食用スライムだけど生き延びたいっ!   作:貝がら

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十九日目②

「…うむむ。これは魅力的…だけど」チラッ

「でも…私だけの判断じゃ」チラッ

「でも絶対に欲しい…でも危険が」チラッチラッ

 

明らかに手紙を見てから様子がおかしい。手紙と僕の顔をチラチラと見比べている。仕方がない…話しかけて欲しそうだし話しかけよう。

 

「ドウシタノシショー」「実は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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要約すると近くの街で大会が行われるらしい。でもそれが普通の大会じゃなくてテイムモンスターの一位を決める大会でモンスターを所有している人達にあの手紙が届く事になっている。

 

肝心な師匠の様子がおかしいのはこの大会の優勝賞品のせいらしくて…

 

魔法付与&自動操作の杖(マジックエンチャントオートオペレーション)…魔法使いや魔女なら涎が止まらないお宝」

師匠が興奮してた。確かに凄そうだでもそこでふと思った。師匠が魔法を使った所はあまり見た事ない…なら別にいらないのでは?

 

「いる…私は怠惰の魔女とか言われてるけど一応魔女。現状杖が無くても少しの魔法は使えるし今までは出番が無かっただけでこれから必要になるかもしれない。武器はあった方が良い」

 

成程…「ワカッタ」「本当に出てくれるの?」それに頷くと師匠はとても嬉しそうだった。多分

 

「大会の開催日は明日…色々手続きやエントリーしないといけないみたいだし…早めに見ときたいからもう行こう」そう言って師匠は用意していた荷物を背負った。僕の体を掴むと…

 

『"瞬間移動"(テレポーテーション)

 

瞬間見慣れた景色はぐにゃりと歪み姿を眩ました。

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「着いた。ココが魔物と獣人の楽園と噂の街モンスティア」

 

へぇ…地面に降りるとレンガみたいだ。痛い…周りを見ると一番先に視界に入って来たのは尻尾…ケモ耳。猫では無いけどあのフワフワな尻尾がゆらゆらしてるのを見てると掴みたくなるのはどうしてだろう…

 

「観光は後で…まずはこの手紙の送り主。領主のケモマニアさんに挨拶しに行かないと」所で場所は何処なんだろ

 

「…。街の領主の家なら街の人は誰でも知ってる筈」

 

その後通行人に尋ねて場所を教えて貰って行った所。ケモ耳メイドさんによると今は出かけてるとの事。まあ話は通しておくって言う事と帰ってくる時間を教えて貰ったので後で行く事になった。

 

「時間が余っちゃった。どうしようか…」「カンコウハ?」「…そうだね折角来たんだから色々見てみよう」

 

それから色々な店を見て時間を潰した。何処の店も商品の種類が多くどれもとても目を惹かれた。屋台で異世界の定番モンスターの串焼きを食べた。味付けは塩だけだったけど野生味が良いアクセントになって全然気にならなかった。

 

「そろそろ行こうスラもっち」そしてまた戻って来た目の前の建物は小さな城の様で普通の家の二個分はありそうだ。先程のメイドさんが出てきて僕達を領主さんのいる部屋まで案内してくれた。




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