ダンジョンに英雄を、伴侶を、名声を、正義を、混沌を。果ては出会いなどを求めるのは間違っている   作:七海香波

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 お待たせしました、作者です。
 今週もお疲れ様でございます。そんな皆様に最新話をご用意して参りましたので、どうぞご賞味ください。
 なお、今回は若干ダイジェスト気味ですがお許しください。
 なんでもはしません。


「――出来なければ貴様らに次の朝食がないまでじゃ」(サラ視点)

 

 クレスとアルフィア――時を超えた血族の邂逅が地下(ダンジョン)にて果たされた、その少し前。

 地上(オラリオ)の側においても、今まさに冒険者たちと悪派閥(イヴィルス)による一大決戦が行われようとしていた。

 人知れず繰り広げられていた『正義』と『悪』の問答にも一つの決着がつき、いよいよ残るは真の強者同士による実力勝負。

 

 その中でクレスの置き土産ことサラにも勿論、大きな役割が与えられていた。

 五つに別れた避難所の一つたる『円形闘技場(アンフィテアトルム)』。

 「その巨大施設を単身(・・)守護せよ」という――誰もが聞く耳を疑うような役目である。

 

「まったく、今時の小人族(パルゥム)らしからぬ大胆さじゃな。往年の騎士団ここに甦れりといった所かの? いずれにせよ、妾も言ったことは守らねばのぅ」

 

 元々「そうしてくれても一向に構わん」とサラが提案していたとは言え、図々しくもその言葉に則って彼女一人に作戦上の『囮』一つを担わせたフィン。

 しかし、彼女はそんな【勇者(ブレイバー)】の提案を大らかに受け入れた。

 そも、自ら吐いた言葉を引っ込めるほど恥知らずではない、と言うのが一つ。

 

 そしてもう一つの理由は――彼女からしてみれば、オラリオの冒険者は肩を並べる仲間に成り得ない足手まといに他ならない。

 邪魔な足枷に気を配る必要がない分、逆に気兼ねなく暴れられるというものだった。

 

「つまりは視界に入る全てが敵と言うことじゃろう? 見敵必殺、生ける者は見つけ次第磔刑に処し、血を最後の一滴まで搾り取ればよいと。ただそれだけの話じゃな――ふははっ、良かろう!」

 

 そう笑いながら依頼を受諾したサラに、フィンはただ一言「任せたよ」と言った。

 一切の余計な要素を省いた、彼女に相応しい申し入れ(オーダー)

 その強者に対する礼儀を弁えた彼の要請に報いるべく、サラはこれまで着用していた酒場の制服を脱ぎ、クレスの手によって持ち込まれていた本気の装備に身を包んでいた。

 

 ――美神に匹敵するとまで謳われる、均整の取れた肢体を余すことなく曝け出す戦装束(バトルドレス)

 ぴっちりと肌に吸い付く漆黒の伸縮布地(タイツ)を基調として、その上に動きを阻害しない程度の小さな金属片を当てた超軽鎧。その上に同じく純黒のヴェールを被ったその姿は、花嫁にも暗殺者にも例えられよう。

 

 なお、効果は『装着者を一時的に『夜の国(ノクス)』と同じ環境下に置く』――すなわち吸血種(パンピエス)たる彼女にレベルにして+2の応援効果(バフ)を付与するというもの。

 もとよりレベル18~19相当の能力値(ステイタス)を誇る彼女は今や、単純化してレベル20(オーバー)の完全体と化している。

 どう考えてもオラリオで振るうには過剰火力(オーバーキル)気味と言えるこの装備を着用することそのものが、フィン(とその手持ちのレシピ)を気に入ったサラの気合の入れようを存分に示している。

 

 至高にして究極。

 闇を纏ったと呼ぶに相応しい今の彼女の凛然とした立ち姿は、まさに夜そのものを支配下に置く女王として君臨していた。

 

 ……ただ、その闘い易さを追求した結果生まれた、煽情的な雰囲気につられる一部の馬鹿(男神)もいて。

 

