転生したら原初でした。   作:ダイヤグラム

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 別作品に浮気中


転生したらしい

 

 

 普通の高校生である、僕、椎名真琴はとても上機嫌だ。待ちに待ったマンガの最新刊。最近ではありふれている異世界転生ものだ。あまり有名じゃないが、それでも面白いから読んでいる。あぁ楽しみだ!!さて、本屋行こーう。

 

 

 それは突然だった。突然鉄パイプが落ちてきた。

ハハハ。最近やっと退院できたのに。重い病気を患っていた。それも治して、やっと退院したのに。高校受験も頑張った。病気で行けなかった間もなんとか勉強して、医者になろうとしていたのに。死んだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うーんあれ?」

 ここどこ?真っ暗なんだけど。死んでない?生きてる?ここは、病院?実は生き延びた?

 

 

 

 

     ズドーン

 

 

 

 

 あっ。ダメだー。魔法打ち合ってる。カラフルな髪をした男女が戦っている。よし、これは夢だ。幻覚だ。

 

 あれっ?こっちに魔法打とうとしてるやついない?あの紫髪やろうとしてる。ヤバい。どうしよどうしよ。あ~死ぬ。

 

 「死んじゃえー!!」

 

 あーもう無理。目閉じよ。

 

 

 

 

 なんともないじゃん。大丈夫じゃん。よし、逃げよ。あんなところにいたら、夢の中とはいえ嫌だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もし、ここが異世界ならやっぱり鑑定スキルだよね。

僕がスキルを持ってるのかのかよく分からないけどな。

 

 「よーし、『鑑定』!!」

 

 

 名前:無し

 種族:悪魔族(デーモン) 原初の灰(グレイ)

 ユニークスキル:『消去者』(ケシサルモノ)『明晰者』(カシコイモノ)『病弱者』(ヨワルモノ)

 エクストラスキル:『原子操作』 『超速再生』

『魔力感知』『身体強化』『多重結界』『分身体』

 耐性:『痛覚無効』『熱変動無効』『物理攻撃耐性』

『自然影響耐性』

 

 

 強いんじゃなーい!!不安なやつがいるが……。また病に悩まされるのか?それは置いといて。まぁ、人外っぽいね。悪魔か。ヤバい厨ニ心くすぐられる。原初の灰はよく分からないけど。かっこいい。これなら勝てるか?あの紫にも。

いやまて、あのときとなんも変わってないんだから勝てるわけない。強くなってぎゃふんと言わせてやる。戦わずに済むなら戦わないよ……。平和主義者だからね。ハハハ。強くなんないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれから何年経ったかな?白いのと黄色いのと紫色のが襲撃してきた。はぁ?やめてくれません?

 

 「久々だね?原初の灰(グレイ)。」

 

 「お茶でもしに来たんですか?」

 

 「ねぇー。今のボクのこと煽ってる?」

 

 「そうだぞ。面白いやつがいると聞いて来てみればまさか煽られるとは。」

 

 「うふふ。なめられるのは趣味じゃないの。」

 

 あっ。オワタ。同格が3人も目の前居て、僕のことを殺そうとしてる。嫌だ。まだ死にたくない。今からでも逃げれば。逃げ切れる?嫌だ嫌だ嫌だ。まだ死にたくない。………戦うしかないか。そうだ。なんのための修行だった?生き残るためだろ?自分の力で。自分の道を切り開く!!

 

 そして僕は軽くファイティングポーズを取る。

 

 「どこからでも掛かってこい!!」

 

 「えへへ。それじゃあいっくよ~。」

 

 いつの間にか後ろから蹴りが来る。それを紙一重でかわし、白の鞭も躱していく。黄色は、魔法しか使ってこない。しかも派手なやつだ。……金髪に派手な魔法好き、なんかいなかったっけ?まぁいい。魔法に関しては、ユニークスキル『消去者』(ケシサルモノ)の能力により、ダメージをなくすことができる。しかも、この三人連携が拙い。隙だらけだ。何処から崩そうか?黄色は後でいい。前線はってる紫か白だな。よし、とっておきの魔法を見せてあげる。

