GXの世界に転生したけど取り敢えず卒業したい   作:エムリット

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多数のお気に入り有難う御座います。 今回は試しにTFからゲスト感覚で登場してもらいました。 皆様の印象と違っていたら申し訳ありませんm(_ _)m


Turn6(vs???・デュエル無)

 

 月一の試験から数日が経った。 当初は荒れていたものの、何とか翔君達を宥めて下火になりつつある。 代わりにと言っては何だけど最近では『1年生の間で誰が最強なの??』と言った話題が出始めている…。

 

 

入学試験でクロノス先生を倒した遊城十代君。

オベリスクブルーの女王こと天上院明日香さん。

名家出身で実力も兼ねている万丈目準君。

筆記試験トップでラーイエローの三沢大地君。

 

 

 …オマケで私と言うね。他にも強い人は沢山いるけど十代君が明日香さんを倒し、私が十代君に勝って、明日香さんが私に勝ったと言う(ある意味では)三角関係な事情も加わり??各々が華を咲かせている。

 

 

 間違いなく私が最弱なんだけどね(白目)。 まぁ世界は変われど皆ランキングとか、流行りの話題には敏感なんじゃないかな?? 娯楽がデュエルと黄金パンくらいしかないデュエルアカデミアであれば尚更だよね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして今の私が何をしているのかと言えば…。

 

 

「やぁ白崎君、こんな所で会うなんて奇遇だね。」

 

 

 未来のサンダーこと万丈目君に捕まってる所…。険悪な空気より良いかもだけど??すんごいキラキラしてる笑顔なだけに胡散臭さが半端ないと言うか……。

 

 

「えっと…? 確かオベリスクブルーの万丈目さん「『さん』だ!!」………えっ?」

 

「ん? あぁ、すまない。 最近妙な癖が付いていてね…。」

 

 

 初対面の人を呼び捨てにする気は無いからね?? 本人からの了承がない限りは『さん』付けで呼んでるからね…?

 

 

「そ、そうでしたか…。 それで……本日は、どういったご要件でしょうか??」

 

「なぁ〜に…。 性別の違いはあれどオベリスクブルー、同じエリート同士。ぜひ交流を深めたいと思ってね。」

 

 

 いやいやいや! 万丈目君と同じく中等部出身の明日香さんだったら兎も角、編入組の私に絡む理由なんてレアカードとかだよね?? キラキラが増している分、怪しすぎる!

 

 

「オベリスクブルーと言っても私は途中からの編入組ですし? カイザーや明日香さんと並んでデュエルアカデミア・トップクラスの実力を持たれる万丈目さんとは不釣り合いな気がするのですが……。」

 

「そうだろう、そうだろう!! 何だ意外と物分りが…じゃないっ!! 僕は小さな事を気にしない人間だからね。」

 

 

 ……ココまで分かりやすい人も珍しいと言うか、詐欺に引っ掛からないか逆に心配になるよ!? う〜ん、下手な理由をつけても付いて来そうだし?? どうしたモノか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら…。 誰かと思えば…この間のボウヤじゃない。 女子寮に何の用事かしら??」

 

 

 対応に悩んでいると何か……えらく声に艶のある、独特な喋り方をする女の子(いや女性と言った方が良いのかな?)が色っぽい仕草で歩いてきた…。

 

 

「きっ……キサマはっ!! な、なんでキサマがココにーー…!!」

 

 

 万丈目君、早くも素が出てるよ?? ツインテールにした紫色の髪、明日香さんに負けず劣らずのプロポーションの持ち主と言えば……『あの人』しかいないよね??

