Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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6話 パーティー

「はーい、という訳で…クラス代表は織斑一夏君に決まりました。あ!一繋がりで良いですね~」

 

クラス代表決定戦でセシリアに勝った為、そのまま一夏になった。

 

「では、SHRを終了する。一時間目はISの実技となっているからISスーツに着替えグラウンドに集合だ。解散」

 

千冬と真耶は教室を出て行く。一夏も一緒に教室を出る。

 

IS学園 グラウンド

 

「全員いるな?まずは専用機持ちに実演してもらう。オルコット、織斑、出ろ」

「「はい」」

 

呼ばれた2人は前に出る。

 

「まずは武装を展開しろ」

 

そう言われセシリアはスターライトMkⅢを一夏は雪片弐型を展開した。

 

「遅いぞ織斑。0.5秒で出せるようになれ」

「はい」

 

これでも一週間訓練してものにしたんだが……

 

「それに比べて、オルコットは流石は代表候補生と言った所かーーーただし、そのポーズはやめろ。真横に銃身を展開して誰を撃つ気だ?」

「で…ですがこれはわたくしのイメージをまとめる為に必要な…」

「直せ。いいな?」

「は…はい…」

(流石にセシリアでも織斑先生には逆らえないか)

 

反論はしたいのだが流石に織斑先生が相手では無理だったようだ。

 

「次はISの基本的な飛行操縦を実演してもらう。織斑、オルコット、その場から急上昇しろ」

「「はい!」」

 

2人はPICを起動させ空に飛び立った。

 

「一夏さんのISは速いですわね……」

「そりゃあ、どうも」

 

あれからセシリアは随分と変わった。

ほとんど解らない俺に合わせて説明してくれるので難とか付いていけている。

だが一度だけ箒の講義を受けたが……あれはない。

擬音授業は……

 

『よし、では織斑、オルコット。次は急降下と完全停止をやってみせろ。目標は地表から10センチだ』

 

「はい!!」

 

2人が返事をするとセシリアが地表に向かって急降下した。

 

「10センチか。さすが代表候補生だな」

 

一夏も呼ばれ一気に急降下する。減速するときのイメージはセシリアから教わっているため大体の位置で急減速を掛ける。

 

「5センチか」

「少し、遅かったか…」

「目測でした…計算したほうが良いですね」

「まあ、いい」

 

そして授業は続いた……。

 

 

 

夜 食堂

 

『織斑君クラス代表就任おめでとう!!』

 

そこでは『クラス代表就任パーティー』が行われていた。

 

「対抗戦、頑張ってね!」

「試合の時の織斑くん。かっこよかったたよ」

 

一夏は少し乾いた笑いを浮かべながら飲み物を飲む。

 

「あっ、いたいた。織斑く~~ん!」

「ん?」

「話題の新入生のインタビューに来ました!新聞部副部長の2年、 黛薫子 (まゆずみかおるこ) です。はい、これ名刺!よろしくね~~!」

 

名前を確認すると、画数の多い漢字だった。

 

「ずばりクラス代表になった感想とか聞かせてくれるかな?」

「 任された以上は本気でやりますよ 」

「 う~ん、チョッとつまらないわね。まあいいわ、そこは適当に捏造すからいいとして… 」

 

…捏造したら、インタビューの意味無いんじゃ?

それからセシリアにインタビューや写真取ったりと色々あった……。

 

 

お祭りもそこそこ終わり、一服しに俺は屋上に来てた。

ポケットから懐中時計を取りだしオルゴールを聞いていた。

作曲者も解らない曲……曲名は蓋の裏に『レイシー』と書かれていた。

この懐中時計はエレンがいつも持っていた物だ。

その時、両目に痛みが走った。

 

「っ!……」

 

少ししてから痛みは引き、物陰に気配を消しながら隠れている人物がいることに気が付いた。

 

「出てきたらどうだ?」

 

袖から小太刀を取りだし投擲する。

小太刀は弾かれ一人の女生徒が姿を現した。水色のショートヘアに理想的なプロポーションを持った、どちらかといえば活発そうなイメージを抱かせるような印象だった。

 

「ちょっと危ないわよ!」

 

俺は懐中時計をしまい、近くのベンチに腰をかけた。

 

「それで、俺に何のようだ?」

「っ!……(写真ではコバルトブルーの瞳のはずなのにどうして紅の目になっているのかしら……何かありそうね)」

 

そう、織斑一夏はまた、あの目が発動していたのだ。

 

「用がないなら帰らせてもらうぞ」

 

そう言ってベンチを立つと。

 

「そうね、お姉さんにその両目のことを聞かせて欲しいね」

 

その言葉に俺は反応した。

 

「質問の意味がわからないな……」

「惚けても無駄よ。貴方の瞳はコバルトブルーの筈なのに何故、紅色なのかしら?」

 

俺は心の中で、またかとため息を吐いた。

 

「それに関しては俺には解らない」

「なら、誰なら知っているのかしら?」

「エレンなら知っているの思うんだがな……」

 

『エレン』

第2回モングロッソに死んだ、彼の恋人。

 

「彼女はもう亡くなっているから聞くことは無理でしょ?」

「その通りだ」

「そう、今回は引かせてもらうわ。また、会いましょ。織斑一夏くん」

 

彼女はそのまま屋上を出ていってしまった。

 

(エレンの両目……一度、家に戻ってあれを取ってくるか……)

 

エレンが書き残した手帳を

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