トレセン近くの定食屋さん   作:暁海斗

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BNW

 

 

 

 

 

 

今日は、朝から快晴で非常にポカポカ陽気で気持ちが良い・・・

 

レイを、保育園に送った後は・・・店先で水まきをしていると・・・

 

 

チケット

「おじさ~ん!!」

 

大将

「朝から元気だね~チケットさんや」

 

チケット

「おじさんって、ウマ娘のトレーニング見れる~?」

 

大将

「無理」

 

チケット

「そうなの?」

 

大将

「だって、トレーナーの国家資格持ってないし。俺は、小さい定食屋の店主だし」

 

チケット

「そっか~。私達、トレーナーさんが居ないから誰かにトレーニング見てもらいたいんだよね~」

 

大将

「だったら、ハイセイコーに頼めば良いじゃん。ハイセイコーなら、一流のトレーニングを受けられるぞ」

 

チケット

「ハイセイコーさんは、最近忙しそうなの!」

 

大将

「ハヤヒデが自分でトレーニングメニュー組めるだっけか?」

 

チケット

「ハヤヒデに3人分のメニュー作って貰うと大変だから自分達で考えるんだ!」

 

大将

「チケット達も、何処かのチームに入れば良いんじゃないの?」

 

チケット

「あんまりスカウトされないんだ。ハヤヒデは、チーム・リギルに誘われてるみたい!」

 

大将

「チームにも派閥が有るのかね・・・」

 

タイシン

「チケット、ココに居た・・・」

 

チケット

「あ、タイシン♪」

 

大将

「・・・タイシン、少しやせたか?最近ちゃんと飯食べてるか?」

 

タイシン

「・・・最近は、あんまり時間無くてレーションタイプの携帯食で済ませてるけど」

 

大将

「チケット、タイシンを店の中に連行だ!」

 

チケット

「ラジャ~!」

 

タイシン

「ちょっと!!担ぐな、馬鹿!」

 

 

 

大将

「さて、これからお話の時間だぞ・・・タイシン」

 

チケット

「おじさんの顔怖いね~!」

 

タイシン

「・・・マジで怖いんだけど・・・」

 

大将

「タイシン・・・最近、満足に動けてないだろ」

 

チケット

「何で分かるの!?最近、タイシンが瞬発力と加速力が私より全然足りてない気がしてたんだよ!」

 

大将

「そりゃあ、ゼリーとカロリーメイトで食事を済ませてるからだ。以前、ミホノブルボンにも教育したが、ウマ娘の摂取カロリーがゼリー飲料とカロリーメイトで賄えるわけないだろ」

 

「タイシン・・・前は、ちゃんとご飯食べてたじゃないか」

 

タイシン

「だって、トレーニングに時間を費やさないと強くなれないし・・・もう負けたく無いし」

 

大将

「タイシン・・・そのまま無理をさせると、体を壊すぞ」

 

タイシン

「だって・・・チケットにダービーで負けるし、ハヤヒデに菊花賞で負けるし、皐月賞しか取れてない私なんか・・・」

 

「誰も応援してくれないよ・・・」

 

チケット

「そんな事無いよ!!」

 

「私は、いつもタイシンの事応援してるよ!!一緒に走ってる時も、負けたくないけどタイシン頑張れって思ってるもん!!」

 

大将

「きっとハヤヒデも同じことを言うと思うぞ。タイシンは、ライスと宝塚記念であと一歩の所まで行ったじゃないか」

 

「ちゃんとご飯を食べて、正しいトレーニングを積めばタイシンはG1レースに勝てる実力を持ってるんだよ」

 

タイシン

「だったら、私に教えてよ!!どうすれば良いのかを!!どうやればレースに勝てるかを!!」

 

チケット

「タイシン・・・」

 

大将

「分かった・・・ハイセイコーと同じ一流トレーナーを紹介する。そのウマ娘から色々教わると良い」

 

