お待たせしました。プロット完成するのに時間かかってしまいました。オリジナルの回のアイデアが本当に思いつかない……。
あと、進捗状況とか色々報告したいと思ったので、X(旧Twitter)のアカウント作りました。
活動報告の方にURLありますので、フォローしてもらえると嬉しいです。
それでは、ご覧下さい。
日曜日の早朝。部屋のベッドで寝ていた優は目を覚ました。
「……朝か」
普段ならもう少し遅くまで寝ている彼だったが、今日はたまたま早く起きてしまったようだ。
「なんか変に目も覚めちゃったし……シャワーでも浴びるか」
優はベッドから立ち上がろうとするが、何かに捕まえられているような感触がそれを阻んだ。
「……ん?」
それに気づいた彼は顔を横に向けると、そこにはパジャマ姿の響が、彼の身体を抱きしめていた。
「……そういえば、昨日は響が泊まりに来てたんだった」
二人が付き合うようになってからというもの、休日のほとんどは響が彼の家へと遊びに来てはそのまま泊まっている。
それは毎週続き、ほぼ同棲していると言っても差し支えないものだった。
彼は響が起きないようにゆっくりと身体を動かし、彼女の腕からすり抜けるようにしてベッドから出る。
そして、すぐ側のハンガーラックからバスタオルと着替えを手に持って浴室へと向かった。
────
「あれ……」
浴室前の洗面所についた彼は、洗濯機のすぐ側に置いてある、衣類を入れるカゴが一杯になっている事に気づいてしまった。
「そういえば……昨日の夜、洗濯するの忘れてたな。先に洗える分だけ洗っとくか」
優はシャワーを浴びる前に洗濯カゴの方へと向かい、洗濯物の選別を始めようとしたが……そこで手が止まった。
「……響の服も入ってる」
カゴの中には彼女の服も混ざっていた。
「流石に一緒に洗濯機で洗ったら怒るよね」
そう思った優は、お互いの服を分けるためにカゴを漁り始める。
そして……しばらく分けていると、彼女のものと思わしき黒いレース調の下着が現れた。
「これ……響の……下着」
それが思わず目に付いてしまった彼は、興味本位で彼女の下着を手に取ってしまった。
「響って大人っぽいの着るんだな……」
何度も彼女の下着姿を見ている優ではあったが、その時は毎回どちらかと言えば可愛いという印象の下着だった。
そのため、彼女がこのようなものを着ているというギャップに、少し興奮を覚えてしまう。
「……いかんいかん。なんて事を考えているんだ俺は……」
顔を赤くさせた彼は、持っていた下着を別のカゴに入れようとした、その時だった。
「……優」
「……!?」
響の声が聞こえ、後ろから抱き締められた。
突然のことに彼は身体がビクッと跳ねてしまった。
彼女の下着に気を取られてしまっていた彼は後ろから響が来ていた事に気づいていなかったのだ。
「響……? 起きてたんだ……」
とても悪いタイミングで彼女に見つかってしまった。そんな事を思っている彼は焦りで心臓が高鳴ってしまう。
「……私ね、すごく怖かったんだよ? 目が覚めたら……隣に居たはずの優がいなくて……私……見捨てられたんじゃないかって不安で……不安で……!」
彼女は悲しそうな声で囁き、抱き締める力を強くしてしまう。
「ご、ごめん……。朝早く起きちゃったから、シャワーを浴びようかなって思ってたからさ。次からは気をつけるね」
「……うん。今度からは、優が先に起きたら私の事も起こしていいから。絶対に私を一人にしないでね?」
後ろから彼の横顔を覗いていた響だったが、ついに彼が自分の下着を手に持っていたことに気づいてしまった。
「どうしたの……? 私の下着なんか持って。もしかして……私のを使って一人でシようとしてたの? そっか……だから勝手に居なくなったんだね? そんな事しなくても、言っててくれば私がいつでもシてあげるのに……」
「いや……そうじゃなくて……」
「それか……寝ている私をめちゃくちゃにしちゃっても良かったのに……優だったら……嫌じゃないから」
「……」
どう答えればいいのか分からなかった彼は黙ってしまい、静かな空間が生まれてしまった。
