GXの世界に転生したけど取り敢えず卒業したい 作:エムリット
「終焉の覇王デミスとクインテット・マジシャンでダイレクトアタック!!」
「きゃあああああー!!」
優香:LP4000→0
「うふふっ…。 駆け引きは私の勝ちよ。」
「そ、そんなぁ…(泣)。 ひぅ!! い、いいいいいきなりドコを触ってーー!!」
デュエルが終わるなり藤原さんが背後から双丘を鷲掴みにして来たんだけど……。 いやいや、ほっ…本気で待って!!広場には沢山の人がッーー!!
「…薄々だったけど? やっぱりサイズが合ってないわねぇ?? ダメよ、ちゃんと…大事にしないと。」
「んっ…、くぅ…! ふ、藤原さ……、ぁっ…此処、じゃ!」
「あらっ? 二人っきりならイイのかしらっ??」
男子達が外人の4コマみたいな事になってるけど、とにかく離れないと…。 あっ…藤原さん何だか凄く良い香り……。
「ゆうううぅぅぅ、きぃいいいいい、のおおぉおおお!!」
「おわああぁ!!?」
「うふふっ…、追いつかれちゃった。 けど少し遅かったみたいねぇ?」
駆け付けてくれた明日香さんがデュエルディスクを構えて立ち塞がる。 助けに来てくれた姿は凄く頼もしく思える、元男としては情けないんだけど……。
「コレ以上の横暴は私が許さないわっ!!」
「うふふっ…。 ホント勇ましい子ね。 折角だからコッチで…シてあげる。」
そう言って藤原さんはさっきまで私と戦っていたデッキから何枚かカードを引き抜き、別のデッキへとセットした…。
…あ、あれ? もしかして私……手加減されてた??
ーー……ガシッ!!
「…………。」
何か、いきなり両脇を枕田さんと浜口さんに押さえ付けられた。 えっ? どういう事??
「ゴメン、優香…。」
「藤原さんの言いつけですわぁ…。」
あぁ〜、逃がすなとか…そういう感じ?? 遠くなっていくサイバーエンジェルvsデミスを尻目にズルズルと引き摺られて行った。
………………………
………………
………
「ひゃぁっ! ふ、藤原さん…、くすぐったいですよぉ…。」
「どうして? 今の貴女、とっても可愛らしくて素敵よ?」
藤原さんの部屋に連行された私は全ての衣服を剥ぎ取られ着せ替え人形と化してる。目の前でサイズを測られた時は凄く気まずかったけど大人の…プロの人達を呼んでくれたのか仕事が早かった。
「それにしても綺麗な肌…、ずっと触っていたいくらいね」
「はぁ…んッ……! そ、ソレは許しー…!!」
わざわざ用意してくれたのは嬉しいんだけど下着姿なもんだから…。 その…、後ろからお腹に手を回して優しく撫でられると不思議な気持ちになる。 自分以外の手が素肌に触れられた時って、こういう感じなんだ??
「ふふっ…。 折角だから……ちゃんと、見せてくれるかしら?」
「……ふぇ?? ………あっ。」
『ぽすん』とソファーに座る藤原さんの膝の上に乗せられていた。 お互いの顔が至近距離で向き合う体勢、コチラに向けて優雅に微笑む藤原さんに心臓が高鳴る。
お、おかしぃ…。 女の子が同性となって以来、『そういった感情』は無くなったと思っていたのに……。
「まるで……本当に『イケない事』してるみたいねぇ?」
「ちょ、ちょっと……ふ、ふじわら…さんっ!」
背中と太ももの裏側を撫でられながら耳元で優しく囁かれる度に『ビリビリ』とした電気のような感触が走り、体中の力が抜けていく…。
「うふふっ…。 なぁ〜〜に??」
体勢を維持するのも辛くて、倒れかかってしまうけど藤原さんは嫌な顔1つしないで抱きとめてくれる…。
下腹部から肋骨に……ゆっくりと、私の膨らみの方へと上がっていきピタリと止まる…。 呼吸が荒くなり、頭はボゥ〜っとして、身体は『びくびく』と反応し続けていて……。
「ねぇ優香…。 もっと……欲しい??」
「はふっ…、はぁ…。 わ…、わたしは……。」
頭の中に藤原さんの声が染み込んでいく…。 膨らみに触れられても嫌じゃない。 寧ろ心地良くて……もっと…
「うふふっ…。 怖がる必要なんて無いわ。 たくさん可愛がってあげる。 貴女がシテ欲しい事も、欲しい言葉だって好きなだけ、いっぱいアゲル。 だから…」