「何か辛い事が有ればココに来ればいい・・・俺も咲良もタイシンを受け入れるし、毎日3食ご飯を作ってあげるし」

 

「スイープみたいに、たまに泊りに来ても良い・・・頼ってくれれば、何かしらの解決方法は提示できるんだよ」

 

「俺の人脈は可笑しい位に凄いからな」

 

タイシン

「・・・助けてよ・・・もうどうすれば良いのか分からないんだよ・・・」

 

大将

「タイシンを助けるよ。今は、辛い事を全部吐き出しな」

 

タイシン

「・・・グスッ・・・」

 

タイシンは、声を押し殺しながら泣いていた・・・流石に、タイシンを抱きしめるのは少々マズいので、チケットにタイシンを任せた・・・

 

 

 

大将

「さて、今回はあの人を頼るとしよう」

 

俺は、とある人に電話を掛け始めた・・・

 

カブラヤオー

「博之君、久しぶりね。今日は、如何したの?」

 

大将

「カブラヤオーは、少し前に地方のトレセン学園から移籍したいって言ってたよな」

 

カブラヤオー

「今でも、移籍先は募集中なんだけどね・・・中々受け入れ先が決まらないのよ」

 

大将

「移籍先は、トレセン学園じゃなくても大丈夫だったりするか?」

 

カブラヤオー

「別に、今より少しでも良いお給料が貰えて、トレーナーの仕事が出来るなら大丈夫だけど」

 

大将

「なら頼む・・・サンデーサイレンスが経営しているトレーニング施設に移籍してくれ。その後は、外部のトレーナーとして中央トレセン学園で面倒を見てもらいたいウマ娘が居るんだ」

 

カブラヤオー

「その話乗ったわ!!今すぐにあのクソ理事長に辞表出してそっちに向かうわ♪」

 

「サンデーに説明よろしくね♪」

 

大将

「了解。コッチである程度の段取りはしておくよ」

 

カブラヤオー

「それじゃあ明日か、明後日に会いに行くね♪」

 

大将

「頼んだよ・・・姉ちゃん」

 

カブラヤオー

「久しぶりの博之君の姉ちゃん呼びは萌えるわ!!」

 

因みに、カブラヤオーと俺は姉弟じゃない・・・昔から、可愛がってもらっていたから姉のように慕っていたから姉ちゃんと呼んでいるだけだ・・・

 

大将

「次は、サンデーに連絡を・・・」

 

ガラガラ・・・

 

サンデー

「博之、急で悪いんだけど・・・おにぎりを作ってくれないか」

 

大将

「丁度良い所に来た!!」

 

サンデー

「如何した?」

 

大将

「明後日までに、カブラヤオーがコッチに来る。サンデークラブで、カブラヤオーを雇ってくれ」

 

「そんでもって、トレセン学園に派遣してくれ。ナリタタイシンとウイニングチケットがトレーナーが居なくて、かなり困ってるんだ」

 

サンデー

「それくらいお安い御用だ。スグに契約書と勤務条件を書いた説明書を作っておくよ」

 

「職員専用の寮も手配しておくから問題ないと伝えてくれ」

 

「それで、おにぎりを作ってくれ」

 

大将

「幾らでも作ってやる!!好きな具を片っ端から注文するが良い!!」

 

サンデー

「昆布・おかか・山ごぼう・ネギ味噌・ツナマヨ・明太子・鮭だ!」

 

大将

「よっしゃ~!!」

 

俺は、凄い速さでおにぎりを作っていく・・・

 

サンデー

「お釣りは要らん。そこで寝ているナリタタイシンとウイニングチケットに何か美味いモノでも食べさせてやってくれ」

 

大将

「毎度あり」

 

 

 

 

この日は、タイシンとチケットに簡単なお弁当を持たせて帰らせた・・・

 

 

 

 

次の日・・・

 

カブラヤオー

「お待たせ♪」

 