「うへへ、可愛いねぇサラちゃ~ん! 是非その姿で俺に寝屋でのご奉仕を――」

「やかましい。神ならばこの局面、もうちっと真面目(シリアス)にならんか。邪魔じゃ、退()け」

「もぷっ!!??」

 

 この非常時に構わず、セクハラを働こうとした男神。

 その側頭部を(もちろん手加減込みで)蹴り飛ばし、サラはゴミを見るような眼をくれてやった。

 なお、当神はその視線及び上段後ろ回し蹴りの際に見えた薄っすらとしたとある食い込み(・・・・)に、「ご馳走様ですっ!」などと戯けた台詞を吐いて飛んでいく始末。

 

 そんな煩悩塗れな神の姿を尻目に、彼女はいよいよ開かれた戦場の様子を遠くに見据えた。

 闇派閥(イヴィルス)と冒険者、双方から鬨の声が上がって。

 まずはオラリオの外周を囲う八方の門が全て破壊され、そこからモンスターたちが雪崩れ込み、冒険者たちが応戦を始める。

 

「当然、妾の存在を踏まえた上で作戦を練り直しておるのじゃろう。この数日で無い頭をどのように捻くり回して対策を導き出したのか、見せてもらおうかの。――そら、特別に妾はここにおると教えてやろう♡」

 

 闇派閥(イヴィルス)が考えてきたであろう、盤外戦力(サラ・ブラッドルーラー)対策。

 それを手っ取り早く釣ってしまおうと、敵方に自身の居場所を知らせるべく、サラは己なりの開戦の(ゴング)を景気よく……そして盛大に鳴らすことに決めた。

 つまりは、例の如く。

 開幕即ぶっ放し(ぶっぱ)である。

 

「『終局告げる序曲の音(プレリュード・フィナーレ)』」

 

 手元に呼び出した螺旋描く大血槍を、サラは近くに見えていたオラリオの東門目掛けてブン投げた。

 ギャルルルルッ……チュドッ!!

 大気を突き破る炸裂音と衝撃波――大破壊を撒き散らしながら放たれた、巨槍の投擲。

 それは東門からその先、後方20KM(キロメドル)ほどの大地を軽く抉り飛ばして、そこに完全なる『虚無』を作り出した。

 

 ついでにその場にいた神が運悪く巻き込まれたのか、天へと続く一つの光の御柱がきらきらと立ち昇り始める。

 邪神が送還される哀れなその光景を眺めながら、サラはひょいと円形闘技場(アンフィテアトルム)の外壁の最上部に立って。

 そこへ戻ってきた槍を掴んで手慰みにくるくると振り回しながら、彼ら(悪派閥)に独り問う。

 

「妾を殺せる手段(モノ)が用意できたのか? 食の安寧を侮辱せし愚か者どもめ。精々足掻いて、力を見せよ。ただ雑魚を並べ立てるだけでは役不足ぞ……出来なければ貴様らに次の朝食がないまでじゃ」

 

 開幕早々、敵方の用意していた戦力の八分の一をまるっと全滅させた彼女は薄く笑う。

 それは夜空に三日月が弧を描くかの如く――美しくもまた残酷な、自ら処刑台へ登らんとする彼らへ向けた死刑宣言であった。

 

 

 

 

 

 ……なお、開戦から暫く経ってもサラの下に『悪派閥(ぼく)の考えた最強の対策』というやつが姿を見せる様子は一向にないのであった。

 

「暇じゃのー……おかしくないかのー。なんで妾の下に来るのはお主らのような、本当に頭のない連中ばっかりなんじゃ?」

 

 そう、眠たそうな顔で嘆息するサラ。

 開戦から二時間――その周囲には、数にして三十ほどの悪派閥(イヴィルス)の磔姿が連なっていた。

 他の戦場の規模からしてみれば、あまりに少なすぎる死体の数。

 

「上官の命令にもろくすっぽ従えぬ馬鹿しか来んとは。つまらぬ、あまりにもつまらんのじゃ」

 