そしてそれから数秒後、口を開いたのは響の方からだった。
「……ねぇ、今……ここでシよ?」
「えっ……?」
あまりにも唐突な響の言葉に、彼は動揺を隠せなかった。
「大丈夫。終わったら一緒にお風呂入って汗を流せば良いんだし」
「いや……えっと……その」
「拒否権なんてないよ? 私の事を不安にさせたんだから……。私の心と身体も、優で満たしてくれないと……許さないから……」
すりすりと、彼の身体を優しく撫でる響。
そのくすぐったい感覚に、彼はなんとも言えない気持ちになってしまう。
「それに……優だって、私の下着を見て……本当は興奮してた……でしょ? それくらい、わかるんだから」
「そ……そんなことは」
彼はなんとか取り繕うとするが、響にはお見通しだった。
──行ける。
そう思った響はそのまま彼を押し倒す。
そして彼の腰の上に馬乗りになった彼女は、身体をスリスリと交互に動かし、ある種の求愛行動を取り始める。
「我慢しなくていいよ? 一緒に気持ちよくなろ……?」
蕩けたような表情をしながら甘い声で囁く響の姿に……彼は我慢出来るはずなんてなかった。
そして優は……なんの抵抗も出来ずに、響に喰われることになった。
────
複数回にも及ぶ行為を終えた後、優と響の二人は浴室の湯船で一緒に浸かっていた。もちろんお互い裸だ。
「まさか……朝からあんなことになるとは……」
「ふぅ……満足満足……っと」
彼の身体に身を預けるように座っている響はとても嬉しそうな表情を浮かべていた。
それとは正反対に疲れきった様子の彼は、正面に座っている彼女の肌を眺めていた。
「……どうしたの?」
その視線に気づいたのか、響は彼の方へと振り向いた。
「……いや、響の身体って綺麗だよなって」
優は思った事を口に出した。
実際、響の身体と肌はとても綺麗であり、
「……綺麗か、嬉しいな……優にそう言ってもらえると。中学の時は虐められてたせいでどこもかしこも傷だらけだったからさ……」
彼の言葉に響は昔の事を思い出してしまい、儚げな表情を浮かべる。
「……ごめん」
「……? どうして優が謝るの?」
「俺がもっと早く、響がいじめを受けてる事に気づいていたら……あんな事にならなかったかもしれないって思ってさ……」
(そっか……あの頃の事、まだ気にしてくれてたんだ。だったら傷……残ってた方が、もっと私の事を大切にしてくれてたのかな……)
優がもっと自分を大切にしてくれる可能性があったかもしれない。そう思った響はどこか残念がっていた。
「……私は気にしてないよ。だって……優は私を救ってくれたから。それは早くても遅くても変わらない。あの時の私にとっては、手を差し伸べてくれる人がいる。それだけでも嬉しかったから」
響は彼の方へと振り返る。
「だからこの傷が消えたのも優のおかげ。優が守ってくれたから……今の私が居るの。だから……これからも傍に居てね? 優がいるから私は生きていけるの」
「当たり前だよ。俺だって……響の傍に居たいからね」
そう言って優は彼女の頭を撫でる。
「……ありがとう」
響は目を瞑り、彼の胸元に身体を預けた。
そして心の中で、彼の対する想いを唱え始めた。
(いじめられていた頃の私は……本当に生きた心地がしなかった。なんであの時生き残ってしまったんだろう。こんな事になるなら死んだ方が良かったって……何度も思った)
(でも優が……私の命を救ってくれた。生きる意味を教えてくれた。今の私の心も身体も、命も……全部優のためにあるの。だから……)
──死ぬまでずっと一緒だよ?
シンフォのストーリー見返すと、原作の響って凄いメンタル強いなって思います。ライブの地獄を目の当たりにするわ、自分も被害者なのにいじめられて家庭崩壊は起きるわ。普通の人間ならメンタル終わるで。
話は変わりますが皆さんはどのようなヤンデレが好きですかね?
ちなみに自分はとにかく相手に依存する、させたいタイプが大好物です。それがこの作品の響も影響出てるかも。
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