シリウス
「なぁ、アンタは仮面ライダーに変身出来んのか?」
大将
「ん?一応タキオンのお遊びで、作った変身ベルトを使えば見た目だけは変わるぞ」
シリウス
「そうか・・・実はな、テイオーが骨折して塞ぎ込んでるんだよ・・・」
「だから、テイオーを元気付けてやりたいんだよ」
大将
「テイオーが骨折したのか!?」
シリウス
「あぁ・・・3度目の骨折だよ・・・」
「テイオーの心はポッキリ折れちまったんだよ・・・私らが何を言っても響かない」
「正直お手上げなのさ・・・」
大将
「そうか・・・ターボは、テイオーと一緒に走りたがってたな・・・」
シリウス
「テイオーは、引退する気みたいだ・・・私達は、テイオーの意思を尊重した・・・だが、こんな終わらせ方が有って良い筈がない」
「テイオーには、胸を張って引退してもらいたいんだよ・・・ルドルフだって、テイオーの引退には賛成しなかった・・・」
「だが、一度決めた以上覆る事は無いだろうよ・・・せめて、テイオーの心を動かす出来事が有れば・・・」
大将
「・・・俺に考えがある・・・今から言うメンバーを集めてくれるか?」
シリウス
「・・・良いだろう。但し、それ相応の結果を見せてみろよ」
大将
「あぁ・・・一度、絶望から這い上がった俺の作戦に間違いは無いさ」
その日の夕方・・・シリウスは、俺が呼んでもらうように頼んだメンバーを集めてくれた・・・
マックイーン
「話しは聞きましたけど・・・本当に、テイオーを説得出来るんですか?」
ルドルフ
「どうやってやるのかな?」
ターボ
「テイオーと一緒に走るって約束したのに・・・」
ネイチャ
「ターボ・・・」
イクノ
「大丈夫ですよ、ターボ」
ゴルシ
「面白い事なら、ゴルシちゃんも大賛成だぜ」
大将
「今のテイオーは、目の前の絶望に心を折られて希望が見えていない・・・昔の俺もそうだった」
「だが、俺は選手生命を絶たれても復活する事が出来た・・・何でだと思う?」
シリウス
「走りたいって思わせんのか?」
大将
「・・・諦めない事の大切さを教えて貰ったからさ・・・諦めなければ、どんな壁も越えられる勇気が宿る」
「仲間と一緒に前に進む事を覚えれば、絶望から抜け出す事が出来る・・・それを可能にするのに必要なのがココに居るメンバーとの繋がりだ」
「テイオーに、諦めなければどんな事でも叶えられるって事を見せてやるのさ・・・」
ルドルフ
「具体的には何をすれば良いのかな?」
大将
「本来、適性が無い距離・・・もしくは、適性が無い地形を克服してレースを走りきって優勝する事で、諦めずに努力すれば絶対に出来る・・・絶望から立ち上がれるって事を証明するのさ」
シリウス
「なるほどな・・・」
マックイーン
「そう言う事ですのね・・・」
ターボ
「はいはい!!ターボ、今度のオールカマ―で大逃げで10馬身以上の大差を付けて勝ってみせるぞ!!」
ゴルシ
「なら、アタシ等全員でダートで軒並み制覇しようじゃねえか!!」
ルドルフ
「だが、私達はダート適性が全くないウマ娘だ・・・」
シリウス
「面白いじゃねぇか・・・やってやろうじゃねえか!」
ネイチャ
「みんなでテイオーを暗闇から引き上げてやりましょうか!」
イクノ
「そうですね・・・絶望の暗闇から助け出してあげましょう」
マックイーン
「テイオーの勝ち逃げは許しませんわ!必ずテイオーを復活させましょう!」
大将
「良し・・・やるぞ!」
「とりあえず、一番近いのはオールカマ―だったな・・・最初は、ツインターボのオールカマ―を爆逃げで10馬身以上の差を付けて勝つ事が優先だ」
「ツインターボを、協力してくれるメンバーをかき集めて魔改造するんだ。圧倒的な逃げで勝つんだ!」
みんな
「お~!!」
次の日から、ツインターボの爆逃げ魔改造が始まった・・・同時に、各メンバーの適性距離の魔改造と適性地形の魔改造も並行して行われていた・・・
トレセン学園で人脈の有るトレーナーさん達に協力者になってもらい、逃げが得意なウマ娘を集めて猛特訓が行われた・・・
芝で逃げが得意な・・・マルゼンスキー・サイレンススズカ・マヤノトップガン・ミホノブルボン・メジロパーマー・セイウンスカイ・アイネスフウジン・ダイタクヘリオス・カツラギエース・サクラバクシンオー・ダイワスカーレット
ダートで逃げが得意な・・・スマートファルコン・コパノリッキー・逃げ適性の魔改造を行った、ホッコータルマエ
ツインターボは、毎日トレーニングを行った結果・・・逃げ適性をSに改造する事に成功し・・・全てのステータスをUGにする事が成功した・・・
今ココに、トレセン学園最強の爆逃げツインターボが誕生した・・・・因みに、今回の魔改造は半永久的に効果が続く訳じゃない・・・制限時間付きの付け焼刃なのだ・・・
ルドルフ達のダート適性の魔改造も終わり、全員のダート適性がBに成長した・・・
オールカマ―の1週間前・・・
南坂トレーナー