 彼女が聞き込みと言う名の拷問を行ったところ、どうやら敵の首魁の一人たるヴァレッタは「どうせ行っても無駄死にだろーが」と、特記戦力たるサラの所に半端な雑魚を送らない方針でいたらしい。

 しかし何処にも上司の命令に従わない半端な反骨心溢れる愚か者はいるもので、そう言った連中がちまちまとやってきては、サラの指の一振りで立ち並ぶ墓標の列に加わるだけ――ぶっちゃけ、他の戦場で繰り広げられる喧騒に比べて彼女の守る『円形闘技場(アンフィテアトルム)』の周りはあまりに退屈で安穏としていた。

 

「積極的に手を出すつもりがないとは言え、こうもガラガラじゃと流石にのー? ぬぅ、こうなると分かっていれば未読のレシピ本の一つや二つでも持ってきておったのじゃが……」

「――サラちゅわ~ん!」

「しつこい、大人しく鳥籠に閉じ籠っておらぬか。武神でもない非力な身で外に出てくるでないわ。それともなんじゃ、こうなればお主を吊るして敵を釣るか?」

「……スミマセンデシター」

 

 こうしてちまちまと様子を見に外へ出てくる神々の相手にも飽きてきた。

 「こうなればちょいと離れた戦場の補助でもしてやろうか」とサラが思ったところで――その鼻がひくりと動く。

 

「……なんじゃこの腐臭? ろくに下処理もしておらん生モノの臭いじゃ。どこかで嗅いだような気もするが、どうにも思い出せん。しかしのぅ、こんなものを堂々と漂わせてこの戦場を闊歩するとはどんな神経をしておるのか……気になるのじゃ。ふむ、ちょっと覗いてみるか」

 

 ――この様子であれば、少しばかり円形闘技場(ここ)を留守にしても構うまい。

 なんとなしに、顔を顰めたサラは異臭の下へとしなやかに跳躍するのだった。

 

 

 

 

 

 オラリオの南方から『ギルド』のお膝元である『中央広場(セントラルパーク)』へ。

 【暴喰】ザルドが、快進撃を行う。

 その先には、見るからに彼を包囲殲滅するための罠である氷の結界が敷かれている。

 そこへわざと誘き寄せられるかのように、ザルドは悠々と堂々と直進する――如何なる謀略が立ち塞がろうと構わず粉砕して自らの道を征く、悪派閥(イヴィルス)らしからぬ『覇者(レベル7)』の正道を見せつけるが如く。

 

 彼の歩みを阻める者は誰一人としていない。

 立ち向かおうとした冒険者の悉くが、彼の振るう強者の『(ステイタス)』によって喰い破られ、無残に散っていく。

 

 ――その『覇者』の『牙』が、不意に停止させられた。

 

「――臭い(・・)。臭過ぎるぞ。お主じゃな? 一夏(ひとなつ)の三角コーナーや排水溝の腐敗臭を凝縮したような死臭の持ち主は。これほどの臭いを平気で撒き散らすとは……いい加減にせんか」

「なんだと? なにを言っている、貴様は……何者だ?」

 

 ザルドは、自らが振り下ろそうとしていた大剣が静止させられていることに兜の下で驚愕する。

 瓦礫の山に埋まった冒険者たちを邪魔だと払い除けようとした彼の剣が、眼前に現れたサラによってその切っ先を摘ままれる形で止められていたからだ。

 

「妾はサラ・ブラッドルーラー。そして貴様は……その頬に伸びる二つ傷の風貌、確かザルドとかいう、フィンの言っておった輩の一人じゃな。なんでも陸の魔獣(ベヒーモス)の毒に侵されておるとか。なるほど道理で、ふむふむ、そういうことかの」

「いきなり現れたかと思えばなんだ、知ったような口を。それよりも、驚いたぞ。『顔無し』が触れていた、こちら側の兵数を一夜にして千名以上削った女。貴様のような冒険者がまだ……いや、違うな。貴様、なんだ(・・・)?」

 

