トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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不敬な奴

 

 

 

 

 

 

オルフェーヴルとドリームジャーニーは、博之から貰ったチーズケーキとイチゴタルトをトレセン学園のお気に入りのテラス席で紅茶と一緒に頂いている・・・

 

 

 

オルフェーヴル

「今日のチーズケーキは非常に美味である」

 

ドリームジャーニー

「イチゴタルトも美味しいね」

 

 

この至福の時間は、オルフェーヴルが大切にしている日課であり日常だ・・・

 

 

 

不敬なトレーナー

「見つけたぞオルフェーヴル」

 

ドリームジャーニー

「オル、チーズケーキを一口だけ貰っても良いかい?」

 

オルフェーヴル

「構わぬ」

 

ドリームジャーニー

「ありがとう♪」

 

不敬なトレーナー

「おい!!聞いているのか!?」

 

オルフェーヴル

「余の至福の時間を邪魔する有象無象に傾ける耳など無い」

 

ドリームジャーニー

「どなたか存じませんが・・・可愛いオルの至福の時間を邪魔しないで頂けますか?」

 

不敬なトレーナー

「そんな事はどうでもいい!!俺のチームに入れ!!」

 

「凱旋門賞を制覇したお前の実力を評価してやると言ってるんだ!!有難く思え!!」

 

オルフェーヴル

「下らん・・・余の名声を借りて自身の評価を上げようとする浅はかさが垣間見える」

 

「既に余は専属のトレーナーが居る・・・貴様など不要だ」

 

ドリームジャーニー

「貴方はオルに相応しくない・・・お引き取り願えますか?」

 

不敬なトレーナー

「あんな半端物のトレーナーの契約なんぞ白紙に出来るんだぞ!!」

 

「良いから俺のチームに入れ!!2度は言わんぞ!!」

 

 

ガシャン!!!

 

 

 

この不敬なトレーナーは盛大に地雷を踏んだ・・・オルフェーヴルは、博之の事を心から敬愛している・・・むしろウマ娘として愛していると言っても良い・・・

 

 

その愛する博之の事を半端なトレーナーと言われてブチ切れたオルフェーヴルは、全身から圧倒的な殺意を纏ったオーラを開放する・・・

 

 

オルフェーヴル

「なら、貴様にチャンスをやろう・・・貴様のウマ娘を連れてこい」

 

「余に勝つ事が出来たら貴様のチームに入ってやろう・・・だが、負ければ余の機嫌を損ねた代償は必ず貴様の命を持って贖って貰おう」

 

ドリームジャーニー

「おやおや・・・オルを怒らせてしまいましたね♪」

 

「私も久しぶりにキレてしまいそうだ・・・そうだ、私もレースに参加してあげましょう」

 

「私に勝つ事が出来れば、無条件でオルと一緒に貴方のチームに参加してあげましょう・・・まぁ、天地がひっくり返っても有り得ないと思いますが」

 

不敬なトレーナー

「良いだろう・・・今日の15時に模擬レースで実力を証明してやる!!!!」

 

 

不敬なトレーナーは、息を切らせながら帰っていった・・・・

 

 

ドリームジャーニー

「兄さんが作ってくれたケーキが台無しになってしまったね・・・」

 

オルフェーヴル

「・・・兄上に今の事を全て話す。そして再度チーズケーキを貰うとしよう」

 

 

 

南や食堂・・・

 

 

博之

「はぁ!?不敬なトレーナーがオルフェーヴルを強引にスカウトしようとした!?」

 

ドリームジャーニー

「コチラが証拠の音声の録音になりますね」

 

 

ドリームジャーニーは、咄嗟にウマホで録音していた音声を再生する・・・

 

 

咲良

「コレは酷いわね」

 

博之

「それで、15時から模擬レースをする事になったと」

 

オルフェーヴル

「余の機嫌を損なった外道には相応しい末路を与えてやろう」

 

ドリームジャーニー

「兄さんには遠くで見守っていてほしいのですが・・・」

 

博之

「丁度、午後はスピードシンボリが顔を出しに来るって言ってたから一緒に見物するとしよう」

 

「ついでに、不届き物のトレーナー免許の剥奪と業界からの永久追放をお願い出来る様に手筈は整えていくとしよう」

 

オルフェーヴル

「兄上、余に必勝のまじないを」

 

ドリームジャーニー

「私にもお願いしますね♪」

 

博之

「あまり他所のご家庭の娘さんにやる事じゃないんだよなぁ・・・」

 

 

博之は、渋々オルフェーヴルとドリームジャーニーを優しく抱きしめて殺し文句を言ってあげる・・・

 

 

博之

「絶対に勝ってこい・・・お前達は俺の最高の愛バだ。俺に勝利を届けろ」

 

「そして、俺を馬鹿にしたクソガキを捻りつぶしてこい・・・徹底的にな」

 

「愛してるぜ・・・オルフェーヴル!ドリームジャーニー!」

 

 

オルフェーヴルとドリームジャーニーのテンションが天元突破して、負ける可能性が万に一つも無くなった・・・

 

 

オルフェーヴル

「姉上、勝負服は以前に企画でお互いの勝負服を交換した際の姉上の勝負服を使う」

 

ドリームジャーニー

「では、私はオルの勝負服を着ていきますね」

 

博之

「頑張れよ」

 