大将

「速いな・・・引っ越しのスピードが速くないか?」

 

カブラヤオー

「家具は、コッチで揃えれば良いから全然大丈夫!」

 

「パソコンとベットと布団と机と椅子が有れば仕事は出来るから!」

 

大将

「サンデーが、職員専用の寮を手配してくれてるから、住む場所には困らないと思うぞ」

 

カブラヤオー

「最高ね!」

 

「私は、これからサンデークラブに行ってくるわね。トレセン学園には、来週から行けるようにするわ」

 

大将

「了解。それまでの間の食事は俺負担でご馳走してやるから安心してくれ。材料費は節約するけどな」

 

カブラヤオー

「それは楽しみだわ♪」

 

「それじゃあ行ってくるわね♪」

 

大将

「行ってらっしゃい」

 

「さて、トレセン学園に行って来ないと・・・」

 

 

 

事務所・・・

 

大将

「たづなさん、また外部からトレーナーが来てくれるので、手続きをお願いします」

 

たづな

「分かりました。どなたが来てくれるんですか?」

 

大将

「カブラヤオーです」

 

たづな

「カブラヤオーさんですね・・・大将さんは、人脈が凄いですね」

 

「来年から、トレセン学園でもトレーナーさんを増員する予定なので、ウマ娘の皆さんの負担を減らせると思います」

 

「何か有りましたら、いつでも相談してくださいね」

 

大将

「お願いします」

 

 

 

 

 

それから1週間後・・・

 

カブラヤオー

「初めまして。今日から、ナリタタイシンとウイニングチケットを担当する事になったカブラヤオーよ」

 

「なるべく2人の希望に沿ったメニューを作っていくからよろしくね♪」

 

「それと、ちゃんとご飯を食べてるかの確認をする為に、ご飯は毎日一緒に食べましょう♪」

 

タイシン

「・・・本物?」

 

カブラヤオー

「誰と勘違いしてるのか分からないけど、カブラヤオー本人よ♪」

 

チケット

「スゴ~イ!!本物だ!!」

 

カブラヤオー

「これから一緒に頑張りましょう♪」

 

 

チケットとタイシンが、カブラヤオーと話していると・・・ハヤヒデが通りかかった・・・

 

 

ハヤヒデ

「なぁ!?」

 

「チケット!タイシン!この人は、カブラヤオーさんじゃないのか!?」

 

チケット

「今日から、私達のトレーナーさんになってくれるんだって!」

 

タイシン

「大将がチカラを貸してくれた・・・今日からもっと頑張る」

 

ハヤヒデ

「何故、私にも声を掛けてくれないんだ!?」

 

チケット

「だって、ハヤヒデはチーム・リギルに入るんでしょ?」

 

タイシン

「熱心にスカウトされてたじゃん」

 

ハヤヒデ

「確かにスカウトはされていたが・・・チームを選ぶのは個人の自由だ」

 

「私も、色々お話を聞きながらトレーニングメニューの作り方を教えて貰いたいです」

 

カブラヤオー

「全然構わないよ♪今日からみんなで一緒に頑張ろ~」

 

チケット

「お~!!」

 

タイシン

「・・・お~」

 

ハヤヒデ

「お、お~」

 

 

 

この日から、新しくチーム・BNWの活動がスタートした・・・

この作品を完結させた後、この設定を引き継いで、トレーナーのお仕事をメインにした作品を書こうと思っています。最初に担当するウマ娘は誰が良いですか?

  • トウカイテイオー
  • シンボリルドルフ
  • ミスターシービー
  • ライスシャワー
  • メジロラモーヌ
  • メジロアルダン
  • ビワハヤヒデ
  • ナリタタイシン
  • ダイタクヘリオス
  • ナイスネイチャ
  • キタサンブラック
  • オルフェーヴル
  • ドリームジャーニー
  • ヴィブロス
  • コパノリッキー
  • その他
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