 サラの正体を値踏みしたザルドは訝しむ。

 彼女の身体から漂う、その血の臭いを嗅ぎ慣れ親しんだモンスターの気配と、彼の主神や仲間の冒険者に通じる神気(ファルナ)の雰囲気。本来相反すべき、矛盾したモノが同居しているその様子に、歴戦の英雄であった彼もすぐには『未知』を『既知』に変えられなかった。

 そして、彼が理解を及ばせるより早く、サラは相手方(ザルド)の分析を完了させた。

 

「よぅ分かった。お主さては、ろくに下処理もせぬままあやつの肉を食らったな? ベヒーモス肉の毒は超が三つは連なる劇毒よ、完全解毒せずに頬張ればその身が侵されるも必然……まったく、そんな死に体でよくそう平然と振舞えるものよ」

「っ! 貴様、俺の身体のことを……」

「とりあえず親切な妾はこれをくれてやろう。フィンから聞いておるぞ? お主はあの氷結界の中で猪人(ボアズ)が迎え撃つとな。聞けばなにやら因縁があるようではないか。その戦いの前から死臭を漂わせるのも無粋じゃろうしのー?」

 

 一人納得したように頷きながら、サラは影から引き抜いた一瓶の薬をザルドに装備の上から浴びせた。

 緑の蛍光色に光る怪しげな薬、その効能をザルドが察するより早く――。

 

「そら、せっかくじゃし向こうまで送ってやるのじゃ。くれぐれも舌を噛むでないぞ?」

「なにを――うぉぉぉっ!?」

 

 有無を言わせない流れのまま、サラはザルドの首根っこを引っ掴む。

 そして勢いよく――フィンから彼を誘い込むと予め知らされていた『中央広場(セントラルパーク)』を覆う氷結界のド真ん中目掛けてブン投げた。

 

 ザルドの巨体をものともしないサラの腕力はなんと、地面とほぼ平行に彼を投げ飛ばして……予想よりだいぶ早い、最終決戦地への到着を成し遂げさせたのだった。

 

「待っていたぞ、ザルド。この手で貴様を――何故飛んできた」

「俺が知るか、糞ガキ……!」

 

 どうにもしまらない、『執念』と『失望』の対面。

 着弾の際に巻き上がった土埃の中からむくりと姿を起こしたザルドは、困惑するオッタルを前に「ふざけんな」と、予想できるはずもない理不尽に巻き込まれたことへの怒りを露にする。

 ひとまず剣を構えてらしい(・・・)雰囲気を遅ればせながら作ろうとしたところで、彼はふと気づく。

 

 ――自らの身体を蝕んでいた忌々しいベヒーモスの呪毒による激痛が、ほぼほぼ消え失せていることに。

 

 しかしそちらに考察を深めるよりも、今は目の前の獲物の方がよほど大事だった。

 こちらも気を取り直したと言わんばかりのオッタルが双大剣を構えるのを見て、ザルドは大兜の下で笑みを浮かべ構えを取るのだった。

 ――なにがなんだか分からんが、今日と言う最期の晩餐の日に最上の状態で食卓(戦場)に座れるとは。これこそ神々の思し召しと言うやつか……などと、考えながら。

 

 

 

 

 

 そんな、万全な状態で臨む両雄の様子を確認して、サラは『円形闘技場(アンフィテアトルム)』に戻る。

 そこにはいつの間にか、彼女の対峙すべき敵という奴が姿を現していた。

 

「っと、ようやくお出ましじゃな。対妾専用の切り札(ジョーカー)……ほぅ」

 

 悠然と歩み寄るは、全身の筋肉を大樹の幹のように膨張させた筋骨隆々の獣人。

 その身に纏うは白き拘束衣。しかしそれは今にも内側から張り裂けそうなほどにパツパツになっている。

 そして、力強い心臓の鼓動を離れた距離にまで響かせる男の顔には、種族を示す猫科の耳と髭、鬣――それらの他に、白濁して使い物にならなくなった左目と、紫芋のように変色した皮膚、そしてミミズのように浮かび上がって不気味に脈動する血管という、見るからに悍ましき特徴の数々が浮かんでいた。