 

 「くらえ!!虚無消失獄(ニヒリスティックバニッシュ)!!」

 

 3人は、対応できずに消し飛んだ。……勝ったのは、僕だ!!ふふふ。多分だけど、あそこにいた黒と赤は

絶対ヤバイ。あっても逃げる。絶対に。これで安泰だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 とある竜が封印されていた森にて。灰色のボブカットの髪。シャツにパーカーを羽織っただけの少年が歩いていた。

 

 

 

 いやー。豚頭帝(オークロード)復活でさ、こーんなとーいところ活かせるかね?これでも聖騎士団副団長なんだよ?みんなボクのこと嫌いすぎない?はー。悲しい。ボクだって傷つくよー。それにさー、ずっと見られてんの。視線感じるの。無視無視。あっ。町がある。休んでこー。あれ、緑色の肌の人が居るなー。ゴブリンか。いや、上位種か。魔物の町ね。いいんじゃない。別にどうでもいいし。と、後ろに気配が。

 

 「貴様何のようだ。」

 鬼人か。青髪の鬼人。

 「いやー。宿とかないかなって。」

 

 「少し待っていろ。」

 

 ?なんで?町なんだから入ってよくない?入国審査?

ならこの森入った時点でやってよ。そんなどうでもいいことを考えていると、青銀髪の少女が歩いてくる。うーん、今まで見てきた中でも少し異質だな。魔素量からするに魔王種かな?いや、そこまでは行ってないな。いやでも、異質過ぎる。どこかに膨大な魔素の塊を隠し持っているかのように、違和感を感じる。何より、この町に居るやつ全員名前持ち(ネームド)だ。目の前の少女。いや、スライムは何かがおかしい。

 

 「お前が宿を探してる人間か?今、大きな問題起きてるから帰ったほうがいいぞ?」

 

 「豚頭帝(オークロード)でしょ?そいつ倒しに来たの。」

 

 「え……。何処からどう見てもただの人間なのに?」

 

 「そりゃ、強いからね。僕。」

 うーん。解析鑑定されてるね。抵抗しとこ。

 

 「…わかった。宿は無いが、空いてる家で過ごしてくれ。それぐらいのもてなしならできる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 豚頭帝(オークロード)の対策会議を開いていたら、ソウエイが慌てて外に出ていった。数分後戻ってきたとき、宿を探してる人間がいると言った。こんなときに来るとは、不運な人間だ。

 

 「よし、俺が行く。その間、皆で話し合っていてくれ。」

 

そこにいたのは、灰色の髪のボブカットにパーカーを羽織った美形の少年がいた。いわゆる美少年ってやつだ。羨ましいな。ああいうやつがモテんだろうな。まぁ、妬んでなんていないですし?前世の俺もイケメンだったし?今の俺もシズさんをベースにしてるから超絶美少女だからね?いや、何考えてんだ…。

 

 「お前が宿を探してる人間か?今大きな問題が起きているから帰ったほうがいいぞ?」

  

 「豚頭帝(オークロード)でしょ?そいつ倒しに来たの。」

 

 「え……。どこからどう見てもただの人間なのに?」

 正直勝てるようにはみえないんだよな。よし。

『大賢者』解析鑑定!!

 「そりゃ、強いからね。僕。」

 『解。測定不能。妨害されました。』

 え?『大賢者』でもわからないのか。まじで強いのかこいつ。とりあえず様子見だな。

 

 「…わかった。宿はないが、空いてる家で過ごしてくれ。それぐらいのもてなしならできる。」

 

 「本当に?ありがとう。これで野宿は回避できそうだ。」

 

 「そういえば、お前の名前きいてなかったな。なんていうんだ?」

 

 「ボク?ボクの名前は、シイナ•マコト。聖騎士団副団長をやってるよ。よろしくね。」

 

 この世界に人間がいるのは知っていたが、まさか聖騎士団なんてのもあるなんてな。俺の村、壊滅させられたりしない?大丈夫かなこれ?

 

 





 完結させられるかな?意図的に時間を飛び飛びに書いてます。
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