Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》   作:ぬっく~

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気分転換で描いてみました。

【挿絵表示】



62話 墓守り人の宮殿

ホテル『テレシア』の事件の後、IS学園では織斑先生と一夏のことで、生徒会室に専用機持ちが集まっていた。

 

「そんな…………織斑先生が…………」

 

中には悲しむ人もいた。

 

「となると、一夏くんは束博士の手に落ちていることになるわね」

 

「はい。しかも、今回は非常にまずいことになっています」

 

そのことで、部屋では緊張に包まれる。

 

「簪様の話では、相手は神の魔法具。『造物主の掟』を所持しているのことです」

 

「造物主の掟……?」

 

生徒会書記の虚が説明する。

 

「この世界の創造主の力を運用出来る究極の魔法具です。その名を『造物主の掟(コード・オブ・ザ・ライフメイカー)』」

 

簪から聞いた情報を話す虚。

 

「『造物主の掟』には大きく三種類あるそうです。まず戦闘用の簡易タイプ、マスターキー。これを持つ者にこの世界の人は敵いません。次に、より高度に模様した、グランドマスターキー。束博士やクロエと呼ばれる者が持っていたものだそうです。最後にグレートグランドマスターキー。そこから、引き出せる力は、この世界の創造主と同じとされています」

 

一旦、話が終わると、専用機持ちは唖然とする。

 

「そんな物を使う相手にどう戦えばいいです」

 

「そうだよ」

 

「神の力では……どうにもできないよ」

 

「手詰まりだな」

 

諦めかけていた時だった。

 

「唯一の突破口はあるわ」

 

そう言い出したのは、簪だった。

 

「どういうことかしら?」

 

楯無は簪に問う。

 

「あくまで、この世界の物はだめだけど、エレンの技術ならそれを無効かされない」

 

簪にはエレンからもらった魔法があった。

 

「なるほどね。なら、全員ここで仮契約をした方がいいわね」

 

専用機持ちは全員、簪の従者として仮契約をする。

 

「さて、次の問題だけど…………」

 

楯無が話そうとした時だった。

 

「大変です!!」

 

山田先生が慌てて入ってきたのだ。

 

「どうしたのですか?山田先生」

 

「すぐに来てください」

 

全員、山田先生の後を追い、アリーナに来る。

 

「これを……」

 

そこに写されていたのは、太平洋の真ん中に浮かぶ城があった。

 

「なんですかこれは……」

 

全員、一瞬、目を奪われる。

 

「墓守り人の宮殿……」

 

「簪ちゃん、あれを知っているの?」

 

簪は束がなにをやろうとしているのかが分かってしまった。

 

「束博士は……この世界を……」

 

「この世界を?」

 

恐る恐る聞く楯無。

 

「書き換えるつもりなのよ」

 

そこで知らされた真実に全員、息を飲む。

 

 

 

 

墓守り人の宮殿内の研究室に束は一人椅子に座って、寝ていた。

 

「束様……」

 

クロエは見守り続ける。

 

「…………私は先に行かせてもらうぞ」

 

マドカは一人何処かへ行く。

 

「……………」

 

マダラは、束の横に立つ。

 

最終決戦まで、あと僅か…………

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