Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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20話 相談

俺はタッグトーナメントでラウラをどのように調理しようか考えていた時のことだった。

 

「あ、あの…………織斑君は……いますか…………」

 

開いた扉の先には、四組のクラス代表がオドオドした様子で立っていた。

 

「俺が織斑だが何かな?」

 

俺は呼ばれたので彼女に話しかけた。

 

「あ、あの…………私は更識 簪といいます。実は……エレンさんから…………」

 

俺は驚いた。

何故、簪はエレンの事を知っているのだ!

 

「それをどこで知った…………」

 

俺は一層、警戒した。

この学園では彼女の名前を知るのは俺と鈴、千冬姉、あの時現れた女子生徒の4人しか知らない。

なので俺は5人目に警戒した。

 

「ゆ、夢で…………そうしたら、織斑君に……相談すると…………いいって」

 

簪は怯えつつも何とか言葉を紡ぐ。

 

(夢?なるほど……そう言うことか)

 

俺もエレンに会ったのは夢の中だから、簪の言っていることは本当だと確信した。

 

「それで、相談とは?」

 

俺は本題を聞いた。

 

「う、うん。実は……専用機のことで」

 

専用機?どう言うことだ?

 

「それは…………」

 

エレンは何の相談を聞いたのだ?

 

「織斑君の専用機と私の専用機が……同じ企業で…………白式の開発を優先されて…………私のは開発停止しまったの…………」

 

簪は自分の専用機の状況を説明する。

 

「あ~、それはごめん。俺のせいで…………」

 

おい、おい、企業さんよ…………最後まで責任持って簪の専用機を造れよ!と俺は思った。

 

「いいの…………最初にエレンさんに相談した時も“それはただの八つ当たりだよ”って言われたの…………確かにその通りだと思ったの……それはただの八つ当たりだとわかったの」

 

どうやら、簪はもうこの問題は解決していたようだ。

 

「だから織斑君。私の専用機開発を手伝って欲しいの」

 

そう言って手を出す。

俺は…………

 

「喜んで」

 

俺はその手を掴んだ。

 

「エレンのことも聞きたいからね」

 

俺は嬉しかった。

今、エレンと話すことができる人が現れたことがとても嬉しかった。

 

(エレン、最後に言っていた意味が今わかったよ)

 

エレンが最後に言った“彼女にもよろしくね”の意味が…………

 

「もう時間だから戻るね。放課後、整備室にお願い」

 

時間が来たので俺と簪は放課後に整備室にと約束し、簪はそのまま四組に戻っていった。

 

 

 

俺は放課後が早く来ないかと待ち遠しかった。

 

(あ、そう言えばあの娘の髪と目の色が同じだったな…………)

 

あの時現れた女子生徒のことを思い出した。

 

(まあ、いいか…………)

 

今は放課後のことだけを考えていた。

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