Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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更識 簪

放課後、アリーナの近くにある整備室に1人の少女がいた。

 

「…………各駆動部の反応が遅い。どうして…………」

 

彼女はメカニカル・キーボードを打つ。

だけど、思うように成果をあげられずにいた。

 

彼女の姉は優秀だった。

だから、彼女も姉の影さえ踏めないと心に深く刻んでいた。

 

「コアの適性値も上がらない…………タイプが向いていないの…………?」

 

彼女は未完成の機体を1人で作る気だ。

 

 

 

かつて、姉がそうしたように…………

 

 

 

「……………………ふう」

 

思案の末、今日はこれ以上は無理だと判断し彼女はキーボードなどを片付ける。

 

(今日もダメだった…………)

 

1人でISを作るなどこの世で片手で数える程しかいない。

 

(今日も会えるかな…………)

 

最近、彼女は夢の中である人とよく出会うようになった。

自分と同い年で、唯一自分の悩みを相談できる相手。

 

(エレンさん…………)

 

この時、彼女は知らなかった。

自分がとてつもない事件に巻き込まれるなど…………

この時は知らなかった。

 

 

 

 

 

彼女は部屋に戻り直ぐに寝た。

そして、いつものように彼女に出会う。

 

「おや?また来たね」

 

今日も出会えた。

 

「あの、また相談してもいいですか?」

彼女はエレンに相談する。

 

「いいとも」

 

唯一の相談相手、彼女は現実世界では誰にも相談できずにいたが…………エレンは彼女の唯一の相談相手になっくれた。

 

彼女の相談を聞き、自分なりに答えてくれる。

 

「知っているかい?この世にはね私を含めて完全無欠な存在なんていないんだよ」

 

完全なる存在なんてない。

そう、彼女ですら無理なことだ。

 

「現に私も1京2858兆0519億6763万3865のスキルを持っていたとしてもその全てを使えるわけではない」

 

人は人、自分は自分。

 

「1人では限界がある。だからもう少し他人を頼ることをオススメするよ」

 

姉がそうしたように自分もそうしなければいけないわけではない。

 

「そうね、彼に頼んでみようかな」

 

エレンは彼女にある人を紹介した。

 

「織斑一夏くんに頼んでみるといいよ。彼に私の紹介だと話してくれれば、喜んで引き受けてくれるから」

 

エレンは自分の彼氏に全てを託した。

 

「織斑…………一夏…………」

 

彼女は彼のことは知っている。

世界初の男性操縦者。

一組のクラス代表。

そして、私と同じ…………優秀な姉を持つもの…………

 

「うん。わかった。ありがとございます」

 

彼女はエレンにお礼を言って、その場から消えてしまった。

 

「一夏くん…………簪ちゃんのことを頼んだよ」

 

誰もいない中、ぽつんと呟くエレン。




ちなみに原作と同じなので…………
白式のせいで開発停止しています。
表現がへたですみません。
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