 

「素となっているのは獅子人(レオーネ)か。そのただならぬ雰囲気の正体は、科学的(ケミカルチック)で嫌な臭いからして、薬物と暗示による強化じゃな……それもかなり深い(・・)の。そしてその中に幽かなれどしっかと香る、この清廉な気配の主は――精霊か」

『ヴ……ヴヲヲヲヲヲヲオオオオオォォォォォッッッ!!!』

 

 サラの独り言が聞こえたのか、獅子人(レオーネ)だったものが反応を示す。

 涙と涎を撒き散らしながら爆ぜるように咆哮するその姿は、もはやモンスターよりもモンスターらしい魔の者である。

 

 ――それは、ヴァレッタが急遽バスラムに命じて用意させたアパテー・ファミリアの産物だった。

 彼の用意した、特定の魔道具で操作可能な『精霊兵』とは真逆の性質を持つ凶戦士(バーサーカー)

 外部による一切の制御と持続性を放棄した代わりに、通常一振りである『精霊の短剣』を五本刺しにし、更にはそれらを相互に干渉させることで暴走させた、一度解き放たれたならばその場に膨大な破壊を生み出す短期決戦型の『精霊兵』の成り損ない――『精霊凶兵(バジュラビート)』。

 

 レベルにして8は下らない、かつてのゼウスとヘラの栄光に対抗するべく作られた悪派閥(イヴィルス)のとっておきの一つ。

 

 その獰猛な(ケダモノ)を前に、サラの顔には……。

 

「下らん……実に勿体ないことをしてくれるな、悪派閥(イヴィルス)よ。無駄に素材を弄繰り回すことを芸術と勘違いしておる愚か者の顔が目に浮かぶわ――見よ、精霊が啼いておるではないか」

 

 ……冒涜的な改造人間(りょうり)を作った相手に対する、明確な怒りが滲んでいた。

 

「このような暴挙、許してなるものか――ここに妾が、精霊調理(・・・・)の手本というものを見せてくれるわ!」

 




《Tips》
・『奔り穿つ影葬の槍(ゲイ・ボルグ・アシッド)
 超特殊武装(ハイパー・スペリオルズ)《レヴィアタンの厄槍》の不壊属性(デュランダル)、転移魔法【シュレディンガー】の魔力暴発(イグニス・ファトゥス)によるバグ、影の女王の教える「盲点穿ちの秘技」の三条件が揃って初めて為し得る絶技。内訳は以下の通り。

・《レヴィアタンの厄槍》
  迷宮第200層『厄束の死海(カナン)』に住まう海の覇王(リヴァイアサン)の亜種《レヴィアタン》の遺骸より生成された呪槍。モンスターの遺志は死して尚クレスの命を付け狙う妄執となり、「クレスの命を奪うまでは決して折れず、曲がらず、切れ味を鈍らせない」という呪い(カース)となった。それが転じて、「クレスが生きる限り槍もまた壊れない」という特殊な不壊属性(デュランダル)を構成している。
 元ネタは特になし。

・転移魔法【シュレディンガー】のバグ
 魔法をあえて暴発させ、中途半端に転移を失敗させることで、「存在の半分だけを転移させる」現象が生み出される。しかし「元が一つである」以上は最終的により存在率の大きな方へと集約され、その過程で世界の修正力とでも呼ぶべき莫大な力が働くことになる。なお、それを乗りこなせなかった場合は当然死に至る。
 元ネタは『七つの魔剣が支配する』の第二魔剣。縦ロールもまた至高。異論は認める。

・「盲点穿ちの秘技」
 影の国の女王スカサハが弟子に授ける秘技の一つ。敵の片目を覆い隠すことで生まれる盲点に刃を潜らせることで、見えざる死の一撃を放つ。なお原典のスカサハがそんな技を持っているのかは作者は知らない。でも使えても不思議じゃないよね。
 元ネタは『推理の星くん』のラスボスが使ってた技。作者はあれで雷の落ちた距離の計算を覚えたような気がする。
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