Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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58話 頂上バトル!!

束と千冬は向き合う。

 

「レイジングハート・エクセリオン。セットアップ!」

 

束のISは臨海学校の時より、パワーアップしたレイジングハートを纏う。

 

「レイジングハート、無限抱擁」

 

レイジングハートは束と千冬を結界の中入れる。

 

「やっぱり、束。お前、丸くなっただろ。…………ったく、やりにくいったら、ありゃしねぇな」

 

「そう?その割には嬉しそうに見えるけど」

 

「ふ…………っあたりまえだ、束。『人間』と戦った方が、面白いにきまってんだろ」

 

「そう…………ちょうどよかった。私はちーちゃんと一度、『楽しく』戦ってみたいと思っていたんだ」

 

そして、二人はぶつかり合う。

 

 

 

 

「…………」

 

「どうしたの?一夏」

 

「い、いや。千冬姉、遅いなーと思って」

 

簪に心配されるもの、周囲を警戒する。

 

「一夏様」

 

後ろから声をかけられ、振り向くとクロエがいた。

 

「束様が特別室でお待ちです。同行者は2名までを許可されています」

 

「わかりました」

 

現在、ここにいるのは、更識姉妹と山田先生の3人だったので、すぐに決まった。

そのまま、クロエに案内され、薄暗い通路を抜けると一つの大きな扉の前まで来る。

 

「こちらです」

 

そして、扉は開かれ、中に入ると一か所だけスポットライトが照らされいた。

スポットライトに向かって歩き出す音が聞こえ、姿を現したのは…………

 

「…………」

 

「束さん…………」

 

篠ノ之束だった。

 

「久しぶりだね、いっくん。そして、ようこそ。私の世界へ」

 

 

 

 

一方、千冬は言うと…………

 

羅漢萬烈拳(らかんばんれつけん)!!!』

 

千冬の一方的な勝負へとなっていた。

 

螺旋掌(らせんしょう)

 

千冬は束を地面に叩き付ける。

 

『&……』

 

それだけでは終わらず、さらに思いっ切り投げ飛ばす。

 

羅漢大暴投(らかんだいぼうとう)!!』

 

束はそのまま、受け身も取らず受ける。

 

「ふう……見事だよ。予想以上だよ。かなり楽しめたよ。……けど、まあ」

 

千冬はあちらこちら、血を流しながらも喋る。

 

「こりゃやっぱり、私の勝ちでいいか?悪いが、ケリをつけさせてもらうぞ?」

 

だが、束は立ち上がる。

 

「とても残念だよ、ちーちゃん。こんなにも、『楽しい』のに私はあなたを倒さなければいけない」

 

束も血を流しながらも、喋る。

 

「勝負には関係なく」

 

「ほう?」

 

「ちーちゃんは私には『絶対に』勝てない。残念だよ」

 

束は意味不明なことを言い出す。

 

「私がお前に、勝てないだと?」

 

「そう………絶対にね」

 

(束はハッタリを言うタイプではない)

 

「……その『強さ』を『本物』と言っていいのか。それとも、それはただのバグなのか、私にはわからない。だけど…………」

 

束の手元が光りだす。

 

「!?」

 

「私自身は、ちーちゃんの力に敬意を表するよ…………それが幻でも」

 

束の手元には大きな鍵が出現した。

 

(杖……鍵?切り札って訳か。さて、どうす……)

 

束が動きだそうとした瞬間、千冬は先に仕掛けた。

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