Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》 作:ぬっく~
その後、俺は楯無先輩と共に
楯無先輩は白胴着に紺袴と言った、
加えて、俺はIS学園の制服のままだった。
「あら、一夏くんは着替えなくなくていいのかしら?」
「俺は汗をかく程、やるつもりはないのでね」
道場には俺と楯無先輩の二人だけだった。
「なめているつもりなのかな?織斑一夏くん」
「そのつもりですが?何か?」
俺は楯無先輩を挑発させる。
「では、勝負方法は私を床に倒せたらキミの勝ちね」
「いいでしょう」
「逆にキミが
「ええ、いいでしょう」
楯無先輩の方が不利だと分かっているのに、この自信…………よっぽど勝つ自信があるのだろう。
たから、俺はあえてこう言った。
「勝つのは俺ですから」
「……………………」
俺は安い挑発をさらに楯無先輩へと向ける。
楯無先輩は構え、俺は両手をポケットにいれ、
「では…………初め!」
楯無先輩の掛け声と同時に此方に向かってくる。
俺はゆっくりと左目を開いた。
(この勝負もらっ…………)
勝利を確信した楯無先輩は手を伸ばす。
この勝負は、一瞬、楯無先輩の勝ちに見えたが、一夏の左目から発動した能力により、状況が一変した。
「『
楯無先輩は俺の幻術の中へと落ちたのだ。
『
一般的な幻術とは違い、相手の意識に直接干渉し「実際に体験していると錯覚させる」術であり、時間さえも操れる為、術者は隙を作らずに対象に効果を及ぼすことが可能なのだ。
俺は楯無先輩に『十字架に
◇
『
あの
勿論、今回の『
殺してしまったら、色々と不味いし、俺の後味が悪いので止めた。
試合は楯無先輩が倒れたことにより俺の勝ちとなったが…………。
「さて、どうするか……」
試合に勝ったが倒れている楯無先輩をどうするかを考えていた。
「保健室に連れていくのが無難だな」
俺はそうと楯無先輩を担いで保健室へと向かった。