「あんまり炎上しない様にしろよ~」

 

 

 

後日、いつも通りVRレースでトレーニングをする為にアドマイヤグルーヴがVR世界に入った・・・

 

 

 

アドマイヤグルーヴ

「今日は、オールカマーから天皇賞の秋までの路線でレースを始めましょう」

 

 

無事にオールカマーを制して、秋の天皇賞に進むと・・・

 

 

アナウンス

「本日の秋の天皇賞は晴天に恵まれました!!」

 

「一番人気は南博之さんです!!特別参加で天皇賞に挑みます!」

 

アドマイヤグルーヴ

「は?」

 

アナウンス

「体制整いました・・・」

 

 

ガコンッ!!!

 

 

アナウンス

「今ゲートが開きました!!」

 

 

 

想定外の出来事が原因で大幅に出遅れたアドマイヤグルーヴは、惨敗の結果になった・・・

 

 

ちなみに、この時の博之の勝負服はイギリス王室の正装の様な勝負服だった・・・

 

 

アドマイヤグルーヴ

「ちょっと・・・詳しい事を説明しなさい」

 

博之

「生徒会長様が若い頃の俺と一緒に走ってみたかったから、VR世界で再現しただけさ」

 

「良かったな。アルヴが一番最初に体験したウマ娘だぞ」

 

アドマイヤグルーヴ

「それは喜んで良いのかしら・・・」

 

咲良

「ちなみに、データは登録させるからヒロの勝負服の姿を写真に現像出来るわよ」

 

アドマイヤグルーヴ

「スグに現像してくるわ」

 

 

それから、VRシステムが予約必須になる程の大人気になった・・・

 

 

オルフェーヴルとドリームジャーニーは、王の特権を乱用して予約枠を大量に確保したが博之に盛大にお説教されて予約枠を他のウマ娘達に解放した・・・

 

 

 

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

料理上手なトレーナーさん(作者:暁海斗)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

子供の頃に一人のウマ娘の走りに魅了されたトレーナーがトレセン学園で担当ウマ娘とG1を目指すお話・・・


総合評価:355/評価:4.53/連載:78話/更新日時:2026年10月26日(月) 20:49 小説情報

さよならはまだ言えない(作者:芦毛スキー)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

─世界が、お前を待っていた。▼1990 ジャパンカップ▼その日、僕たちはひとつの夢の結実を見た。▼どこまでも、どこまでも駆け抜けてゆくその姿は誰よりも傷だらけで。▼そうして走り続けた苦難の日々が大きな喝采へと変わった。▼栄光は運命に抗う者にこそ輝く。▼その馬の名は-▼ミスターシービー世代に生まれたとある馬の話。▼運命に呪われたような彼は、結局のところ俗にいう…


総合評価:2734/評価:7.11/連載:1567話/更新日時:2026年10月26日(月) 03:00 小説情報

ウマ娘たちと担当トレーナーの日々(作者:室賀小史郎)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

※注意▼これはウマ娘 プリティーダービーの二次創作であり、全ては私の妄想です。▼著しいキャラ崩壊、独自の設定、解釈、展開、ご都合主義が多々含まれす。▼時系列は曖昧です。▼日常メインなのでレースシーンは皆無です。▼細かいことは気にしない。という方のみお読みください。▼またリクエストはお受け出来ませんのでご了承ください。▼更新のタイミングは金曜日の0時です。▼p…


総合評価:1577/評価:7.89/連載:171話/更新日時:2026年07月10日(金) 00:00 小説情報

転生孤児ウマ娘の奮闘記(作者:しょうわ56)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

順風満帆とまではいかないが、普通の人生▼死んだ覚えも死に瀕した覚えもないが、何の因果かウマ娘世界に転生し、▼ウマ娘になってしまった▼ 「ウマ娘を育てる自信がない」▼しかし生まれて間もなく、そんな理不尽な理由で捨てられて孤児院育ち▼ご多分の例に漏れず貧乏な暮らし▼幼いながらもウマ娘としてのパワーは健在で、▼慢性人手不足の施設には重宝がられる▼小学校卒業に当たり…


総合評価:20801/評価:8.53/完結:122話/更新日時:2024年06月22日(土) 00:00 小説情報

貴方の強さは私が知っている。(作者:魔女っ子アルト姫)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

目が覚めたら貴方は……ウマ娘になっていた!!▼何が何だから分からないけど、頼りになる友達の力を借りながら前向きに生きて行こう!!▼RPG-7様より、ランページのAI作成イラストを頂きました。▼【挿絵表示】▼【挿絵表示】▼【挿絵表示】▼


総合評価:11543/評価:8.18/連載:684話/更新日時:2026年09月02日(水) 04:30 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>