「そ こ ま で よッ!!」
「優香! 大丈夫k……おわああああああぁぁぁ!!!」
「ア、アニキ!? いったい何g…ぐッッッはあああああァァァ!!!!」
「………へっ? ぁ……、きゃああああー! じゅ、十代君! お願いだから…み、見ないでええぇぇえええッ!!」
明日香さんの声でボゥ〜っとしていた頭が急激に冷めていく。 そして乱入して来たのは良いものの慌てふためく十代君と鼻血を吹き出して撃沈する翔君、一瞬でカオスな光景になってしまった……。
「あら残念。 続きは『今夜』になりそうね?」
耳元でボソッと囁かれて思わず『ビクッ!!』と反応しちゃったけど目の前でメラメラと炎を燃やす明日香さんのお陰でクールダウン出来た。 出来たんだけど……
「………どうやら全く懲りていないみたいね??」
怒りのままにデュエルディスクをセットする明日香さん。 私に向けられた訳でも無いのに身体が勝手にガタガタ震えるのが止まらない。 全く動揺してない藤原さんも凄いけど…
「あんなにシタのに、まだ足りないのねぇ?? ふふっ…、明日香の… よ・く・ば・り・さん。」
ー…………ブチッ!!!!!
………何かが切れる音がした。 同時に室内の気温が一気に氷点下となり、全員の視線が明日香さんの方へ……
「…………………雪乃。
覚 悟 は い い か し ら ??」
いやいやいや待って! お願いだから明日香さん待って!!! 怖い怖い怖い怖い!! マリクさん超えちゃってるよ、私どころか十代君まで涙目になってるよ!!?
「あらあら…。 折角の可愛い顔が台無しよ?? それじゃ優香、貴女は今夜……私の所へ来てね。」
綺麗なウィンクだったけど……何で平気なの?? と、取り敢えず服着ないと………。
………………………
………………
………
「…………(どうしよ。)」
夜も更けて、静まり返った女子寮は普段と違った雰囲気がある。 慣れた筈の廊下も薄暗く、月明かりのみが頼りだ。
……足取りが重い、呼吸だって荒い。 そもそも何故私はこんな時間に……? 藤原さんに言われたから?? だからってバカ正直に行く必要なんて……。
(何だか…、ずっと藤原さんの手に触れられてるみたい…。)
身体が熱い…。 今日は1日、ずっとソワソワして全く集中出来なかった。 事ある毎に思い出していたのは藤原さんの手と『あの言葉』。
……私が欲しい言葉って何だろう? いまさら何が欲しい? 必要な資格を取って、就職して、お見合いで結婚して……生活の為に生きていくだけ…。
前世と何も変わらない。 住んでる世界と、性別が変わっただけで結局……何も変われなかった私。 そんな私が欲しいモノなんて……。
「……みぃ〜つけた!」
「きゃ! ……ふ、藤原さん??!」
聞き覚えのある声と、軽い衝撃がしたと思ったら……背後から私の膨らみを鷲掴みにされる。 あっ…、あれ?? 変だな……、さっきまでソワソワしてたのに…。
「ちゃんと着けてくれてるみたいね…。 苦しくない??」
「そ、その節は……助かり………ひんッ!」
藤原さんの手が私に触れている。 そう思うと何だか凄く安心して自然と身体を預けてしまう…。 藤原さんは嫌な顔1つせずに膨らみと、太ももの内側を優しく撫でてくれる…。
触れられる度に…お腹の奥がドンドン切なくなって、この時が…ずっと続けば良いのにとさえーー…
「さぁ行きましょうか。 最高の夜にしてアゲル……。」
「はっ、はぃ……。 ……宜しく、お願いします。」
今の自分がどんな顔をしているのかさえ分からない。 ただ藤原さんの吸い込まれそうな瞳を見ていると、私の悩みなんかどうでも良くなって……代わりに頭の中に染み込んで来るのは『一緒に居たい』という思いだけ……。
「緊張しなくてもいいわ。 貴女にも…ちゃんと『付けて』あげるわ…。」
「……ッ!」
耳元で囁かれた言葉に胸が高鳴る。 きっと私はもう逃げられない。 だって、この人が私のーー……。
後編については悩んでいるのでアンケートに乗せます。良ければご協力下さいm(_ _)m