 

 

「うふふっ…。 変な事を聞くのね、ボ・ウ・ヤ…? 女子生徒の私が女子寮にいて、何か問題でもあるかしら??」

 

「ンひぃッ…!!」

 

 

 そして距離も近かった。 耳元で『ふぅ〜…。』と息をかけながら人差し指でお尻の形を撫でられる度にビクビクと体を反応させる万丈目君…。

 

 …取り敢えず私はおジャマみたいだし?? 十代君達の所へ行こうか、そうしよう(使命感)。

 

 

「おっ……オレはコイツに用があって来たんだ!! 貴様なんぞお呼びでは無いっ!!」

 

 

 万丈目君、私を巻き込まないで(泣)。 藤原さんが誇る破壊力抜群の兵器に窒息させられてる光景を見せつけられても気まずいんだけど……。

 

 

「あらぁ〜? 躾が足りなかったのかしら、ボ・ウ・ヤ? それとも……また可愛がって欲しいのかしら?」

 

「うぐっ…!」

 

 

 万丈目君の顎を『クイッ!!』と上げて、余裕たっぷりに話す様は凄く絵になってるんだけど……。わたし、要らなくない?

 

 

「いいわぁ〜。 その反抗的な眼、とっっっっても可愛らしいわぁ…。 その眼が、どんな風に変わって行くのか……。

 

 

 

 うふふっ…、ゾクゾクしてきちゃう……!」

 

 

 ……うん、万丈目君には悪いけど?? 退場しよう、そうしよう…。 二人っきりの時間は大切だしね??

 

 

「きっ……貴様は必ず、この万丈目さんが倒してみせる!! それまで精々、胡座をかいていろっっ!!」

 

 

 万丈目君、涙を『M』の字に流しながら行っちゃったよ…。ホント何されたのやら…。

 

 

「あ、え〜…っと?? 1年の白崎優香と言います。 まずは助けて頂き、誠に有難う御座います…。」

 

 

 取り敢えず助けて貰ったわけだし?? お礼は伝えておかないとね…。

 

 

「うふふっ…。 さっきのボウヤと違って礼儀正しい…、とってもイイ子ねぇ? …でも敬語は要らないのよ? 私も貴女と同じ、1年生なんだから…。」

 

 

 『詐欺だ!』と心の中でツッコミを入れる…。 明日香さんの時もそうだったけど上級生にしか見えないよ??!

 

 

「私は藤原雪乃って言うの…。 明日香と仲良くしてくれてるみたいで嬉しいわ。」

 

 

 …そして気付けば万丈目君と同じく、腰に手を回されて顎を持ち上げられていた。 顔は笑っているんだけど……何だか瞳の奥でヤバいもんが……??

 

 

「うふふっ…。 貴女の事は、ちゃんと知ってるわ。 噂話でしか無かった『征竜』に魅入られた可愛い子…。 明日香だけじゃ無く、私とも仲良くして欲しいわぁ。」

 

「ひいいいぃぃぃっ! ……いきなり……なにをっ!!」

 

 

 人の背中で遊ぶのは止めて下さい。 本当は万丈目君みたいにトンズラしたいけど……この人の場合、本能的に逆らっちゃいけないとか?? そんなふうに思わせるカリスマ(?)があるもんだから…。

 

 

「思っていた以上に大人しいのね…? うふふっ…、素直な子は好きよ? 良い子にしていれば、ちゃんと、ご褒美もア・ゲ・ル。」

 

「…ッ! …ちょっ、…ほっホントに、やめっ!!」

 

 

 …なっ、何で背中を撫でられてるだけなのにビリビリ来るの??!身体中の力がドンドン抜けて振りほどけないって…

 

 

「………本当に、止めて欲しいの? 貴女の身体は『もっとシテ欲しい』って言ってるわよ?」

 

「そっ、そんな事あるわけ…っ!」

 

「私も、貴女も……同じ女の子なの。 私の指で喜んでいる事くらい…丸分かりよ?? そ・れ・と・も もっとイケない事ーーーーー………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゆううううううううううぅぅぅぅぅきいいいいいいいいいいいいいぃぃぃのおおおおおおおおおおっっっっっっっ!!!!!」

 

 

 いきなり明日香さんの声と?? 『ドゴーン!』なんて音が聞こえたと思ったらヘナヘナと地面に崩れ落ちてた…。 あ、あれ?? おかしぃ、何か立てない…。

 

 

「大丈夫だった優香?! 何もされてない!? ちょっ、口から魂が抜けてきてるじゃない!! 戻しなさいっ!!」

 

「むぐっ!!!?」

 

 

 デュエリストって素手で魂掴めるもんなの?? とっ、とにかく深呼吸して〜……っと。

 

 

