Infinite Stratos ~Pupil to Beni from Ao~《瞳は蒼から紅へ》 作:ぬっく~
始まり
あれから、何年経ったのだろう。
俺と簪は第三形態の副作用で歳をとることができなくなってしまったために、あの日の姿のままだ。
ISには操縦者の生命を回復する力があることは知っていたが、永遠に発動されると、傷をできてもすぐに回復してしまう。
そのことが上層部にばれ、さらに追いかけてくる理由が増えたのだ。
IS学園を卒業して、すぐに旅を始めた。
アメリカ、イギリス、イタリア、中国と。
もちろん、追手を振り切りながらも、旅を続けている。
今は、ドイツに来ている。
もちろん、面倒なことに巻き込まれながらも…………
「いたぞ!」
現在、IS委員会のISたちと鬼ごっこしています。
「たく、しつこいな…………」
俺、織斑一夏と織斑簪、織斑エレンの3人で逃げ回っております。
墓守り人の宮殿から連れて帰った少女には名前がなく、エレンに似ていることから、エレンと名付けた。
簪とは卒業後に結婚しました。
その時にエレンを家族として、受け入れました。
ともあれ、世界はどうも俺達には休暇すらくれないのであった。
「一夏くん。後数分、時間を稼いでくれる」
「了解」
簪は2つの懐中時計を取りだす。
エレンが開発した2つの懐中時計には面白い能力があった。
この時計の能力を知った時は、絶対に使いたいと思った程の宝だった。
懐中時計には『航時機』と『渡界機』と記されていた。
「さて、一丁やりますか!」
一夏は部分展開で夕凪を取り出し、ISに立ち向かう。
『斬岩剣!!』
現在、第4世代の開発に取りかかっている時代に、第7世代を持つ織斑一夏に勝つことはほとんど不可能だった。
その為、敵もバカではないのか。
数で勝負を仕掛けてきたのだ。
ISの弱点の一つである。
シールドエネルギーを0にすること。
こればかりはどうにもできないと相手は考えているが、一夏たちは最小限のエネルギーしか使っていないために、無意味だった。
『百花繚乱!!』
次々とシールドエネルギー切れを起こすIS委員会のIS。
だが、倒してもまた援軍を呼ばれている為、切りがなかった。
「一夏くん、準備できたわ」
ちょうどその時、簪の方では準備が完了したのだ。
「よし、わかった」
一夏はそのまま、簪の元へ向かう。
そして、全員手を繋ぐ。
「あばよ」
両方の懐中時計についているスイッチを押す。
「まちやがれー!!」
一夏たちはその場から、姿を消し、この世界からも姿を消した。
最強と最弱が出会うまで、後少し。
新たる物語がまた始まろうとしていた。
続きは別の所です