「では、私達は来週のトウカイテイオーさんの引退式の最中に、映像を割り込ませてオールカマ―の中継を繋げます」
「次に、事前に撮影したダートのレース映像を切り替えます・・・後は、皆さんの頑張り次第です・・・・」
ルドルフ
「テイオー復活の為に、全員の蹄鉄を新調して貰ったが・・・シンザン殿には、少々無理をさせてしまったな」
シンザン
「全然無理はしてないわよ。あくまで、今回限定の蹄鉄だからデータを測って量産品の蹄鉄を改造しただけだから」
「でも、ステータスに少しだけブーストは掛かる筈よ。トウカイテイオーを目覚めさせる為に、勝ってきなさい!」
ターボ
「オールカマ―で爆逃げでテイオーの目を覚まさせてやるぞ!」
ルドルフ
「今回の為に、ヘリを名家の皆に借りてもらったよ。さぁ、全国各地で開催されているダートレースを制覇しに行こう」
ネイチャ
「頑張りますか~」
イクノ
「はい・・・気合いを入れましょう」
マックイーン
「テイオーを復活させましょう!」
シリウス
「気合い入れるぞ!」
ゴルシ
「ゴルシちゃんワープで、ブッ飛ばしてやるぜ!!」
ルドルフ達は、全国各地にヘリで飛んでいき・・・出走したダートレースで、3馬身以上の差を付けて優勝してきた・・・
オールカマ―当日・・・
ターボ
「トレーナー!ターボのレースをちゃんとテイオーに見せるんだぞ!!」
南坂トレーナー
「大丈夫ですよ。ルドルフさんも協力してくれていますから」
ネイチャ
「頑張れ~ターボ」
イクノ
「一時的ですが、トレセン学園最強のツインターボ・・・頑張ってください」
ターボ
「ツインターボが唸っちゃうぞ!!」
トウカイテイオー引退ライブ会場・・・
ルドルフ
「エアグルーヴ、何が起きても邪魔立て無用で頼むよ」
エアグルーヴ
「?」
「何事かは分かりませんが・・・」
ルドルフ
「なに、ちょっとしたサプライズだよ」
テイオー
「みんな、行ってくるね」
スカーレット
「ねぇ、本当に引退しちゃうの?」
ウオッカ
「もっと一緒に走ろうぜ!」
スぺ
「テイオーさん・・・」
スズカ
「テイオー・・・もう考えを変える気は無いの?」
テイオー
「うん・・・ボク、もう決めたから・・・」
「トレーナーとゴルシとマックイーンは何処に行ったのかな・・・」
「時間だし、行ってくるね・・・」
テイオーが壇上に上がって、ファンのみんなに引退の挨拶を話し始めた頃・・・南坂トレーナーが急いで中継を繋いで、モニターにツインターボが今現在、出走しているオールカマ―の映像が流れた・・・
アナウンサー
「おおっと!!ツインターボが圧倒的はスピードで逃げている!!!」
「後続との差は、20馬身以上開いているぞ!!これは、もう追いつけないのか!!」
ターボ
「コレが諦めないって事だぁ!!!!トウカイテイオー!!」
テイオー
「・・・ターボ・・・」
アナウンサー
「遂に最終コーナーを回ったが、ツインターボのスピードは衰えない!!ツインターボ!圧倒的な大差で逃げ切りました!!」
ターボ
「やった・・・やった~!!!!」
「ターボ、ちゃんと爆逃げで勝ったもん!!!」
オールカマ―の中継が終わって・・・次に、事前に撮影された全国各地のダートレースの映像が流れる・・・
アナウンサー
「シンボリルドルフ、速い速い!!ダートの不良馬場を物ともせずに駆け抜けていく!!」
ルドルフ
「テイオー!!諦めなければ、馬場適正すら克服できるんだ!!戻ってこい、テイオー!!」
アナウンサー
「シンボリルドルフが1着でゴールインしました!!」
「今まで、芝しか走らなかった皇帝ルドルフがダートレースを制しました!!」
アナウンサー
「メジロマックイーンがダート初参戦で、圧倒的な実力を見せています!!」
「後続のウマ娘が追い付けません!!メジロマックイーン、速い速い!!」
マックイーン
「テイオー!!私と決着を付ける前に引退なんてさせませんわ!!!戻って来なさい!!テイオー!!」
アナウンサー
「メジロマックイーン!!ダートの馬場適正を克服して、後続を5馬身以上の差を付けてゴールしました!」
アナウンサー
「ゴールドシップが、内を掻い潜るように走り抜けていく!!」
ゴルシ
「テイオー!!怪我したくらいで諦めてるんじゃねぇ!!アタシらは、テイオーを暗闇から引きずり出す為に努力すれば何でもできる事を証明してやるぜ!!」
アナウンサー
「ゴールドシップ!!凄まじい追い込みで一気に群を抜いて先頭に躍り出ました!!」
「ゴールドシップ!!ダート初挑戦で、見事1着でゴールしました!!!」
アナウンサー
「日本ダービーを制した、シリウスシンボリがダートに初挑戦する事で話題になりましたが・・・圧倒的な実力で差をドンドン広げています!!」
シリウス
「テイオー!!お前は、2度の骨折をしても復活した不死鳥だろうが!!こんな所で潰れている場合か!!」
「私らに、これだけの事をさせてるんだからよ・・・もう一度立ち上がってみせろ!!」