「あら? 明日香じゃない…。 レッドのボウヤと一緒じゃなくて良かったのかしら??」

 

「嫌な予感がしたから慌てて戻って来たのよっ!! それで雪乃…。 一体全体どういう状況でこうなったの??」

 

 

 明日香さんの絶対零度とも言える笑みを涼し気に…余裕たっぷりに受け流す藤原さん。 私?? 隅っこで縮こまってるけど…

 

 

「ふふっ、その子が万丈目のボウヤに絡まれて困っていたように見えたから…。 ちょっとだけ、助けてあげたの。」

 

「……優香は思いっきり、『貴女』に怯えていたように見えたけど??」

 

「あぁ……。 その子を見てると…思わず遊んであげたくなっちゃったの。 実際、凄く私好みの……ソソる顔だったわ。」

 

 

 凄く綺麗な笑い方で、サラリとトンでもねぇ事を言い切っちゃったよ。 いや獲物を見る眼でコッチを見るのは止めて下さい、舌舐めずりも勘弁して欲しいです……。

 

 

「まっっっったく貴女って人は……。 それで?? 万丈目君の名前が出てたけど、優香は知ってるの??」

 

「……ぃ…、ぃぇ……今日が初対面です(涙目)。」

 

「万丈目君にも気を付けといた方がいいわ。 絶対ロクなこと考えてないから……。 さっ、雪乃も気が済んだでしょ? 行きましょ、優香。」

 

 

 言い終わるなり明日香さんは私の手を『ガシッ!』と掴んで歩き始める。 女の子の手って男だった時は柔らかいとか、守ってあげたいとかだったけど?? 明日香さんの手は凄く頼りになる…。

 

 

 

 

 

ーーーーガシッ!!!ーーーー

 

 

 

「………。」(笑顔)

 

「………。」(凄く良い笑顔)

 

「………。」(死んだ目)

 

 

 上から藤原さん、明日香さん、そして私なんだけど……何この絵図。 藤原さんが背後から私のお腹に両手を回してがっちりホールド…。 二人とも笑顔なのに、威圧が凄い。

 

 

「………雪乃?」

 

「ふふっ…。 せっかちな子はダ・メ・よ。 私だって、この子に用があって来たんだから……ねっ?」

 

「因みに……どういった御要件ですかね??」

 

 

 少なくとも2人の板挟み……間接的に威圧を受けてる身としては早く抜け出したい。 寧ろ今すぐ誰かに変わって欲しい

 

 

「簡単な事よ。 私とも、シテ欲しいのっ。」

 

「何をっっっ!!!!?」

 

「あら? ちゃんと言って欲しいのかしら〜? うふふ… 私と、二人っきりで………

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……デュエル、しない??」

 

「「言い方っっ!!」」

 

 

 明日香さんとハモったけど取り敢えず何かで誤魔化したい。 揉め事とか緊迫した場面は昔からホント苦手……。

 

 

「別に良いじゃない…。 私だって征竜と戦ってみたいんだから。」

 

 

 私のデッキの中核を担うのは征竜じゃなくてプチリュウなんだけど……。いや活躍させてあげられてない点については私の実力不足だけど

 

 

「それで、どうかしら? 私と一緒に……デュエル、シテくれるかしら?」

 

「わっ…、私で良ければ……。」

 

 

 口調は優しいけど何でだろうね??『断っても逃さんぞ』なんて言われてる気がするのは…。

 

 

「うふふ、決まりね。 それじゃ昼食が終わって、一息ついたら始めましょうか………。 あっ、因みにだけど…」

 

 

 私の耳元で、明日香さんには聞こえないよう小声で…。

 

 

「もし貴女が負けた時は、私の……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………ド・レ・イ、だからね??」

 

 

 あれ? このデュエル、何が何でも勝たないと私の人権が消滅するヤツ??




本当はアンケート等で皆様のご意見を聞きたいのですが、やり方が分からないので今暫くお待ち下さいm(_ _)m

登場・再登場させたいTFのキャラはいますか?

  • 藤原雪乃
  • 宮田ゆま
  • 堂本工事
  • コナミ君
  • 要らない
  • その他(DM等で教えて下さい)
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