Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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46話 敗北

 

今回の亡国企業に被害はとても大きかった。

 

箒、セシリア、鈴、ラウラの専用機はコア以外を完全に破壊され、織斑に関しては右肩の負傷と言った。

相当の被害を出した。

 

「見舞いに来たわよ!一夏」

 

「鈴か…………」

 

現在、一夏は肩の傷はそんなにひどくはないが、入院は必要と言うことで2ヶ月入院することになった。

 

「肩の方は大丈夫なの?」

 

「ん~、後遺症はないって、言ってたから大丈夫だと思う」

 

「そう、はい。リンゴ」

 

「おお、サンキュー」

 

俺は左手でリンゴを摘まむ。

 

「鈴、専用機はどうなったの?」

 

「一度、本国に戻ることになったわ」

 

「コア以外、完全破壊だったな…………」

 

「頭が痛くなるわ…………」

 

その時だった。

病室に織斑先生が入って来た。

 

「凰、お前がいたか」

 

「いては悪いですか?」

 

「いや、かまわん」

 

相変わらず千冬姉と鈴はあんまり合わなかった。

 

「織斑、色々と話してもらうぞ」

 

「そう、来ると思っていましたよ」

 

織斑は動く事は出来なかったのでその病室に専用機持ちと更識先輩、山田先生が集まった。

簪は一夏の隣に座り、話が始まった。

 

「さて、まずは何から聞きたいんだ?」

 

「エムと言う少女が使った剣義についてだ」

 

「神鳴流ですか」

 

「神鳴流?」

 

聞いたことのない流派に皆は疑問に思っていた。

 

「京都神鳴流…………エレンが俺に教えてくれた剣術だ」

 

「エレンか…………」

 

「待てよ?エムと言う者もその剣術を使っていた」

 

「多分だが、エムもエレンの関係者だと言うことだ」

 

だが、そこに一つの疑問が生まれた。

 

「それに、あいつはエレンの事をエレン姉さんと言っていた」

 

「どういうことだ?」

 

これに関しては一夏でも知らなかった。

 

「エレンさんは随分と面白い人物を孤児院に預けていたよ」

 

簪は手元にある世界図絵を見せる。

そこにあった写真に驚いた。

 

「彼女は?」

 

「調べはついている」

 

簪は彼女の情報を提示する。

 

「…………なるほどね」

 

「織斑、何をしているんだ?」

 

簪は世界図絵を全員に見せる。

 

「これがエムの正体」

 

そこに写されたのは織斑千冬に似た少女だった。

 

「これは…………」

 

「彼女の名前は織斑マドカ。織斑先生のクローン」

 

「クローンだと?!」

 

「うん、この資料によるとドイツは織斑先生のクローンを作りだしたみたいんだけど、どうやら脱走したらしい」

 

とんでもない情報をしる全員。

 

「あんた、一体なんの資料を見ているのよ…………」

 

「ドイツの国家機密資料」

 

「「「「「……………………」」」」」

 

ヤバい物を平然と閲覧していた簪だった。

 

「つまり、脱走したマドカをエレンが見つけて、孤児院に預けたと?」

 

「うん、多分その時に神鳴流を教えたんだと思う」

 

随分と面倒なことになってきた。

 

「エレンもとんでもない者を残していったな…………」

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