アナウンサー
「シリウスシンボリが1着でゴールイン!!見事、ダートを克服して優勝しました!」
アナウンサー
「ナイスネイチャが、前に出る!!一気に加速して先頭に出ました!!」
ネイチャ
「私達がココまで頑張って、克服出来るんだからテイオーなら、もう一度立ち上がれるでしょ!!!」
「もう一度立ち上がってよ!!テイオー!!」
アナウンサー
「ナイスネイチャが今、1着でゴールイン!!」
「芝では、G1レースの高松宮記念を制したナイスネイチャが見事にダートでもG1を制しました!」
アナウンサー
「イクノディクタスが、一気に駆け抜けていく!!」
イクノ
「テイオー!!アナタなら、もう一度立ち上がれる筈です!!もう一度不死鳥のように甦れる筈です!!」
「もう一度、不屈の走りを私達に見せてください!」
アナウンサー
「イクノディクタスが1着でゴールイン!!イクノディクタスが、見事にダートの重賞を制しました!!」
テイオー
「みんな・・・」
沖野トレーナー
「テイオー!!俺達のワガママでもエゴでも良い!!」
「もう一度走ってくれ!!テイオーの走りをもう一度見たいんだ!!」
ファンのみんな
「テイオー!!」
「もう一度走ってくれ!!」
「テイオーが勝つ姿が見たいんだよ!!」
「もう一度立ち上がってくれ~!!」
大将
「テイオー・・・一度絶望した俺が立ち上がれたんだ・・・テイオーも立ち上がれるさ」
女将
「テイオーちゃん・・・また走っている姿を私達に見せて!」
レイ
「テイオーおねえちゃん!私も少しずつ走れるようになったから、一緒に走ろうよ!」
シチー
「まだ、一緒に走った事無いんだから・・・一緒に走ろう」
ドーベル
「諦めちゃ駄目だよ・・・諦めたらそこで終わりなんだよ・・・」
ラモーヌ
「大丈夫よ・・・私達が協力するわ」
マックイーン
「テイオー、以前交わした約束を果たしましょう」
ゴルシ
「戻ってこい」
テイオー
「みんな・・・こんなボクの為に・・・」
スカーレット
「テイオー!!もう一度一緒に走りましょうよ!!
ウオッカ
「引退なんて寂しいよ!!」
スズカ
「テイオー・・・また一緒に走りましょう」
スぺ
「テイオーさん!!引退しないでください!!」
テイオー
「・・・ボク、もう一度だけ頑張ってみるよ・・・」
みんな
「やった~!!!!」
トウカイテイオーは、3度の骨折を乗り越えて・・・復活する事を選んだ・・・
不死鳥のように蘇る・・・奇跡の走りを見せてくれるトウカイテイオーの復活劇が始まる・・・
この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?
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トウカイテイオー
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シンボリルドルフ
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ミスターシービー
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ライスシャワー
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メジロラモーヌ
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メジロアルダン
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ビワハヤヒデ
-
ナリタタイシン
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ダイタクヘリオス
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ナイスネイチャ
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キタサンブラック
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オルフェーヴル
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ドリームジャーニー
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ヴィブロス
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コパノリッキー
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その他