Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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58話 頂上バトル!!

束と千冬は向き合う。

 

「レイジングハート・エクセリオン。セットアップ!」

 

束のISは臨海学校の時より、パワーアップしたレイジングハートを纏う。

 

「レイジングハート、無限抱擁」

 

レイジングハートは束と千冬を結界の中入れる。

 

「やっぱり、束。お前、丸くなっただろ。…………ったく、やりにくいったら、ありゃしねぇな」

 

「そう?その割には嬉しそうに見えるけど」

 

「ふ…………っあたりまえだ、束。『人間』と戦った方が、面白いにきまってんだろ」

 

「そう…………ちょうどよかった。私はちーちゃんと一度、『楽しく』戦ってみたいと思っていたんだ」

 

そして、二人はぶつかり合う。

 

 

◇

 

 

「…………」

 

「どうしたの?一夏」

 

「い、いや。千冬姉、遅いなーと思って」

 

簪に心配されるもの、周囲を警戒する。

 

「一夏様」

 

後ろから声をかけられ、振り向くとクロエがいた。

 

「束様が特別室でお待ちです。同行者は2名までを許可されています」

 

「わかりました」

 

現在、ここにいるのは、更識姉妹と山田先生の3人だったので、すぐに決まった。

そのまま、クロエに案内され、薄暗い通路を抜けると一つの大きな扉の前まで来る。

 

「こちらです」

 

そして、扉は開かれ、中に入ると一か所だけスポットライトが照らされいた。

スポットライトに向かって歩き出す音が聞こえ、姿を現したのは…………

 

「…………」

 

「束さん…………」

 

篠ノ之束だった。

 

「久しぶりだね、いっくん。そして、ようこそ。私の世界へ」

 

 

◇

 

 

一方、千冬は言うと…………

 

『羅漢萬烈拳(らかんばんれつけん)!!!』

 

千冬の一方的な勝負へとなっていた。

 

『螺旋掌(らせんしょう)』

 

千冬は束を地面に叩き付ける。

 

『&……』

 

それだけでは終わらず、さらに思いっ切り投げ飛ばす。

 

『羅漢大暴投(らかんだいぼうとう)!!』

 

束はそのまま、受け身も取らず受ける。

 

「ふう……見事だよ。予想以上だよ。かなり楽しめたよ。……けど、まあ」

 

千冬はあちらこちら、血を流しながらも喋る。

 

「こりゃやっぱり、私の勝ちでいいか?悪いが、ケリをつけさせてもらうぞ?」

 

だが、束は立ち上がる。

 

「とても残念だよ、ちーちゃん。こんなにも、『楽しい』のに私はあなたを倒さなければいけない」

 

束も血を流しながらも、喋る。

 

「勝負には関係なく」

 

「ほう?」

 

「ちーちゃんは私には『絶対に』勝てない。残念だよ」

 

束は意味不明なことを言い出す。

 

「私がお前に、勝てないだと?」

 

「そう………絶対にね」

 

(束はハッタリを言うタイプではない)

 

「……その『強さ』を『本物』と言っていいのか。それとも、それはただのバグなのか、私にはわからない。だけど…………」

 

束の手元が光りだす。

 

「!?」

 

「私自身は、ちーちゃんの力に敬意を表するよ…………それが幻でも」

 

束の手元には大きな鍵が出現した。

 

(杖……鍵?切り札って訳か。さて、どうす……)

 

束が動きだそうとした瞬間、千冬は先に仕掛けた。

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