Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》 作:ぬっく~
姉妹喧嘩も終わり、学園祭当日になった。
そこで俺は知ってしまった。
ラウラの策略にはまってしまったことに…………
「お帰りなさいませ、お嬢様」
一組の出し物は…………メイド喫茶だ!
そう、メイド喫茶…………
何度も言うがメ☆イ☆ド☆喫☆茶☆だ!!
「うそ!あの織斑くんの接客が受けられるの!」
「しかも、
そう、俺は絶賛メイド服を着て女装中だ…………
この前、ラウラが俺の女装姿を見てこの日の為に、考えていたらしい…………
ちなみにイメージするなら、千冬姉にメイド服を着させた状態だ。
さすがに、ミニスカのタイプは勘弁してもらい、ロングタイプを履いている。
「そこのあんた、早く席に案内しなさいよ」
鈴が現れた。
俺は鈴を席に案内する。
「って、鈴か…………」
「あんた、はめられたわね」
「この前、見せた学園祭のビデオで思い付いたらしい…………ラウラが」
本当、一杯食われたよ…………
女装なんて、中学2年の時以来だ。
「頑張りなさいよ」
「おう」
こうして、現実を受け入れて学園祭を楽しんだ。
◇
「ここなら、大丈夫だね」
《そうだね》
アリーナの更衣室で簪は何かをしていた。
「この薬を飲めはいいのですね…………エレンさん」
《そうだよ♪》
簪は飴玉サイズの薬を飲み込んだ。
すると、ポンと小さな爆発を起こった。
煙が晴れるとそこには簪の姿はなくIS学園の制服を着たエレンがいた。
「実験は成功」
《そんじゃ、替わろうか》
「うん」
簪は一瞬、フリーズしたかのように固まった。
「…………」
再び動き出すと軽く体を動かす。
「特に問題はないね」
《一夏の所に行くの?》
「この姿になってまで行かないのはないわよ」
エレンは一夏のいる一組を目指した。
◇
丁度、俺は休憩に入ろうとしていた。
「織斑くん、少し休憩してきたら?」
「そうだな」
俺は休憩の為に裏方に入ろうとした時だった。
「久しぶりだね。一夏くん」
振り向くとエレンがいた。
「……………………」
頬をつねって再度見る。
「エレン?」
「うん。そうだよ」
俺は近くにより、客の前なんて関係なく抱き締めた。
「一夏くん…………ただいま」
「お帰り…………エレン」
フォークを落とすお客様がいるぐらい教室内はフリーズした。
「「「「きゃあああ!!!」」」」
毎度、こういうことがある度に騒ぐ女子たち。
「誰、あの子!」
「すぐさま、情報を集めて来なさい」
「今回の一面はメイド服姿の一夏くんと謎の少女で決まりね」
中に新聞部の連中がいたらしい…………
新聞に載ることは大いに大賛成だ!
(誰だあの女は!!)
(何処かで見たような…………)
(さっき、エレンって言ったような…………)
(まさか、だよな…………)
箒、セシリア、シャルロット、ラウラは謎の少女が誰かなのかは薄々だが気付きはじめた。
「丁度、休憩になるから、一緒にまわるか」
「じゃあ、外で待っているね」
エレンはそのまま教室の外に出る。
「「「「一夏(さん)!!」」」」
「何だ?」
「「「「あの女は誰(だ!)(ですか?)(なの?)(だ!)」」」」
「誰ってエレンだが?」
「「「「はぁ!?」」」」
今回はよくハモる4人
(あれがエレン…………)
(エレン…………なんとまぁ)
(あれ?でも、エレンって…………)
(どう言うことだ…………)
エレンのことは前から聞かされていたので疑問が生まれた。
エレンは死んでいる。
しゃあ、彼処にいたのは…………
「「「「ひぃぃぃ」」」」
まぁ、普通に考えたらそうだろう。
俺はあの4人組をおいてエレンの所に向かった。
「待たせたな。エレン」
「そんじゃ、行きましょ♪」
俺はエレンと手を繋いで学園祭を楽しんだ。