咲良

「シチーちゃん達と一緒に遠目で見学しに行くわね」

 

 

 

その日の15時・・・

 

 

不敬なトレーナー

「お前達・・・オルフェーヴルとドリームジャーニーを倒してこい!!」

 

ウマ娘A

「はぁ?無理に決まってるでしょ」

 

ウマ娘B

「私達、重賞レースに何とか勝つ事が出来るレベルのなのに・・・オルフェーヴル様とドリームジャーニー様に勝てる訳ないじゃん」

 

ウマ娘C

「逆立ちしたって勝てっこない勝負を挑むメリットは何か有るの」

 

ウマ娘D

「無いわ~。前から、クソなトレーナーだと思ってたけど無いわ~」

 

 

博之

「何だか、人望もクソも無いトレーナーみたいだな」

 

咲良

「むしろ失望が凄いわね」

 

ゴールドシチー

「今でもクソなトレーナーって居るんだね」

 

メジロドーベル

「猫被ったトレーナーが入ってくるんだね」

 

メジロラモーヌ

「お婆様に相談して、トレセン学園の採用条件を更に厳しくしてもらう様にお願いしておきましょう」

 

ミスターシービー

「大翔は、あんな駄目な大人になっちゃ駄目だぞ~」

 

大翔

「あう~」

 

スピードシンボリ

「ふむ・・・あのトレーナーは覚えがある」

 

「随分と失礼な話し方をするトレーナーだったな・・・スグに資格の剥奪と永久追放の手続きを進めよう」

 

 

博之

「えっと・・・オルフェーヴルとドリームジャーニーに指示を出しておくか」

 

「相手のウマ娘は全然乗り気じゃないから、手加減して走ってやれ」

 

 

 

ドリームジャーニー

「オル、兄さんから指令が来たよ・・・適度に手加減をして走って来なさい」

 

オルフェーヴル

「良かろう・・・王の走りを見せてやろう」

 

 

 

それから、模擬レースを行ったのだが・・・まぁ、結果は分かり切っているがオルフェーヴルとドリームジャーニーが手加減しながらも勝利した・・・

 

 

 

不敬なトレーナー

「お前等・・・真面目に走れよ!!」

 

ドリームジャーニー

「おやおや・・・自分がウマ娘から信用されていないと言う事実に呆れてしまいますね」

 

オルフェーヴル

「余の機嫌を損ねた代価を貴様の命で贖って貰おうか・・・とりあえず、トレセン学園から立ち去れ」

 

ウマ娘A

「アタシ達、もうチーム辞めま~す」

 

ウマ娘B

「このチームに居ても得られるものが無いんで」

 

ウマ娘C

「アンタ、一流トレーナーとか豪語してたけどホラ吹きじゃん」

 

ウマ娘D

「今まで私達をイライラさせてくれてありがとうございました~♪」

 

 

スピードシンボリ

「君の仕事に対する態度は見させて貰ったよ」

 

 

スピードシンボリは、首に掛けられているトレーナー免許を取り上げる・・・

 

 

不敬なトレーナー

「何しやがる!?」

 

スピードシンボリ

「何を?他のトレーナーの担当ウマ娘を引き抜いて自分の実績にしようとする最低の人間にトレーナーの免許は必要無いだろう」

 

「それと、業界からの完全追放だからトレセン学園から出て行くと良い」

 

博之

「お疲れちゃ~ん」

 

咲良

「オルフェーヴルちゃんとドリームジャーニーちゃんの為に特別にフルーツタルトを作って冷蔵庫で冷やしてあるから戻って食べましょう」

 

オルフェーヴル

「余の至福の時間である。お前たちも一緒に来ると良い」

 

ドリームジャーニー

「折角の機会ですし、ご一緒しませんか?」

 

ウマ娘A

「良いんですか!?」

 

ウマ娘B

「憧れの御二方と同じテーブルに座る事を許可して頂けるなんて・・・」

 

ウマ娘C

「お母さん!!産んでくれてありがとう!!」

 

ウマ娘D

「ヤバッ・・・一緒に写真撮ってくださいとかお願いしたら怒られるのかな・・・」

 

ゴールドシチー

「アタシから頼んであげるから大丈夫だよ」

 

メジロドーベル

「貴方達も大変だったね」

 

メジロラモーヌ

「何か有れば相談しに来なさい」

 

ミスターシービー

「トレーナーの言う事に全部従う必要も無いしね~」

 

博之

「シービーは、自由人で担当トレーナーさんは諦めてたでしょうが」

 

咲良

「さぁさぁ、早く行きましょうね」

 

スピードシンボリ

「後で行かせて貰うよ」

 

 

 

それから、みんなで特製フルーツタルトを美味しく頂きました・・・

 

 

ウマ娘A

「オルフェーヴル様とドリームジャーニー様と一緒に写真を撮って貰えるなんて・・・」

 

ウマ娘B

「しかも、お互いの勝負服を交換してる特別バージョンで・・・」

 

ウマ娘C

「家宝にするレベルだよ・・・」

 

ウマ娘D

「オルフェーヴル様の貴重な笑顔・・・尊い」

 

 

 

博之

「何だか、大喜びで帰って行ったな」

 

咲良

「結果オーライって事で!」

 

 

 

これを機に、再びトレセン学園内で不敬なトレーナーの追放が行われた・・・

 

 

 

 

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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